オーパス・ワンCEOのデヴィッド・ピアソンが電撃辞任、ビル・ハーランと新プロジェクト
2004年からオーパス・ワンのCEOを務めていたデヴィッド・ピアソンが電撃辞任しました。ハーラン・エステートなどのワイナリーを持つビル・ハーランの新しいプロジェクトに参加するとのことです。
デヴィッド・ピアソンは1990年代初頭からバロン・フィリップ・ド・ロートシルトの米国マーケティングを担当し、1996年からはロバート・モンダヴィで働きました。
オーパス・ワンのCEOになってからはブランド価値の強化に務め、ワインメーカーにマイケル・シラッチを登用して品質も改良。2000年代初頭の「有名で、価格は高いが、品質はもうひとつ」というイメージを覆し、トップレベルの品質に到達しました。販売ルートもボルドーのネゴシアンを経由する形に切り替え、レストランなどからの横流しを厳しく取り締まりました。
今後はビル・ハーランの新プロジェクトに関わっていくとのことですが、新プロジェクトの立ち上げまではメドウッド・リゾートおよび会員制のワインづくりプロジェクトであるナパ・ヴァレー・リザーブのセールスを担当するとのことです。
オーパス・ワン側の後任などについては発表されていません、