シャンパーニュの製法の中で、二次発酵後に瓶内のオリを取り除く作業をデゴルジュマンといいます。これが製法の最終段階です。この後の熟成については諸説あるのですが、5段階に分けた興味深い記事がありました(Discovering the Effects of Post-Disgorgement Maturation | Enobytes)。

この記事の著者はブルーノ・パイヤール、ピエール・ジモネといったシャンパーニュのプロデューサーを訪れたことから熟成についてより考えるようになったとのことです。

5段階の最初の6カ月ではフレッシュな柑橘系の味わいが中心となり、それから3年半はバラなどの花の香りが中心的になります。

4年から7年の第3段階では、色がだんだん濃くなっていき、スパイスやはちみつ、アーモンド、ヘーゼルナッツといった味わいが出てきます。

8年から10年ではトーストやオレンジ・マーマレードの味わいが中心になってきます。

最後の10年以上の段階ではジンジャーブレッドやロースト、はちみつなどのニュアンスが出てくるそうです。

家にある一番古いスパークリングワインは1991年のもの。同じように熟成しているとしたら最後の段階に入っていると見られます。遠からず飲もうと思っているので楽しみです。