ヴィナスのアントニオ・ガッローニが2018年のナパのワインの第一印象を記事にまとめています(2018 Napa Valley – First Impressions… (Jul 2019) | Vinous - Explore All Things Wine)。2019年春の時点での試飲ですから、もちろんまだワインは完成にはほど遠く、ブレンドもされていませんから個々のワインについてはレビューされていません。

問題らしい問題がなく、非常にいい年と言われている2018年ですが、たしかにごくわずかの例外を除いては品質は良好なようです。

例外というのはハウエル・マウンテンで、8月半ばに近所で起きた山火事の影響で、煙の害がごく一部のワインで出ているようです。

後は豊作だったので量のコントロールがちゃんとできたかどうかは課題になりそうです。それほど重い味わいではないところなど2012年にやや似たところがあるヴィンテージで、2014年のようなダークなフルーツの風味もあります。

前述のように個々のワインの評価はありませんが、非常によかったワイナリーとしてはキャプサンディやダラ・ヴァレなどが挙げられています。

いいヴィンテージになりそうですね。