オークション市場におけるカリフォルニアワインの取引が増加中
英国の高級ワイン取引市場「Liv-EX(ライブ・エックス)」におけるカリフォルニアワインの取引数が増えています。2021は504と初めて500を超えました。取引額のシェアはこの10年で0.1%から7.9%に上がりました。ワインの高品質とブランド力強化とともに、ボルドーのネゴシアンシステム「ラ・プラス・ド・ボルドー」を通じて売られるワインが増えていることがシェア向上に寄与しているとのこと。現在ではオーパス・ワンやダラ・ヴァレ、クインテッサ、プロモントリーなどが「ラ・プラス・ド・ボルドー」経由で海外へ販売しています。なお、取引されたカリフォルニアワインの8割以上はナパ産のもので、中でもスクリーミング・イーグルが大きく寄与しています。スクリーミング・イーグルの取引価格は2013年頃は3本セットで58万円くらいだったのが、3本で190万円にも達しています。