ソノマを本拠地として、カリフォルニア各地にプレミアムなワイナリーを保有するフォーリー(Foley)が、ソノマ・コーストに本拠地を置くバンシー(Banshee)と戦略的提携を発表しました。

フォーリーはサンタ・バーバラで始まり2007年ころから矢継ぎ早に様々なワイナリーを買収。リンコート、ファイアストーン、シャローン、ランカスター、EOS、チョークヒル、セバスチャーニ、メラスなどが傘下にあります。現在はチョークヒルを本拠地としています。カリフォルニアだけでなくオレゴン州、ワシントン州やニュージーランドにもワイナリーを保有しています。

一方、バンシーは2009年に始まった新しいブランド。畑は持たず、ソノマ・コーストを中心にさまざまな畑からブドウを買い付けてワインを造っています。リックショー(Rickshaw)というブランドも持っています。

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Rickshaw

バンシーにとっては、様々なワイナリーや畑を保持するフォーリーからブドウの供給を受けられるようになるというメリットがあります。またワインの販売にもフォーリーのネットワークを利用できます。フォーリーにとっては製品のポートフォリオが充実するとともに、10年足らずで大きく成長したバンシーの方法論を学ぶという面もあるようです。