故スティーヴン・スパリュアが主宰していた英国のアカデミー・デュ・ヴァン・ライブラリーが「On California」というカリフォルニアワインの専門書を発行しました。
On California
多くの論客の記事からなるこの本、スティーヴン・スパリュア自身も1976年のパリ・テイスティングについて、当時の相棒だったパトリシア・ギャラガーと書いています。同様に、タイムズ誌の記者でパリ・テイスティングを唯一取材したジョージ・テイバーも書いていますし、ヒュー・ジョンソン、リサ・ペロッティ・ブラウンなどの評論家、「サイドウェイズ」を書いたレックス・ピケット、「ニュー・カリフォルニア・ワイン」のジョン・ボネ、カリフォルニアワイン協会の動画などで知られるエレン・チューカン・ブラウン、ワインメーカーからはウォーレン・ウィニアルスキー、ランドール・グラーム、ポール・ドレイパーなど、そうそうたる論客が執筆陣に並びます。

カリフォルニアワインファンにとってはバイブルの一つになりそうです。

日本のAmazonでも購入可能。