ワイン・スペクテーター、2019年のトップ100を発表
先週のトップ10発表に続き(ちなみに1位はやはりカリフォルニアではなくボルドーでした)、11位から100位が発表されました。
カリフォルニアワインをピックアップしてみましょう。
12 Carlisle Zinfandel Russian River Valley Papera Ranch 2016
14 Tensley Syrah Santa Barbara County Colson Canyon Vineyard 2017
18 Denner Dirt Worshipper Central Coast 2016
20 Sans Liege The Offering Santa Barbara County 2016
22 Saxum James Berry Vineyard Paso Robles Willow Creek District 2016
31 Quivira Sauvignon Blanc Dry Creek Valley Alder Grove Vineyard 2017
37 La Jota Merlot Howell Mountain 2016
41 Carol Shelton Coquille Blanc Paso Robles 2017
43 Roar Pinot Noir Santa Lucia Highlands Sierra Mar Vineyard 2017
52 Aubert Pinot Noir Sonoma Coast UV-SL Vineyard 2017
55 Failla Pinot Noir Russian River Valley Keefer Ranch 2017
61 Cambria Chardonnay Santa Maria Valley Katherine's Vineyard 2017
64 Dry Creek Zinfandel Sonoma County Heritage Vines 2017
66 RouteStock Pinot Noir Sonoma Coast 116 2017
69 Farella Cabernet Sauvignon Coombsville 2015
79 Macdonald Cabernet Sauvignon Oakville 2016
91 Snowden Cabernet Sauvignon Napa Valley Brothers Vineyard 2016
94 Favia Cabernet Sauvignon Coombsville 2016
トップ10の4本を入れると22本がカリフォルニアということで、だいたい例年通りな感じです。
12位のカーライルはトップ100の常連。14位から22位の4本はいずれもセントラル・コーストのシラー系ワイン。評価高くコスパもいいセントラル・コーストのシラーですが、販売面では苦戦しているという話も。おいしいんですけどねえ、シラー。
43位にはロアーのシエラ・マー、52位にはオーベールのUV-SL、55位はファイラ(フェイラ)のキーファー・ランチと実力派ワイナリーの著名畑ピノ・ノワールが続きました。66位のRouteStockは知らなかった銘柄。
60位と94位にクームズヴィルのカベルネ・ソーヴィニヨンが入りました。クームズヴィルはナパの南東にあるAVAでナパの中では比較的冷涼な地域。かなり涼しいところですが、最近は良質なカベルネ・ソーヴィニヨンを輩出しています。まだ比較的開発が進んでいないので、今後に要注目な地域です。
79位のマクドナルドのカベルネ・ソーヴィニヨンはヴィナスのアントニオ・ガッローニが毎年買っていると公言する銘柄。畑は19世紀にハミルトン・クラブが作ったオリジナルのト・カロン・ヴィンヤードに属するところの自社畑。本来ト・カロンと名乗れるはずですが、コンステレーション・ブランズがト・カロンの商標をもっているため、そう名乗れないワインです。
このほか、気になったところでは「実売2000円台とは思えないスーパーお買い得なカベルネ」や「あの超コスパ・カベルネの新ヴィンテージ、さらに評価上がった!」で紹介したワシントンのワインズ・オブ・サブスタンスのカベルネ・ソーヴィニヨンが49位。もっと上位でもいいと思いますが、このコスパの高さはただものではありません。
カリフォルニアワインをピックアップしてみましょう。
12 Carlisle Zinfandel Russian River Valley Papera Ranch 2016
14 Tensley Syrah Santa Barbara County Colson Canyon Vineyard 2017
18 Denner Dirt Worshipper Central Coast 2016
20 Sans Liege The Offering Santa Barbara County 2016
22 Saxum James Berry Vineyard Paso Robles Willow Creek District 2016
31 Quivira Sauvignon Blanc Dry Creek Valley Alder Grove Vineyard 2017
37 La Jota Merlot Howell Mountain 2016
41 Carol Shelton Coquille Blanc Paso Robles 2017
43 Roar Pinot Noir Santa Lucia Highlands Sierra Mar Vineyard 2017
52 Aubert Pinot Noir Sonoma Coast UV-SL Vineyard 2017
55 Failla Pinot Noir Russian River Valley Keefer Ranch 2017
61 Cambria Chardonnay Santa Maria Valley Katherine's Vineyard 2017
64 Dry Creek Zinfandel Sonoma County Heritage Vines 2017
66 RouteStock Pinot Noir Sonoma Coast 116 2017
69 Farella Cabernet Sauvignon Coombsville 2015
79 Macdonald Cabernet Sauvignon Oakville 2016
91 Snowden Cabernet Sauvignon Napa Valley Brothers Vineyard 2016
94 Favia Cabernet Sauvignon Coombsville 2016
トップ10の4本を入れると22本がカリフォルニアということで、だいたい例年通りな感じです。
12位のカーライルはトップ100の常連。14位から22位の4本はいずれもセントラル・コーストのシラー系ワイン。評価高くコスパもいいセントラル・コーストのシラーですが、販売面では苦戦しているという話も。おいしいんですけどねえ、シラー。
43位にはロアーのシエラ・マー、52位にはオーベールのUV-SL、55位はファイラ(フェイラ)のキーファー・ランチと実力派ワイナリーの著名畑ピノ・ノワールが続きました。66位のRouteStockは知らなかった銘柄。
60位と94位にクームズヴィルのカベルネ・ソーヴィニヨンが入りました。クームズヴィルはナパの南東にあるAVAでナパの中では比較的冷涼な地域。かなり涼しいところですが、最近は良質なカベルネ・ソーヴィニヨンを輩出しています。まだ比較的開発が進んでいないので、今後に要注目な地域です。
79位のマクドナルドのカベルネ・ソーヴィニヨンはヴィナスのアントニオ・ガッローニが毎年買っていると公言する銘柄。畑は19世紀にハミルトン・クラブが作ったオリジナルのト・カロン・ヴィンヤードに属するところの自社畑。本来ト・カロンと名乗れるはずですが、コンステレーション・ブランズがト・カロンの商標をもっているため、そう名乗れないワインです。
このほか、気になったところでは「実売2000円台とは思えないスーパーお買い得なカベルネ」や「あの超コスパ・カベルネの新ヴィンテージ、さらに評価上がった!」で紹介したワシントンのワインズ・オブ・サブスタンスのカベルネ・ソーヴィニヨンが49位。もっと上位でもいいと思いますが、このコスパの高さはただものではありません。