ロバート・パーカーがカリフォルニアのロウダイ地区トップの生産者として、わざわざ独立した記事まで作ったマイケル・デイビッド。そこが作る限定品(元)が日本に入荷しています。

このインクブロットシリーズは、主にブレンドで使われるマイナー品種を使って作るもので、カベルネ・フラン、プティ・ヴェルド、タナの3品種のものが出ています。元々はメーリングリスト限定のワインだったとのこと。

2013年のものはパーカーの評価でカベルネ・フランは92点、プティ・ヴェルドが89+点、タナが90+。タナはよくしらない品種ですが、フランスの南西部で主に作られているようです。パーカーのレビューによるとタンニンも強いが、それを上回る果実味があるとのこと。2030年まで熟成するとしています。

プティ・ヴェルドはパーカーでさえ「単独で成り立つとはあまり思っていなかった」品種ですが、このワインを飲んだら信じざるをえなくなったとのこと。ブルーベリーやブラックベリー、特徴的な花の香りがあるそうです。

カベルネ・フランはパーカーによるとロウダイでこのレベルのものは初めて飲んだとのこと。10年は熟成するようです。

個人的にはカベルネ・フランがかなり気になります。どれもパワフルでリッチなワインのようなので、エレガントなのが好きという人には向かないかもしれません。