Wines & Vinesの調査によると、2015年のカリフォルニアのワイナリー数は4054。前年を141上回り初めて4000を超えました(Wines & Vines - The Voice of the Wine Industry)。

北米全体のワイナリー数は9436で、カリフォルニアはその42.96%を占めることになります。2番めはワシントン州の718(7.61%)、僅差でオレゴン州の689(7.30%)。以下、ニューヨーク州の367、ブリティッシュコロンビア州の298、ヴァージニア州の262、オンタリオ州の233、テキサス州の228、ペンシルバニア州の220、オハイオ州の181と続きます。カリフォルニアは2位の5倍以上と圧倒的に多いことがわかります。個人的にはテキサス州の228というのが意外に多くてびっくりしました。

ワイナリーとしての設備を持たない「仮想ワイナリー」も増えています。米国だけで2015年に165の仮想ワイナリーが作られ、全体では1640に達したと言います。

ワイナリーの規模は中小が圧倒的に多く、5000ケース未満が6850ワイナリーもあります。逆に50万ケースを超えるのは64ワイナリーしかありません。