ケイマスなどのワイン・ブランドを手がけるワグナー家がピノ・ノワールのブランド「メイオミ(Meiomi)」をコンステレーション・ブランズに売却しました。売却価格は3億1500万ドル。

ワグナー家のワインとしてはケイマスのほか、さまざまな品種をブレンドしたコナンドラムや、サンタ・ルシア・ハイランズで作るメル・ソレイユなどが知られていますが、メイオミについては知らない人が多いのではないでしょうか(なお、日本でも販売しています)。それもそのはずで、2006年が最初のヴィンテージ、という短い歴史のブランドなのです。それがまたたく間に50万ケースを超える大ヒットブランドになってしまったのです。

ワイン・スペクテーターのコラムニストであるマット・クレイマーがこれについて分析した記事を書いています(What Does the Meiomi Sale Tell Us About the American Way of Wine? | Drinking Out Loud | News & Features | Wine Spectator)。

彼によると、ヒットの理由は「甘さ」だとのこと。実際、残糖がどれだけあるのかはわかりませんが、マット・クレイマーは、このワインの最大の特徴は「甘さ」だと感じているようです。

古くは有名なケンダル・ジャクソンのシャルドネに始まり、米国で大ヒットするワインはどれも甘さが特徴となっているとクレイマーは指摘しています。それに「ピノ・ノワール」という高貴さを感じるぶどう品種とが相まって、大ヒットにつながったそうです。

ちなみに、メイオミはピノ・ノワール100%ではなく、97%程度。残りはリースリングやグヴェルツトラミネール、シャルドネ、グルナッシュなどだそうです。そのあたりも人気の秘密なのかもしれません。