Elouan
ケイマスのジョー・ワグナーがオレゴン産のブドウを使ってカリフォルニアで造るワイン「エルーアン」(Elouan)について、ラベルでオレゴンと記すのを禁止する命令がくだされました(Feds shut down controversial Elouan wine labels | OregonLive.com)。

このワイン、当初はウィラメット・ヴァレーのブドウを使っていないのに、ウィラメットという名前を入れていることが問題なのではないかとやり玉に上がりました。さらにはその問題が浮かび上がった後、ワイナリー(ワイナリー名はコッパー・ケイン)が煙汚染を理由にブドウの購入をキャンセルしたことで、その正当性も問題視されていました。

今回、一度認可されたラベルであってもカリフォルニア製のオレゴンのブドウを使ったワインはオレゴンと名乗れないことになり、一応問題は解決した格好になります。

ただ、既に流通に流れているものについては回収の必要がないとしたことで、ケイマス側にとっては、さほど痛手のない結果になりました。

いろいろ禍根を残した今回の問題、これで収束するのでしょうか?