コングスガードといえば、ナパ産シャルドネの最高峰であるThe Judgeが有名ですが、価格3分の1のナパ・ヴァレー・シャルドネも高品質。それが、Wine Spectator誌の年間トップ100ワインで5位に入りました。

同誌での評価は95点。Wine Advocate誌でも94点という高評価。米国の75ドルに対して日本では1万円超とちょっと高くなりますが、Judgeの片鱗を味わうという意味でも価値があるワインでしょう。

ちなみに柳屋の店長は、こう書いています。
例年、私イナムラ@てんちょからは「ジャッジと比較しても、価格ほどの味わい差は感じられない筈です」とお伝えしております。コングスガード二種のシャルドネはどちらの品質も素晴らしく、共に極みの領域の中にあると思います。今年のWA誌上での評価も一点差であり、踏み込んだ「あと1歩」の差に対価を支払える方のみジャッジを手にして頂ければ良いと思っております。このナパ・シャルドネで感激の享受は十二分に事足ります。


余談ですが、Wine Spectatorのトップ100、以前よりもコスト・パフォーマンスの評価が低くなっている(高価格のワインが中心になっている)ような気がするのは僕だけでしょうか(と思ったら、このワインの発表ページでも似たような議論が出ていました)。