シラーのペッパー風味の原因物質、畑における集積の傾向が明らかに
シラーはしばしばペッパーの風味がありますが、その原因物質はrotundone(ロタンダン?)という物質であることがわかっています。
この物質が畑の上でどのように集積するかを調べた研究結果が公表されています(Mapping rotundone spatial variability to influence wine aroma)。
それによると、畑上でのrotundoneの濃度を調べると、場所によって最大5割ほども違っており、それが濃いところは、1年を通じて濃いということがわかってきました。
さらに調べると、ウッド・バイオマスが多いところがrotundoneも濃いというように、樹木との関係がわかってきました。
ワインの特定の風味についてわかっていることはそれほど多くないと思いますが、面白い研究ですね。これによってペッパー風味をある程度コントロールできるようになるのかもしれません。
この物質が畑の上でどのように集積するかを調べた研究結果が公表されています(Mapping rotundone spatial variability to influence wine aroma)。
それによると、畑上でのrotundoneの濃度を調べると、場所によって最大5割ほども違っており、それが濃いところは、1年を通じて濃いということがわかってきました。
さらに調べると、ウッド・バイオマスが多いところがrotundoneも濃いというように、樹木との関係がわかってきました。
ワインの特定の風味についてわかっていることはそれほど多くないと思いますが、面白い研究ですね。これによってペッパー風味をある程度コントロールできるようになるのかもしれません。