先日,旧蹟Inglenookを取り戻し,マルゴーのワインメーカーをスタッフに迎えたコッポラですが,今度は新Inglenookのワインを50年前の旧Inglenookの時代のスタイルに戻すと表明しています(Francis Ford Coppola to return Inglenook to 'lower alcohol')。

アルコール度を低く,よりフレッシュでバランスを重視して,タンニンを抑え,樽のフレーバーも少なくするといのが,その方向性。一方で畑の灌漑も減らしていくとしています。

気温の上がりがちなナパでバランスが取れたワインを低いアルコール度で,しかも灌漑も少なくして実現するというのは,かなり難しいこと。気持ちは分かるのですが本末転倒に流れないことを期待します。