ガロとIBMがブドウ畑の灌漑のシステムを共同開発しています(IBM and Gallo Winery Built a Big Data Irrigation System for Wine - Fortune)。IBMの深層学習エンジン「ドクター・ワトソン」を使い、最適な灌漑の量を学習していくようです。

学習には衛星からくるデータを使用します。従来は10エーカー近くの単位でしかコントロールできなかったのが、このシステムでは15m四方の単位で制御できます。2014年のヴィンテージでは水の使用を25%減らすことができ、収穫は26%増えたとのことです。

現在のシステムはプロトタイプで、いろいろな面で改善の余地があるとのこと。

いろいろ興味深い流れです。