ウメムラにスポッツウッドのカベルネ・ソーヴィニヨン2015が入荷しています。ワイン・アドヴォケイトでは2002、2007、2010年に続いて4回目の満点を取ったワイン。ちなみに翌年の2016も100点。なお、どちらもレビュアーは編集長のリサ・ペロッティ・ブラウンです。

30年以上トップクラスで続いていて、複数回満点を取ったワインというと、リッジのモンテベロ(モンテベッロ)、ドミナス、ジョセフ・フェルプス・インシグニアといったあたりがライバル的な存在といっていいでしょうか。

この中でも、しばしば「シャトー・マルゴー」になぞらえられるスポッツウッドは、ナパらしい親しみやすさとエレガントさを兼ね備えていると思います。

これら歴史のあるワインは満点を取ったからといって急に価格が高騰するわけではなく、毎年同じような価格(といっても少しずつ上がっていますが)で買えるのはありがたいところですが、半面入手性は年々低くなってきているような気がします。