先月からランニングを始めたばかりの初心者ですが、この冬にはまずはハーフマラソン、来年にはフルマラソンに挑戦したいと思っています。ということで、ランニングの本を一冊読んでみようと買った本です。

本書の主なターゲットは、フルマラソンを走ったことがあるけれど、最後の方は歩いてしまったような人。ハーフも走っていない私は門外漢というところではありますが、いろいろ参考にはなりました。

まず、レースに参加する人には「前半突っ込み型」「後半ベースアップ型」「一定ペース型」の3タイプがあり、後半型をめざしましょう(一定ペース型は後半型の副産物だそうです)とのこと。これを読んでいなければ、間違いなく自分は前半突っ込んで後半ばててしまうタイプでしょう。

LSD(long slow distance)と呼ばれる練習が必要なことも初めて知りました。ゆっくり長く走るトレーニングです。フルマラソンで4時間切り(サブ4)を目指すなら1km7分で20kmをいつれも楽に走れるようにする必要があるとのこと。フルで記録を出すには、練習時間が相当必要なことも分かりました。最初は週末練習の半分以上はこれに割くべきとのことです。

レーステクニック実践編は、レースにまだ出たことがない自分にとってはかなり参考になりました。例えばマラソンのときには補給食としてエネルギー補給ゼリー(ウィダーインゼリーなどのことでしょう)を3~4個携帯する必要があるとか。

取り敢えずこの週末は第一歩として約10km走りました。1km6分ほどだったのでLSDになっているのかどうか分かりませんが、息は上がらない程度の速度です。

本当はフォームなどどこかでちゃんと見てもらうといいと思うのですが、なかなかそこまでは難しいですね。ちょっとずつ頑張って行きたいと思います。