「カルトワイン」を巡って裁判が勃発しています。スクリーミング・イーグルとかハーラン・エステートといったいわゆる「カルト」ワインとは関係ありません。スーパーで15ドル程度で売られているような「カルトワイン」です。

The Cult Wine

一体なんのこっちゃという感じですが、ことの発端はサルベストリン(Salvestrin)というナパのワイナリーが「カルト」を2020年6月に商標登録したことによります。

一方、アペレーション・トレーディング・カンパニーという会社が「The Cult Wines」というブランドを立ち上げます(上の写真)。これに対してサルベストリンの弁護士から商法違反である旨の手紙が届きます。アペレーション・トレーディング・カンパニーはこれにさらに対抗して、商標が無効だとして訴えたというのが現在の状況です。

そんな十数ドルのワインを「カルト」と呼ばれても、というのが偽らざる感想です。商標取る方も取る方ですが、ブランドを立ち上げる方も立ち上げる方です。

不毛過ぎて取り上げるのやめようかと思っていたのですが、記録のために書いておきました(笑)。