2004年の映画「サイドウェイ」以来、不遇の時代を過ごしてきたメルローが、最近復活してきているそうです(Merlot’s Quiet Comeback)。

Duckhorn Vineyards

メルローが見直されているのは、高品質なものが増えてきているから。ダックホーン(Duckhorn)、トゥーミー(Twomey)、フランシスカン(Franciscan)、ルイス(Lewis)、パルメイヤー(Pahlmeyer)、シェーファー(Shafer)など、いずれもナパ産のメルローです。

メルローの復権は数字からも確認されており、2014年はワイン販売額の8.3%がメルローだったそうです。ピノ・ノワールは4.6%。

フランシスカンは、2013年のヴィンテージで初めてリザーブのメルローを作ります。主にレストランでの需要に向けてのものだそうです。また、以前記事に書きましたが、ダックホーンはフラグシップのスリー・パームズ・ヴィンヤードを自社で買い取りました。このように高級メルローに力を入れる動きがあるようです。

メルロー生産者にとっては、この10年は辛い時期だったかもしれませんが、それまで増えていた品質の低いメルローが淘汰されたという点では、必要な痛みだったのかもしれませんね。