Wines & Vinesに2015年のカリフォルニアワインの収穫について総括した記事が出ていました(West Coast Harvest Total a Mystery - Wines & Vines - Wine Industry News Headlines)。

先日、パソ・ロブレスで収穫量が平年の半分という記事を書きましたが、これは極端な例にしろ、量的には少なめだった地域が多いようです。パソ以外ではソノマが平年より2〜3割減と少なく、一方でナパは平年並みと地域による差が大きかったようです。

どこも収穫時期は極めて早く、それでいて、品質は素晴らしいとのこと。まあ、生産者による品質の評価はどこまで信用していいか分からないところもありますが。近年、軽い味わいへの志向が強くなってきているのにマッチしそうな気はします。

また、過去3年が豊作でバルクワインはややダブつき気味だったので、多少量が減ったことは、問題ではなさそうです。