山火事でシエラフットヒルズのワイナリーが大ピンチに
2021年は記録的な干ばつで非常に乾燥しており、山火事の懸念が大きくなっています。7月13日にシエラネバダ山脈で起こったディクシー・ファイアー(Dixie Fire)はまだ燃え続けており、単独の山火事としては過去最大、複合的な山火事を含めてもこれまでで2番めの規模となっています。ただ、この火事はワインの栽培地域からは北のほうにあり、これまでのところワイン産地での大きな影響は報告されていません。
ところが、8月14日に発生したカルドア・ファイアー(Caldor Fire)は、シエラフットヒルズの中でも中心的なエル・ドラド(El Dorado)AVAの中で発生しており、エル・ドラド郡のワイナリーには避難命令も出ています。日本でも人気の高いシダーヴィルの畑からは5kmのところまで火事が近づいてきているとのことで、かなり心配です。
写真は火災から北東方向にある観光地レイクタホのもの。かなり煙が広がっています。また、北寄りの風が吹くときにはサンフランシスコ方面でもかなり煙の影響が出ています。
今のところエル・ドラド以外では煙汚染を含めて火事の影響は大きくは出ていませんが、今後の行方が気になります。
ところが、8月14日に発生したカルドア・ファイアー(Caldor Fire)は、シエラフットヒルズの中でも中心的なエル・ドラド(El Dorado)AVAの中で発生しており、エル・ドラド郡のワイナリーには避難命令も出ています。日本でも人気の高いシダーヴィルの畑からは5kmのところまで火事が近づいてきているとのことで、かなり心配です。
写真は火災から北東方向にある観光地レイクタホのもの。かなり煙が広がっています。また、北寄りの風が吹くときにはサンフランシスコ方面でもかなり煙の影響が出ています。
今のところエル・ドラド以外では煙汚染を含めて火事の影響は大きくは出ていませんが、今後の行方が気になります。