2019年のプルミエ・ナパ・ヴァレー・オークションが現地時間の2月23日に開催され、落札総額は約370万ドルに達しました(The 2017 Napa Valley Vintage Makes a Graceful Debut at Premiere Napa Valley)。

6月に開催されるオークション・ナパ・ヴァレーがお祭り的であり、オークションへの出品もワインだけでなく、食事などイベント的な要素を含んでいるのに対し、プロ向けに開催するプルミエ・ナパ・ヴァレーでは、各ワイナリーがこのオークション用に専用に作ったワインだけを出品します。ラベルも毎年専用のものが用意されます。1ロットは60本から240本。それだけの希少なワインです。
プルミエ・ナパ・ヴァレー用ワイン

今回出品されたワインの多く(72%)は2017年のもの。非常にすばらしい年とされている2016年と比べ、2017年は9月に40℃近くの暑い日が続くなど、やや厳しいコンディションでした。さらには10月の大火事で、未収穫のブドウについては煙の影響が懸念されていました。

今回のワインでは、2017年はフィネスとエレガンスがあると評されたそうです。
オークション