シャトー・マルゴーのエステート・ディレクターだったフィリップ・バスコール氏をフランシスコ・フォード・コッポラ監督がイングルヌックに引き抜いたのが2011年。ところが、シャトー・マルゴーの総支配人ポール・ポンタリエ氏が今年亡くなったことで、長年彼の元で働いていたフィリップ・バスコールにマルゴーの総支配人のオファーが来ました。

結果、フィリップ・バスコール氏はシャトー・マルゴーの新たな総支配人になりますが、イングルヌックのワイン作り担当ディレクターも続けることが正式にアナウンスされました(Philippe Bascaules to Remain Inglenooks Director of Winemaking)。

フィリップ・バスコール氏はイングルヌックに着任以降、50年計画で畑やワイナリーの改善計画を立て、現在5年が過ぎたところです。

その計画どおりに、畑の植え替えやワイン作りの設備など、現在も計画を進行しているところであり、今後もそれを継続していくとのことです。

大西洋の両側でワイン作りをする、すごい人ですね。