カルト中のカルトとして知られるScreaming Eagleのオーナー,Jean Philipsがワイナリを売却して世間を驚かせたのが2006年。その経緯やその後の体制についてJancis Robinsonが記事を書いています。
"What do Arsenal football club, the St Louis Rams and the Denver Nuggets have in common with the Napa Valley’s most expensive wine? They are all part of the investment portfolio of Stan Kroenke, who was persuaded to diversify from sport and real estate into wine in 2003 by Charles Banks, now 40 and a money manager for top-drawer athletes."

Screaming Eagle - the new regime - JancisRobinson.com

ブドウの病気によって植え替えが必要になったことが,売却のきっかけで,まだ植え替えは途中だそうです。現時点では54エイカーの土地のうち18エイカーだけがワインになっており,そのうち,Screaming Eagleになるのは10エイカー分だとのこと。

巷ではScreaming Eagleの払い下げブドウでできているのではないかという噂があるWhispering Doveというワインがありますが,仮に残りのブドウを買い取っているとしても,それだけでワインを作るならば数百ケースしかできない計算ですから,あまり商売にならないでしょうね。そんなことを思いました。

Screaming Eagleに縁がある人はほとんどいないと思いますが,記事は一読の価値があると思います。

参考までに楽天で一番安いスクリーミング・イーグルと一番高いのを挙げておきます。