21世紀初頭のナパのバブルの象徴であり、ロバート・モンダヴィ身売りの原因にもなったCOPIA。2008年に破綻して以降、建物だけが残っていましたが、ようやく新しい入居者が決まりそうです(Culinary Institute offers new life to vacant Copia building)。

新しい入居者になりそうなのは料理学校として有名なカリナリー・インスティテュート・オブ・アメリカ(CIA)。現在はナパのセント・ヘレナにグレイストーンという元ワイナリーの建物を持っています。CIAはCOPIA後でも教室を開くほか、料理グッズの博物館や、ヴィントナーズ・ホール・オブ・フェイム(カリフォルニアワインの名誉の殿堂)の展示にもしていく意向。なお、グレイストーンも使い続けます。

COPIAの再開発については、シアトルのトライアド・デベロップメントという会社が引き受けていたものの、詳しい内容は決まっていませんでした。

今回はファースト・ストリートの北側をCIAが買い取り、南側をトライアドが買い取って、ショップやレストラン、家屋などにしていくとのこと。再開発全体は4〜5年かかりますが、CIAはすぐにでも入居するそうです。

COPIAは元々、ワインと食事、アートの融合を目指して作られたので、CIAによって元の姿に近くなるとも言えます。実際にCOPIA建設時にCIAはロバート・モンダヴィからアプローチを受けたそうです。そのときは時期尚早として断ったのが巡り巡って、復活しそうです。

これでうまく行けば、天国の故ロバート・モンダヴィさんにとっても本望ではないでしょうか。