40近くのワイン・ブランドを所有するヴィンテージ・ワイン・エステーツがいくつかのワイン・ブランドを売却する方針であることが明らかになっています。

ワイン・サーチャーの記事によると、ナパのクロ・ぺガス(Clos Pegase)とソノマのヴィアンサ(Viansa)については売却の方針。一方で、BRコーン(B.R. Cohn)、ジラード(Girard)、クンデ(Kunde)、およびスーパーマーケット向け安ワインブランドのレイヤーケーキとチェリーパイについては「プライオリティ・ブランド」として今後も保持する方針です。

ここで言及されていないワイナリーとしてはキュペ(Qupe)、オーウェン・ロー(Owen Roe)、コセンティーノ(Cosentino)、スワンソン(Swanson)、キャメロン・ヒューズ(Cameron Hughes)などがあります。これらも売却される可能性は否定できないようです。

この発表の後、人員削減に踏み込んだことも明らかになっています。

ヴィンテージ・ワイン・エステーツは2021年に株式公開していますが、2022年以降は業績が低迷し、株価も下落しています。在庫管理の問題などもあるようで、落ち着くまではしばらくかかりそうです。