シャトー・モンテレーナが、電気自動車の充電用コンセントを備え付けると発表しました(It's Electric)。

ナパでは初となるテスラ用の277Vのもののほか、一般用のものを20個備え付けるそうです。

きっかけはサンフランシスコ・ジャイアンツのゲーム。そこで、ワイナリーのクラブメンバー向けにワインを提供したときに、「最近ワイナリーに来ているか」どうか尋ねたところ、電気自動車の充電が必要だからいけない、と複数の顧客から聞いたのでした。

モンテレーナが特別なわけではありません。ナパ・ヴァレー・ヴィントナーズのサイトではワイナリー検索のオプションに「電気自動車の充電ステーション」という項目があり、現状29のワイナリーがヒットします。
検索オプション29のワイナリーがヒット

カリフォルニアのシリコンバレーは高額所得者が多く、新しい技術への関心も高いので、テスラなど、電気自動車の大きな市場になっています。また、彼らが、ナパの高額なワインを支えてもいるわけで、客層の重なりはかなりありそうです。

ワイナリーにとってもクリーンなイメージは歓迎するでしょうから、この動きは急速に広がるのではないかと思います。