ナパのワイナリー「ロバート・シンスキー(Robert Sinskey)」は2020年に作るワインは600ケースにとどまることを明らかにしました(Sinskey: We will only make 600 cases of wine this year)。

スタッグス・リープでシルバラード・トレイル沿いにあるロバート・シンスキーは9月のグラス・ファイヤーの影響はそれほど受けなかったものの、8月のLNUコンプレックスの影響は大きく、煙汚染で大半のブドウの収穫を諦めました。

2020年はそうでなくても旱魃の影響で収量が少なくなっていましたが、最終的にはロゼワイン用のピノ・ノワールくらいしか収穫できませんでした。

また、ロバート・シンスキーでは(生産を止めることが決まったので)大きな問題にはなりませんでしたが、煙汚染のテストのためにサンプルを送ってから結果が返ってくるまで30日以上かかることがあるとのこと。多くのワイナリーにとっては非常にストレスのかかる期間となっているようです。