カリフォルニア版グラン・クリュ・スパークリング アンダー・ザ・ワイヤーの実力
ジョエル・ピーターソンのワンス・アンド・フューチャーを紹介したからには、こちらも紹介しないわけにはいきません。息子モーガンといえば、もちろんベッドロックでカリフォルニア最高レベルのジンファンデルを作っているわけですが、彼が営むもう一つのワイナリーがアンダー・ザ・ワイヤー。スパークリング専業のワイナリーです。今回の試飲会ではここのワインも3種揃い踏みとなりました。
カリフォルニアのスパークリング・ワインといえば、マムやシャンドン、ロデレールなどシャンパーニュのワイナリーが進出してシャンパーニュと同じようにノン・ヴィンテージで作るものが中心となってきましたが、そこに一石を投じたのがマイケル・クルーズのウルトラマリンでした。スティルワインのシャルドネとしても最高レベルのワインを産み出すチャールズ・ハインツのブドウを使い、単一ヴィンテージによるスパークリング・ワインで一世を風靡。今や最も手に入りにくいカリフォルニアワインの一つとなっています。
シャンパーニュのRM(レコルタン・マニピュラン)に影響を受けた(栽培は自社ではありませんが)もう一つがこのアンダー・ザ・ワイヤー。ヴィナスでの最高評価95点やワイン・アドヴォケイトでの最高評価96点はウルトラマリンに並びます。
さらにこちらはブドウのソースも様々です。今回はモントレー近くのシャローンにあるブロッソーのシャルドネとメンドシーノでも有名なアンダーソン・ヴァレーよりかなり北にあるアルダー・スプリングスのピノ・ノワール、そしてソノマの自社畑ベッドロックのなんとジンファンデルを使ったスパークリングを試飲しました。ヴィンテージはいずれも2016年です。
ブロッソー(シャルドネ)はシャープな酸が特徴。柑橘類の鮮烈さが際立ちます。普通のスパークリングではあまり感じられない余韻も非常に長いです。
アルダー・スプリングス(ピノ・ノワール)は赤系の果実味がきれいでクリスプ。こちらも深みのある味わい。泡がなくなってスティルのロゼとして飲んだとしても相当おいしいと思います。
ベッドロック(ジンファンデル)もジンファンデル的な濃さはなく薄めのロゼ。花の香りやオレンジピール、スパイスの風味。ベッドロックのジンファンデルとは全く違う味わいに感じられますが面白い。
これも三者三様で非常に面白いですが、個人的にはアルダー・スプリングスが一番好きでした。
しあわせワイン倶楽部です。
カリフォルニアのスパークリング・ワインといえば、マムやシャンドン、ロデレールなどシャンパーニュのワイナリーが進出してシャンパーニュと同じようにノン・ヴィンテージで作るものが中心となってきましたが、そこに一石を投じたのがマイケル・クルーズのウルトラマリンでした。スティルワインのシャルドネとしても最高レベルのワインを産み出すチャールズ・ハインツのブドウを使い、単一ヴィンテージによるスパークリング・ワインで一世を風靡。今や最も手に入りにくいカリフォルニアワインの一つとなっています。
シャンパーニュのRM(レコルタン・マニピュラン)に影響を受けた(栽培は自社ではありませんが)もう一つがこのアンダー・ザ・ワイヤー。ヴィナスでの最高評価95点やワイン・アドヴォケイトでの最高評価96点はウルトラマリンに並びます。
さらにこちらはブドウのソースも様々です。今回はモントレー近くのシャローンにあるブロッソーのシャルドネとメンドシーノでも有名なアンダーソン・ヴァレーよりかなり北にあるアルダー・スプリングスのピノ・ノワール、そしてソノマの自社畑ベッドロックのなんとジンファンデルを使ったスパークリングを試飲しました。ヴィンテージはいずれも2016年です。
ブロッソー(シャルドネ)はシャープな酸が特徴。柑橘類の鮮烈さが際立ちます。普通のスパークリングではあまり感じられない余韻も非常に長いです。
アルダー・スプリングス(ピノ・ノワール)は赤系の果実味がきれいでクリスプ。こちらも深みのある味わい。泡がなくなってスティルのロゼとして飲んだとしても相当おいしいと思います。
ベッドロック(ジンファンデル)もジンファンデル的な濃さはなく薄めのロゼ。花の香りやオレンジピール、スパイスの風味。ベッドロックのジンファンデルとは全く違う味わいに感じられますが面白い。
これも三者三様で非常に面白いですが、個人的にはアルダー・スプリングスが一番好きでした。
しあわせワイン倶楽部です。