スターバックスで「プレスサービス」を頼んでみた
写真提供:wickenden
写真はイメージであり、スターバックスで提供しているものとは異なります
4月16日の日経朝刊にコーヒーをプレス式で入れるのが広がりつつあるという記事がありました。プレス式は試してみたいと以前から思っていたのですが、記事の中に
大手のスターバックスコーヒージャパンの店舗でも「顧客から要望があれば、プレス式での提供に応じる」という。
とあり、トライしてみることにしました。
レジで恐る恐る「プレス式でお願いしたいのですが」と伝えたところ、さすがに珍しい注文なのか、店長らしき人を呼んできました。そこでわかったことは、サイズは選べずTallサイズで390円。豆の種類は自由に選べるようなのですが、何があるかよくわからず、結局その日のドリップコーヒーで出していた「スリー リージョン ブレンド」を選びました。また、テイクアウトするかどうかは聞かれなかったので、そのオプションもないようです。
席で待つこと5分あまり。フレンチプレスの抽出器具と大ぶりのカップ、そして小さな紙コップが運ばれてきました。紙コップは最初に注ぐときにそちらに入れるためのもの。多分最初はカスが多いのでしょう。
コーヒーをカップに注ぎ、飲んでみます。まず分かるのは香りの高さ。特に普通のドリップよりも香りの種類も多いように感じました。味わいも普通よりも芳醇です。
コーヒーの入れ方もさることながら、香りにはカップの要素も大きいように思いました。ワインもそうですが、大ぶりなものの方が香りを感じるのには適しています。
飲んでいる途中で店長さん(らしき人)が同じコーヒーをドリップで入れたものを紙コップで少し持ってきてくれました。比較用です。
比べるとドリップのほうが味も香りも平板な感じがしました。明らかに違いはあります。
なかなかいいです。プレス式。時間に余裕があるときは、また注文してみようと思います。豆も選ばないとね。心なしか、店を出るときも「コーヒー通」っぽく見られているような気がしました(笑)。