カルト中のカルトワインとして知られるスクリーミング・イーグルのオーナーが所有する兄弟ワイナリーがサンタ・バーバラに3つあります。ボルドー系の品種やシラーを作る「ホナータ(Jonata)」、シャルドネとピノ・ノワールを作る「ザ・ヒルト(The Hilt)」、この両者のセカンドに相当する「ザ・ペアリング(The Paring)」です。ホナータはサンタ・バーバラのボルドー系としてはトップクラスの高い評価を得ており、価格は1万~2万円台。ザ・ヒルトもピノ・ノワールで最高97点(ヴィナス)と高い評価では5000円強~1万円強、ザ・ペアリングは3000円台となっています。今やサンタ・バーバラを代表するワイナリーとなりつつあると言ってもいいかもしれません。

ザ・ヒルトは3つの畑を持っており、それぞれの単一畑(日本未輸入)のほか、ブレンドものを3種類作っています。「
新樽を多めに使い果実味と骨格が感じられる「ザ・ヴァンガード」、旧樽をメインに使いオールドワールドの繊細さとアロマをフィーチャーした「ジ・オールド・ガード」、そして両極端とも言えるこの 2 つのワインの「ちょうど真ん中」的なニュアンスでブレンドされるエステートワインがメインのラインナップです。
(インポーター資料より)

コスパで非常に優れているのがエステート。3つのワインは優劣というよりもスタイルの違いですが、エステートは特に格安になっており、ワイナリー価格48ドル(税抜き)が日本で税込み5000円台と、国内価格の方が安いくらいの設定になっています。しかも2017年のエステート・ピノ・ノワールはヴィナスのアントニオ・ガッローニが95点という高評価を付けています。価格からみて「ありえないほどの品質」であり「Don't miss it!」とまで書いています。

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