年末といえばやっぱり「そば」というわけで白金の三合庵に行ってみました。

以前は仕事納めの日のそばといえば神田の「まつや」に行くのを定番としていたのですが,まつやは開店時に入らないと30分くらい待つのも当たり前といった状態でした(近所のやぶはもっと並びそうでした)。それにひきかえ立地が不便なせいか,オフィス街にないせいか,三合庵は席こそほとんど埋まっているものの行列にはならなさそうです。

せいろとお代わりのそば,卵焼きを注文。本当はお酒も頼みたいところですが,自重。つまみはほかにいたわさや天ぷら,にしんの棒煮など。やきとりやとりわさがないのはちょっとさびしい。

さて,待つことしばし。まずは卵焼きが到着です。

大根おろしがたっぷり添えられた卵焼きは東京風の甘いものではなく,だし巻きです。だしたっぷりでふわふわ,ジューシー。これはレベル高いです。

食べ終わったころにせいろが出てきます。細めのそばはきっちり冷水で締められていて,美味です。量は少ないです。5口くらいでなくなってしまいます(笑)。それに見合って,つゆも少ないのがちょっとさびしいところ。お代わりも食べてやっと腹4分目くらいでしょうか。濃い目の蕎麦湯をいただいてやっとちょっとお腹に溜まった感じがしました。

これで2000円強ですから,ひんぱんには行けませんが,うわさにたがわずおいしい店です。サービスもいい。