カリフォルニアのワイナリ、特にシャルドネやピノ・ノワールを作るところが、以前よりもバランス志向を強めているという話が出ていました(Richard Jennings: California Wine Gets More Diverse: The Balance Movement)。

サンフランシスコでは3月にIn Pursuit of Balanceといイベントまで開かれたそうです。

これまでもCalera、Arcdian、Mount Edenなど、一部のワイナリはバランスを重視してきましたが、その動きが広がっているとのこと。ワイン作りにはさまざまなパラメーターがありますが、例えばピノ・ノワールでDijonクローンが増えていることなどが、バランス重視の動きに呼応しているようです。

昨年、このブログでも、最近のカリフォルニアのシャルドネで美味しい物が増えていると書きましたが、それもこの動きと関係していそうです。