2011年に自身の名前の付いたMacPail Family Winesをヘス・コレクションに売却したジェームズ・マックファイルが新たなプロジェクトを始めています(Grapewagon Custom Crush By MacPhail Debuts In Healdsburg)。

一つは新しいワイナリー、もう一つはカスタム・クラッシュ(醸造設備を他のワイナリーに貸すサービス)。実は、ヘスへの売却にはワイナリーの設備は含まれておらず、それを利用してカスタム・クラッシュを始めたのでした。名前はグレープワゴン。既に10を超えるワイナリーが使っており、フル稼働の状態です。

新しいワイナリーはトング・ダンサー(Tongue Dancer)。ソノマ・コーストのパットナム(Putnam)という畑のブドウを使って、ピノ・ノワールとピノのロゼを作っています。既にワイン・エンシュージアスト誌で92点を得るなど、高く評価されており、メーリングリストメンバーでないと入手できない状況です。


新しいプロジェクト、今のところ、堅調で良かったです。ただ、ワイナリーに自分の名前を付けるべきではないなと思いました。