ハイド・ドヴィレーヌ(HdV)の「有難み」は生粋のカリフォルニア・ワイン・ファンである僕よりも,フランス・ワイン・ファンの方が強いかもしれません。かのDRCの共同経営者であるオーヴェル・ド・ヴィレーヌが妻の従兄弟筋にあたるカリフォルニアのラリー・ハイド氏と共同で始めたプロジェクトだからです。

DRC云々はともかくとして,ハイドの畑は良質のピノやシャルドネを生み出しています。個人的にはシャルドネの方を高く評価しています。米国の価格でシャルドネが約60ドルなので,7000円台というのは現地価格よりちょっと高い程度。なかなかいい値段でしょう。Redも米国では同じくらいの値段です。どちらも日本では8000円以上が普通だと思います。