フリーマン・ヴィンヤード&ワイナリーのアキコ・フリーマンさんが公益社団法人「大日本農会」から令和5年度の農事功労者として緑白綬有効章を授与されました。

フリーマン

大日本農会は1881年に設立された歴史ある団体で、現在は秋篠宮殿下が総裁を務められています。表彰も100年を超える歴史があります。令和5年の表彰者は63人で、アキコさんは国外では唯一の表彰者となります。また、海外在住の女性として、初の受賞者となります。

大日本農会によると受賞理由は「2001 年に夫とともにワイナリーを設立。当初は原料を購入していたが、2006 年と 07 年に農地を購入しブドウを植栽。土の改良から始め、クローバー植栽のほか工夫を重ね、現在は有機栽培のブドウでワインを醸造している。ワイナリー売り上げの一部を寄付、困窮者への食事提供等を継続的に実施している」とのこと。また曽根在ロサンゼルス日本国総領事は、「フリーマン氏のワインは、駐日米国大使の公邸でも使われるなど、日米親善にも貢献頂いています。」と述べています。

また、アキコさんは「このような栄誉にあずかり、たいへん光栄に思います。これも私たちのワインを愛してくださる方々、ともに働く仲間たちの支えがあってのことです。国外での緑白綬有功章は私が女性第一号と聞きました。私の受章が、若い日系女性のワインメーカーの方々の励みになれればとても嬉しいです」とコメントしています。