Wine Enthusiast誌の年間トップ100が発表されました。1位にオレゴンのケン・ライト・セラーズのピノ・ノワール(おそらく日本未輸入品)が来るなど、ピノ・ノワールやシャルドネ好きが喜びそうなワインが比較的多く入っています(Top 100 Wines of 2014 - Wine Enthusiast Buying Guide - Wine Enthusiast Buying Guide)。

カリフォルニアワインでトップだったのはアイアン・ホースのスパークリングワイン「ウェディング・キュベ」。いわゆる「ブラン・ド・ノワール」でピノ・ノワールを中心としており、ほのかなピンク色がきれいなスパークリングワインです。日本でも人気が高く、個人的にも今まで一番多く飲んでいるスパークリングワインだと思います。2010年の評価は95点。



このほか、日本で現在販売しているものだと44位に入ったレッド・カーのロゼがあります。柳屋によると93点というレイティングはWine Enthusiast誌の米国ロゼ評価の中で歴代2位とのこと。価格的にも手を出しやすい1本です。



日本に今後入荷しそうなものだとマウント・エデンのエドナ・ヴァレー・シャルドネ2012が20ドルながら93点で17位に入っているのが興味深いところです。国内の現行ヴィンテージは2011。マウント・エデンのワインの中では最廉価のものです。



サンタ・バーバラでソーヴィニヨン・ブランを作るブランダーは92点で74位。入賞ワインは2013年ですが、国内の現行ヴィンテージは2012年です。これもかなりお安いワインです。