米国の世代別アルコール消費をまとめた記事が載っていました(Millennials Catch Boomers in Wine Consumption - Wines & Vines)。
世代別ワイン消費
それによると、21歳~38歳のミレニアル世代が51歳~69歳のベイビー・ブーマーのワイン消費を超えたとのこと。ベイビー・ブーマーのワイン消費はやや下り坂に入っており、ミレニアル世代の重要性はこれからさらに増していきそうです。また、今後は現在20歳以下の「i世代」が成人になるため、その世代の動向も重要になってきます。

ミレニアル世代は人口的にも7900万人と、ベイビー・ブーマーの7500万、ジェネレーションXの4900万人を上回っています。ただ、人口一人当たりのワイン消費で見ると、今はミレニアル世代とベイビー・ブーマーは同等ですが、逆転は目の前に来ています。

また、週に複数回ワインを飲むようなヘビー・ユーザーが増えている一方で、たまにしか飲まない人は、より飲まなくなってきているといった、格差の拡大も起こっているようです。

ワインを飲む人の56%は女性で、ミレニアル世代のヘビー・ドリンカーで見ると66%とさらに比率は高まります。

ミレニアル世代にリーチするためにはSNSが重要になってきています。34%はFacebookを使っており、YouTubeユーザーやTwitterユーザーは19%。ワイン専用SNSのVivoやDelectableはまだ少なく前者は4%、後者は3%。InstagramとPinterestの重要性は若い世代で上がっています。

また、若い世代ほどカリフォルニアだけでなくいろいろな産地のワインを飲む傾向があります。

公開されているだけでもかなり興味深いレポートなので、フルのレポートを読めば米国のワインマーケットについて非常に勉強になると思います。

いつも思うことですが、日本ではこのレベルのリサーチはされているのでしょうか。サントリーなど大手のメーカーはやっているのかなあ、表に出ないだけで… やみくもに調査すればいいってものではないですが、根拠のある数字を知りたいものです。