昨日、急死したユリシス・ヴァルデス。彼の功績をたたえるため、彼の管理する畑から作られるワインをいくつか紹介します。

まずはなんといってもオーベールのUVヴィンヤード。ユリシス・ヴァルデスを有名にしたワインでもあります。


UV-SLヴィンヤードというのもあります。ユリシス・ヴァルデスの自宅のあるStoetz Laneという道にちなんでSLと入れています。


ポール・ホブスのUVヴィンヤードのワインを造っていますが、日本には入ってきていないようです。そこのブドウをブレンドしたAVAものはあります。


コスタブラウン唯一のシャルドネもユリシス・ヴァルデスの畑のブドウをブレンドしています。


昨日の記事でも記したように、トーマス・リヴァース・ブラウンとも特別に深い関係です。まずはトーマス・リヴァース・ブラウン自身のリヴァース・マリーでは、ユリシス・ヴァルデスのシルバー・イーグルを採用。これも何回も書いていますが、リヴァース・マリーはむちゃくちゃコスパいいです。これが8000円台というのはちょっとびっくりなレベル。


次はシュレーダーとてがけるアストン・エステート。これもかなり北のほうに畑があります。アストンは酸がきれいでとても上品な面とパワフルな面が混在するすごいピノ・ノワール。これもユリシス・ヴァルデスとトーマス・リヴァース・ブラウンが作り上げた一つの究極でしょう。


そして最後に紹介するのがボアズ・ビュー。畑の場所もワイナリーの名前もマーカッサンを意識していないはずがないというもの。これぞ超ド級というピノ・ノワールです。

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最後に紹介した3つのワインはどれもユリシス・ヴァルデスとトーマス・リヴァース・ブラウンの組み合わせですが、味わいはまったく違います。まさにテロワールが現れたワインと言えるでしょう。