バークレーのワインショップ「プルミエ・クリュ」が出資金詐欺(ポンジ・スキーム)として、操作されていた事件の公判が開かれ、オーナーが有罪を認めました(Premier Cru owner spent $900K on dates met online | Berkeleyside)。

オーナーのジョン・フォックスは2010年以降、500万ドルを家屋の購入や娘の学費、ゴルフの会員権、高級車の購入などに使っていました。また90万ドル以上を「オンラインで会った女性達に」使ったことも認めました。

フォックスが使い込みを始めたのは1993年か1994年ころから。「プルミエ・クリュ」はボルドーのプリムールなどの販売で人気があり、顧客から事前に集金して、数年後にワインを送る形を取っていました。フォックスはオーダーされたワインを全部は発注せず、使い込みに回していました。

最長で6年半の懲役、また4500万ドルの返却を求められています。

ショップにはまだ7万9000本のワインがあり、今月販売される予定。320万ドルの売上を見込んでいます。