注目、カレラに一番近いワイナリー
ワイン・サーチャーにシエネガ・ヴァレーのワイナリー「エデン・リフト(Eden Rift)」の記事が載っていました(California Wine's Unlikely Eden)。
私もこのワイナリーを知ったのはごく最近、ギルドソムのセミナー(ギルドソムによるカリフォルニアワイン・セミナー)で試飲ワインとしてシャルドネが出ていたのでした。
シエネガ・ヴァレーや、ワイナリーのあるホリスターという街はワイン好きの人でもほとんど知らないと思いますが、実はかのカレラのちょっと北、わずか1~2kmしか離れていないところにあります。
土壌もカレラが探し求めたのと同じ石灰岩が含まれているところです。しかも19世紀半ばからブドウ畑があった場所なのです(ジンファンデルでは1906年に植えられたものが残っています)
では、なぜこのワイナリー、あまり知られていないのかというと本格的な活動を始めたのは2016年、わずか3年前からなのです。
オーナーのクリスチャン・ピルズベリーはサンフランシスコの生まれ。香港を拠点としたワイン・ビジネスをしばらく手掛け(アジアにおけるコラヴァンのブランド確立にも貢献)、カリフォルニアに戻ってきました。
最初はナパやソノマで畑を探したのですが最終的に見つけたのがこの畑。ここは実はアルマデンというジャグワイン用の畑としてずっと使われていたのでした。土壌や気候などを調べた結果、ここでワインを作ることにしました。それがエデン・リフトです。
彼が購入する直前までは「ピエトラ・サンタ」というワイナリーがありましたが、そこは質より量を求めていたのに加え、気候的にはあまり適していないメルローやサンジョヴェーゼを植えていました。そこでピルズベリーはメルローの樹にピノ・ノワールを接ぎ木するという大胆な方法で畑を作り変えたそうです。
ピルズベリーはエデン・リフトのワインを有名なソムリエであり、サンディやドメーヌ・ド・ラ・コート、オレゴンのイヴニングランドのオーナーでもあるラジャ・パーに飲んでもらい、彼が気に入ったことから、多くのソムリエに採用されるようになったとのことです。
新しいワイナリーで、まだいろいろ発展する余地がありそうですが、注目に値するところだと思います。
私もこのワイナリーを知ったのはごく最近、ギルドソムのセミナー(ギルドソムによるカリフォルニアワイン・セミナー)で試飲ワインとしてシャルドネが出ていたのでした。
シエネガ・ヴァレーや、ワイナリーのあるホリスターという街はワイン好きの人でもほとんど知らないと思いますが、実はかのカレラのちょっと北、わずか1~2kmしか離れていないところにあります。
土壌もカレラが探し求めたのと同じ石灰岩が含まれているところです。しかも19世紀半ばからブドウ畑があった場所なのです(ジンファンデルでは1906年に植えられたものが残っています)
では、なぜこのワイナリー、あまり知られていないのかというと本格的な活動を始めたのは2016年、わずか3年前からなのです。
オーナーのクリスチャン・ピルズベリーはサンフランシスコの生まれ。香港を拠点としたワイン・ビジネスをしばらく手掛け(アジアにおけるコラヴァンのブランド確立にも貢献)、カリフォルニアに戻ってきました。
最初はナパやソノマで畑を探したのですが最終的に見つけたのがこの畑。ここは実はアルマデンというジャグワイン用の畑としてずっと使われていたのでした。土壌や気候などを調べた結果、ここでワインを作ることにしました。それがエデン・リフトです。
彼が購入する直前までは「ピエトラ・サンタ」というワイナリーがありましたが、そこは質より量を求めていたのに加え、気候的にはあまり適していないメルローやサンジョヴェーゼを植えていました。そこでピルズベリーはメルローの樹にピノ・ノワールを接ぎ木するという大胆な方法で畑を作り変えたそうです。
ピルズベリーはエデン・リフトのワインを有名なソムリエであり、サンディやドメーヌ・ド・ラ・コート、オレゴンのイヴニングランドのオーナーでもあるラジャ・パーに飲んでもらい、彼が気に入ったことから、多くのソムリエに採用されるようになったとのことです。
新しいワイナリーで、まだいろいろ発展する余地がありそうですが、注目に値するところだと思います。