ソノマを中心にケンダル・ジャクソンを初めとした数多くのワイナリーを所有するジャクソン・ファミリー・ワインが、アンダーソン・ヴァレーを中心に良質なピノ・ノワールやシラーなどを作るコパン(Copain)を買収することが判明しました(Jackson Family Wines purchases boutique winery Copain - SFGate)。

コパンのウェルズ・ガスリーさん

ジャクソン・ファミリーはコパンのブランドと在庫を購入し、ワイナリーと畑は対象になっていません。コパンのワインメーカーであるウェルズ・ガスリー(上の写真)はジャクソン・ファミリーの社員となり、ワイナリー設備をジャクソン・ファミリーにリースする形でワインを作ります。ブドウについてもジャクソン・ファミリーに売る契約になっています。

ジャクソン・ファミリーはピノ・ノワールのプロデューサーとして以前からラ・クレマを持っており、2015年にはシドゥーリを買収しています。2016年になってからもオレゴンのペナー・アッシュを買収しており、近年ピノ・ノワールに特に力を入れています。コパンはこれらの中でもハイエンドの位置づけになります。

コパンについては
Copain Wines: 様々な地域のブドウから優秀なシラー、ピノを作る
IPOBミニインタビューその2――ウェルズ・ガスリー/コパン・ワインズ
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