カリフォルニアワインを中心に、スペインやニュージーランドのワインなども輸入するデプト・プランニングの試飲会に参加してきました。そこからお薦めのワインを紹介します。


ナパのスプリング・マウンテンにあるワイナリー「テラ・ヴァレンタイン」のドライ・リースリング(5800円)。新ヴィンテージですが、なんと2013年です。ドライなリースリングといってもドライさには幅がありますが、これは本当にドライなリースリングです。香り良く美味しいです。


メンドシーノのジラソーレによるシャルドネ2022(3500円)。自然派のワイナリーで、ワインはやわらかな味わい。コスパいいです。


ニュージーランドのピノ・ノワールを2つ。右はクルクル(Kuru Kuru)のピノ・ノワール2016(4500円)。香り良く果実味もきれいで複雑さもある素晴らしいピノ・ノワール。これで5000円切りは驚きです。この日のメモには0.5点刻みで5点までの評点を付けていましたが、これは「5」を付けた3本のワインの一つです。左はタラス(Tarras)のピノ・ノワール2020(6000円)。これも果実味がとてもきれい。


スペインのリベラ・デル・ドゥエロから2本です。右のヴィーニャアロヨグランレゼルバ2014(8000円)。むちゃくちゃ華やかな味わい。これも5を付けています。左は同じくヴィーニャアロヨのヴィンディミア・セレクシオナーダ2015(12000円)。きわめて複雑でパワフルなワイン。


メンドシーノのモンテ・ヴォルペ(Monte Volpe)のプリモ・ロッソ ロット16(3500円)。ジンファンデルなどのブレンドもの。これも華やかで果実の明るい味わいが光ります。


メンドシーノのグラジアーノ(Graziano)は、実は上のモンテ・ヴォルペと同じワイナリーによるワイン。右はプティ・シラー2012(3400円)。プティ・シラーらしい強靭なタンニンと豊かな酸、素晴らしい果実味で非常にコスパの高いワイン。5点を付けています。3ケースしかないということなので、見つけたら「買い」です。
左はジンファンデル2018(5000円)。芳醇で甘やかさのあるワイン。明るい果実味とバランスの良さがいいワイン。


ナパのシルバー・ゴーストのカベルネソーヴィニヨン(8000円)。シルキーなタンニン、文句なしに美味しい。


アパーチャー・セラーズは今ソノマで大変注目されているワインメーカー「ジェシー・カッツ」のワイナリーです。右からレッド・ブレンド2021(15000円)、カベルネ・ソーヴィニョン2021(20000円)、オリバー・ランチ カベルネ・ソーヴィニョン2019(35000円)。どれもいいワインですが、個人的には中央のカベルネ・ソーヴィニョンが一番良かったです。タンニンや果実感のバランスが素晴らしい。