SFクロニクル紙が選ぶ、2013年の西海岸ワイントップ100が発表されています(Top 100 Wines of 2013 - SFGate)。

今年の特徴の1つは多様性。例えば白ワインではシャルドネ以外の分野で多くのワインが選ばれました。

もう1つは先日も紹介したバランス重視派IPOBの台頭でしょうか。先日の記事のサンディ(Sandhi)のシャルドネはヴィンテージ違いですが選ばれており、同じく最近日本への輸入が始まったLiocoもシャルドネで選ばれています。ピノ・ノワールではCobbやKutchといった名前が上がっています。リストを選んだライターのJon Bonnéが、比較的IPOBに近い立場というのもあるのでしょうが、シャルドネとピノ・ノワールはなかなか興味深いリストになっています。

一方で、カベルネ・ソヴィニョンではRidgeやSpottswoode、Dominus(のセカンドNapanook)など、昔からの常連が相変わらず強さを見せています。