メリヴェール(Merryvale)が、傘下のスターモント(Starmont)のワイナリーとしてナパのカーネロスに持っていた施設が先日売却され、ダックホーン傘下のマイグレーションのワイナリー兼テイスティング・ルームになることが明らかになりました(Duckhorn to Open Winery for Migration at former Starmont Winery in ...)。

Starmont

メリヴェールは7月5日にオルシ(Orsi)家に施設を売却しており、今回はオルシ家がダックホーンにリースする形になりますが、売却も視野にいれているとのこと。

ダックホーンはこの施設でマイグレーションの醸造も行う予定。また、ワイナリーの周囲に9エーカーのシャルドネの畑があり、将来はそれもマイグレーションに使う予定だそうです。

一方、スターモントの醸造はセント・ヘレナのメリヴェールに移り、販売などもこれまで通りだとのことです。

マイグレーションはダックホーン傘下で冷涼な地域のピノ・ノワールとシャルドネに特化したワイナリー。当初はアンダーソン・ヴァレーのゴールデンアイのセカンド的位置付けでしたが、現在は独立してソノマ・コーストやロシアン・リバー・ヴァレー、サンタ・マリア・ヴァレーなどのブドウからワインを作っています。