ナパの観光協会であるVisit Napa Valleyがこのほど発表した2012 Napa Valley Economic Impact Studyによると、2012年にナパを訪れた観光客は294万人だったそうです(Studies: 3 million annual Napa Valley visitors spend $1.4B – North Bay Business Journal - North San Francisco Bay Area, Sonoma, Marin, Napa counties - Archive)。観光客がナパで消費した金額は14億ドル。そのうち3分の2は食事とワイン・テイスティングだったとのこと。ナパの住民一人当たりで換算すると1万27ドルに上るとのことで、「ディズニーランドの次」といわれる観光地としての底力は大したものです。


(画像はVisit Napa Valleyによる)

観光客がナパに滞在した「人日」で見ると2005年が470万人日だったのに対し、2012年は490万人日と向上。うち、200万人が日帰りだったそうです。

実際に消費した額でみると、小売が4億9400万ドルと35.4%を占めてトップ。次いで宿泊が3億2700万ドルで23.6%、食事が3億100万ドルで21.6%でした。

また、観光客がナパで好むものは「景色の美しさ」が37.3%でトップ、次いでワインが34.9%。アウトドアのアクティビティも人気でした。

観光客のうち92.9%が「多分」「確実に」また来るとしており、満足度が非常に高いことが伺えます。


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