日本でも比較的割安で買えるHelen TurleyのZinfandelとしてMartinelliのGuizeppe & Luisaは何回か紹介していますが,Wine Advocate誌で94点を取ったという最新ヴィンテージ2005が入ってきています。米国の実売価格は安いところで58ドルというのもありますが,大部分が70ドル以上なので,ほぼ同等の価格です。
Wassy'sでジェンセンを単体で売っています。ただしハーフボトルしか残っていません。ちょっと割高ですが…
WA誌ではジェンセンより高い評価だったセレックも単体であります。
WA誌ではジェンセンより高い評価だったセレックも単体であります。
NapaのMt.VeederにあるワイナリChateau Potelleが202エーカー(約82ha)の土地をKendall-Jacksonで知られるJackson家に売却したと発表しました。オーナーのJean-Noel Fourmeaux氏がWine&Vines誌に語ったところによると,売却は不動産だけで,ブランド,ビジネス,在庫は含まないそうです。
Fourmeauxはさらに「Jackson家は長いことChateau Potelleの土地を欲しがっていた。できるだけ長くそれに抵抗していたが,断りきれないオファーを入れられ手放すことにした」と言っています。
Chateau Potelleが今後どうなるのか不明ですが,Formeaux夫妻はPaso RoblesにもGravity Hillsというワイナリを持っているので,ワインビジネスから手を引いてしまうことはなさそうです。
"Chateau Potelle's 202-acre estate in Napa's Mount Veeder AVA has been purchased by Jess Jackson and his wife Barbara Banke for their Jackson Family Wines group."
Wines & Vines - News Headlines - Jackson Makes a Deal
Fourmeauxはさらに「Jackson家は長いことChateau Potelleの土地を欲しがっていた。できるだけ長くそれに抵抗していたが,断りきれないオファーを入れられ手放すことにした」と言っています。
Chateau Potelleが今後どうなるのか不明ですが,Formeaux夫妻はPaso RoblesにもGravity Hillsというワイナリを持っているので,ワインビジネスから手を引いてしまうことはなさそうです。
ハチドリ(Hummingbird)のエチケットで知られるClos LaChanceワイナリは2006年5月から,絶滅危惧種救済のためのワインを作っていますが,このほど2万ドルを募金したという報告がありました。
今回の募金はチリのロビンソン・クルーソー島にしかいないJuan Fernández Firecrownというハチドリを救おうというもの。このハチドリは雄と雌が全く違う色でとてもきれいです(写真はこちら)。
また,次のシリーズとしてはハチドリの中でも最も絶滅が近いと危惧されているHonduran Emeraldで,この秋から再びThreatened Speciesシリーズのワインとして販売されます。このハチドリもきれいです(写真はこちら)。
日本にはThreatened Speciesシリーズは入荷されていませんが,Hummingbirdシリーズがいくつか入っています。
"Clos LaChance Winery is pleased to announce that nearly $20,000 in proceeds from their first limited “Threatened Species” Hummingbird Series wine have been allocated to saving the Juan Fernández Firecrown hummingbird from extinction."
Clos LaChance Winery Raises $20,000 to Save Juan Fernandez Firecrown Hummingbird from Extinction
今回の募金はチリのロビンソン・クルーソー島にしかいないJuan Fernández Firecrownというハチドリを救おうというもの。このハチドリは雄と雌が全く違う色でとてもきれいです(写真はこちら)。
また,次のシリーズとしてはハチドリの中でも最も絶滅が近いと危惧されているHonduran Emeraldで,この秋から再びThreatened Speciesシリーズのワインとして販売されます。このハチドリもきれいです(写真はこちら)。
日本にはThreatened Speciesシリーズは入荷されていませんが,Hummingbirdシリーズがいくつか入っています。
9月17日に開催されたWine Industry Financial Symposiumから「Trading Up: The Sustainability of Luxury Brands」という話がWines & Vinesに出ていました。要は「高級好み」の消費者の心をいかにつかんで,ワインの値段をどれだけ上げられるか,というようなことです。
結論としては「ブランドの信憑性を高める」ことが大事だということです。値段を上げたときに,ほかの製品に移ってしまうかそうでないかというときに,そのブランドが「信憑性がある」ものであれば,ユーザーは付いてくるそうです。
この層の顧客というのは年収でいうと8万ドル~12万5000ドル,日本円で1000万~1500万円ですから,「富裕層」よりは下になります。この層は「ハイエンドの経験」を欲しており,価格ではなくブランドや「インターネットを通じた経験」でものを買うこと,また熱烈なワイン飲みになりやすいこと,などが挙げられています。ワインを買う前に「予習」をたくさんするため「Webサイトでイメージを高める」ことも必要だそうです。
確かに,日本のワイン好きの層というのも,こういった像に当てはまりやすいような気がします。Opus Oneなんてムートンにも裏付けられた「信憑性あるブランド」の代表みたいなものですしね。昨今のカレラ・ブームもこういう層が中心なのかもしれません。それ以前に,日本人のフランスワイン好きなのも
僕のようにひねくれた消費者からは「もっともらしいことを言って値段を上げているだけ」に見えなくもないのですが…
ちなみに昨日取り上げようかどうしようか迷って結局書かなかった記事に,高級ワインの値段はどうして上がり続けるのかという話があったのですが,そこでも消費者が「供給が少ない上級品」に集中するから,といったことが書いてありました。そのあたりが「ワインファンド」の成り立つ理由でもあり,ちょっと後味の悪さを感じます。
"One way to set your product apart from the competition is by establishing brand authenticity. Luxury consumers want to feel like the products they buy are made according to tradition, Amspacher said, using artisan methods. Often they are associated with a particular region."
Wines & Vines - News Headlines - Attracting 'New Luxury' Consumers
結論としては「ブランドの信憑性を高める」ことが大事だということです。値段を上げたときに,ほかの製品に移ってしまうかそうでないかというときに,そのブランドが「信憑性がある」ものであれば,ユーザーは付いてくるそうです。
この層の顧客というのは年収でいうと8万ドル~12万5000ドル,日本円で1000万~1500万円ですから,「富裕層」よりは下になります。この層は「ハイエンドの経験」を欲しており,価格ではなくブランドや「インターネットを通じた経験」でものを買うこと,また熱烈なワイン飲みになりやすいこと,などが挙げられています。ワインを買う前に「予習」をたくさんするため「Webサイトでイメージを高める」ことも必要だそうです。
確かに,日本のワイン好きの層というのも,こういった像に当てはまりやすいような気がします。Opus Oneなんてムートンにも裏付けられた「信憑性あるブランド」の代表みたいなものですしね。昨今のカレラ・ブームもこういう層が中心なのかもしれません。それ以前に,日本人のフランスワイン好きなのも
僕のようにひねくれた消費者からは「もっともらしいことを言って値段を上げているだけ」に見えなくもないのですが…
ちなみに昨日取り上げようかどうしようか迷って結局書かなかった記事に,高級ワインの値段はどうして上がり続けるのかという話があったのですが,そこでも消費者が「供給が少ない上級品」に集中するから,といったことが書いてありました。そのあたりが「ワインファンド」の成り立つ理由でもあり,ちょっと後味の悪さを感じます。
Wine Advocate誌で96点を取ったCalera Selleck 2004が,楽天でいろんな店に入荷しています。ジェンセンと違って単体で入手できることが多いです。
ビリーズ・ブートキャンプで日本でも「キャンプ」が軍隊生活の意味だというのは浸透してきたと思いますが,米国ではいろいろなCampがあります。CrushpadもCRUSHCAMPという体験プログラムをやっています。
火曜日の夕方5時半からと土曜日の10時から。1回2時間半です。参加は多分無料。Crushpadのワイン作りって具体的にどういうことをやるのだろうと,知りたい人は参加してみてはいかがでしょう。人数はかなり限られているので要予約です。
火曜日の夕方5時半からと土曜日の10時から。1回2時間半です。参加は多分無料。Crushpadのワイン作りって具体的にどういうことをやるのだろうと,知りたい人は参加してみてはいかがでしょう。人数はかなり限られているので要予約です。
Wine Spectator誌がオンラインでビデオコンテストを開催しています。米国時間の9月28日まで毎日ビデオがポストされ,視聴者は5段階の投票ができるようになっています。
まずは最初の二つがポストされたところですが,ビデオのできは…。
百聞は一見にしかずですから,まずはご覧になってください。
サイトはこちら。
まずは最初の二つがポストされたところですが,ビデオのできは…。
百聞は一見にしかずですから,まずはご覧になってください。
サイトはこちら。
いくつか溜め込んでいるピノ・ノワール関連の話をまとめて放出しておきます。
◎Caleraの復権
日本でも今年5月にテレビ番組で取り上げられてからカレラ・ジェンセンを中心としたブームが起こり,急激に入手困難銘柄になってしまいましたが,これほど極端ではないにせよ,Caleraの存在感は明らかに上がっていると思います。ParkerのWine Advocateで2004 Selleckが96,Jensenが94という高評価を取っていますし,大西洋を渡ったイギリスのJancis Robinson(のWebサイト)では「Calera Pinots back on form」という記事が出ています(会員専用なので読めませんが)。PinotFileにも6ページにわたる特集が掲載されています(リンクはこちら,PDFなので注意)。
◎ピノブームは続く
Calera復権の背景にピノブームがあることは間違いありません。上述のPinotFileの9月17日号は「Starter Kit for Pinot Newbies」がテーマ(PDFのリンクはこちら)。takuyaさんが既に取り上げていますが,ピノブームで新たにピノを飲み始める“新人”向け記事で,一般論としてのピノを飲むときの心得や覚えておくべき生産者などが書かれています。最初の心得の部分は,よくまとまっていると思います。ちなみにここでもCaleraは飲むべきワインとして取り上げられています。初心者向けの入手しやすく安いピノのリストもありますが,日本に入っているのはほとんどないのが残念なところ。
ピノブームについてはPress Democrat紙のWebでもSiduriからのニューズレターとして取り上げています。生産者にとってもこのブームにどう乗って,自らをどう位置づけるかは重要な課題のようです。
◎マニアは深い話題に…
パーカーの掲示板では相変わらずマニアックな話題が横行していますが,最近のものではCaleraの古いヴィンテージのテイスティングで畑間の差が少なかったことから,根の張り具合とテロワールといった深い議論が起こったのが目に付きました。この手の話題になると必ず登場するのがCargasacchi VineyardのPeter Cargasacchi氏です。彼が出てくると議論に深みが出ます。
◎Caleraの復権
日本でも今年5月にテレビ番組で取り上げられてからカレラ・ジェンセンを中心としたブームが起こり,急激に入手困難銘柄になってしまいましたが,これほど極端ではないにせよ,Caleraの存在感は明らかに上がっていると思います。ParkerのWine Advocateで2004 Selleckが96,Jensenが94という高評価を取っていますし,大西洋を渡ったイギリスのJancis Robinson(のWebサイト)では「Calera Pinots back on form」という記事が出ています(会員専用なので読めませんが)。PinotFileにも6ページにわたる特集が掲載されています(リンクはこちら,PDFなので注意)。
◎ピノブームは続く
Calera復権の背景にピノブームがあることは間違いありません。上述のPinotFileの9月17日号は「Starter Kit for Pinot Newbies」がテーマ(PDFのリンクはこちら)。takuyaさんが既に取り上げていますが,ピノブームで新たにピノを飲み始める“新人”向け記事で,一般論としてのピノを飲むときの心得や覚えておくべき生産者などが書かれています。最初の心得の部分は,よくまとまっていると思います。ちなみにここでもCaleraは飲むべきワインとして取り上げられています。初心者向けの入手しやすく安いピノのリストもありますが,日本に入っているのはほとんどないのが残念なところ。
ピノブームについてはPress Democrat紙のWebでもSiduriからのニューズレターとして取り上げています。生産者にとってもこのブームにどう乗って,自らをどう位置づけるかは重要な課題のようです。
◎マニアは深い話題に…
パーカーの掲示板では相変わらずマニアックな話題が横行していますが,最近のものではCaleraの古いヴィンテージのテイスティングで畑間の差が少なかったことから,根の張り具合とテロワールといった深い議論が起こったのが目に付きました。この手の話題になると必ず登場するのがCargasacchi VineyardのPeter Cargasacchi氏です。彼が出てくると議論に深みが出ます。
KistlerのChardonnayは山ほどあるので,どれが一番かよく分からないのですが,多分流通価格や名前から見てCuvee Cathleen(PinotはCatherine,キャサリンだけどこっちはキャスリーン)だろうと思います。米国でもオークション以外の流通は少なく,事実上200ドル前後の価格になるので2万1000円というのは,このワインに興味を持つ人にとっては安いと思います。パーカーの掲示板を見ていると,多少当たりはずれはあるようですが,「当たり」のときは「この世のものとも思えない」といった感想や,Peter MichaelやMarcassinよりも上といった感想も出ています。
Santa Barbara Wineryは,特別に高品質なワインを作っているワイナリではありませんが,比較的割安で安心して飲めるワインを多く出しています。2005年のサンタ・リタ・ヒルズ・ピノ・ノワールはワイナリ価格が22ドルでカリフォルニアワインあらかるとで2880円(税抜き)。1ドル130円換算になりますから,まあまあ割安と言えると思います。今どき3000円以下のピノでまともなものはなかなかありませんから,そういう意味でも貴重です。
カリフォルニアよりも日本にいるほうが入手しやすいワインの一つがSea Smoke。2005はまだ米国の小売市場にもあるようですが,Southingの場合で価格が60~120ドルと大変幅広くなっています。タカムラで登場した価格は9300円(税抜き)。昨年より少し上がっているのが気になりますが,米国の価格とそん色ないと言えば,言える範囲です。パーカーの掲示板でのテイスティング・ノートはこちら。非常によいと言われる2005だけあって,おいしいようです。なお,Wine Advocateにはまだ評価は出ていません(WSでは92点だったようです)。
三線引きの端くれとして,「十九の春」はときどき弾くことがあります。古くは田端義夫が歌ってヒットしたことで知られていますが,近年では「ナビィの恋」で,この歌が主役と言ってもいいほど重要な位置を占めており,それで知った人も多いかもしれません。これほど有名な曲でありながら,弾く側に立ってみるとちょっとあれっというところもあります。
この曲は沖縄のメロディではありません。ヤマト(本土)の演歌に近い感じがします。そして歌詞も沖縄の言葉ではありません。唯一「同じコザ市に住みながら」の部分が沖縄固有な部分です。「奥山住まいのウグイスは」といった歌詞も沖縄というよりもヤマトを感じさせます。どうしてこれが沖縄の曲なんだろう,というのは私にとっても以前からの疑問でありました。さらに,私が持っているいくつかのCDにこの曲は収録されていますが,歌詞が少しずつ違うのも不思議な気がしていました。
この本の著者である川井龍介さんは,奄美大島の有名な唄者朝崎郁恵さんが歌う十九の春を聞いたことから,そのルーツを求める旅を始めました。朝崎さんの父親が戦争中に米軍の魚雷で沈められた輸送船「嘉義丸」を悼んで作った「嘉義丸のうた」が「十九の春」と同じメロディであり,そこが旅の出発点でした。
ただ,「嘉義丸のうた」は奄美地方のごく一部,加計呂麻島だけで知られた歌。それが他の地域に伝わったとは思えません。別のルーツを探すうちに,与論島,与那国島,コザの売春婦といった,様々な可能性が見つかります。また,その過程で様々な人との出会いがあり,歴史との出会いがあります。
結局著者は完全な道筋を得るには至らなかったのですが,これが無駄な旅であったわけではありません。筆者は大阪から台湾にまでつながる「航路」としての関係を挙げていますが,私はむしろ奄美大島のはずれにある加計呂麻島,鹿児島と沖縄の境にある与論,沖縄と台湾の境にある与那国,コザの歓楽街,と何かしら「場末」を感じさせるところでこのメロディが歌われてきたことに興味を持ちました。
謎が明らかになる快感という意味ではちょっと欲求不満が残る人もいるだろうとは思いますが,民謡のルーツ探しというのは,話がすっきりしすぎないのもまたいいのではないかという気もしました。これまでよりも,この歌を大事にしなければ,とも感じました。
「十九の春」を探して うたに刻まれたもう一つの戦後史
livedoor BOOKS
書評/ルポルタージュ
朝崎郁恵さんの「十九の春」と「嘉義丸のうた」が収録された唯一のアルバムはこれ
この曲は沖縄のメロディではありません。ヤマト(本土)の演歌に近い感じがします。そして歌詞も沖縄の言葉ではありません。唯一「同じコザ市に住みながら」の部分が沖縄固有な部分です。「奥山住まいのウグイスは」といった歌詞も沖縄というよりもヤマトを感じさせます。どうしてこれが沖縄の曲なんだろう,というのは私にとっても以前からの疑問でありました。さらに,私が持っているいくつかのCDにこの曲は収録されていますが,歌詞が少しずつ違うのも不思議な気がしていました。
この本の著者である川井龍介さんは,奄美大島の有名な唄者朝崎郁恵さんが歌う十九の春を聞いたことから,そのルーツを求める旅を始めました。朝崎さんの父親が戦争中に米軍の魚雷で沈められた輸送船「嘉義丸」を悼んで作った「嘉義丸のうた」が「十九の春」と同じメロディであり,そこが旅の出発点でした。
ただ,「嘉義丸のうた」は奄美地方のごく一部,加計呂麻島だけで知られた歌。それが他の地域に伝わったとは思えません。別のルーツを探すうちに,与論島,与那国島,コザの売春婦といった,様々な可能性が見つかります。また,その過程で様々な人との出会いがあり,歴史との出会いがあります。
結局著者は完全な道筋を得るには至らなかったのですが,これが無駄な旅であったわけではありません。筆者は大阪から台湾にまでつながる「航路」としての関係を挙げていますが,私はむしろ奄美大島のはずれにある加計呂麻島,鹿児島と沖縄の境にある与論,沖縄と台湾の境にある与那国,コザの歓楽街,と何かしら「場末」を感じさせるところでこのメロディが歌われてきたことに興味を持ちました。
謎が明らかになる快感という意味ではちょっと欲求不満が残る人もいるだろうとは思いますが,民謡のルーツ探しというのは,話がすっきりしすぎないのもまたいいのではないかという気もしました。これまでよりも,この歌を大事にしなければ,とも感じました。
「十九の春」を探して うたに刻まれたもう一つの戦後史
- 川井 龍介
- 講談社
- 1785円
livedoor BOOKS
書評/ルポルタージュ
朝崎郁恵さんの「十九の春」と「嘉義丸のうた」が収録された唯一のアルバムはこれ
今年の収穫は例年より早く進んでいるとのことですが,収穫シーズンにブドウ畑に行くのはやはり楽しいものです。畑でブドウをつまみ食いするのも一興。シリコンバレーからほど近いSanta Cruz Mountainsでも収穫ツアーがあります。
The Santa Cruz Experienceは9月29日と10月13日にツアーを開催。ブドウの摘み取りや,ボトル詰め,さらにはStomping(足踏み)まで体験できるそうです。
Santa Cruz Mountain Wine Toursでも様々なツアーを開催しています。
これらツアーにも含まれているSilver Mountain Vineyardsは有機認定を受けた畑のブドウでワインを作っている「自然派」。シャルドネはCorton-Charlemagneから19世紀に持ってきたというMt.Edenクローン。このワイナリでは9月15日以降の土曜日に「Eco Tour」を開催しています。6人以上で予約すること。参加費は5ドルですが,ワインを買えば戻してくれます。
なかなかよさげな雰囲気です。ナパと違って観光客もさほど多くないのでのんびりできると思います。
The Santa Cruz Experienceは9月29日と10月13日にツアーを開催。ブドウの摘み取りや,ボトル詰め,さらにはStomping(足踏み)まで体験できるそうです。
Santa Cruz Mountain Wine Toursでも様々なツアーを開催しています。
これらツアーにも含まれているSilver Mountain Vineyardsは有機認定を受けた畑のブドウでワインを作っている「自然派」。シャルドネはCorton-Charlemagneから19世紀に持ってきたというMt.Edenクローン。このワイナリでは9月15日以降の土曜日に「Eco Tour」を開催しています。6人以上で予約すること。参加費は5ドルですが,ワインを買えば戻してくれます。
なかなかよさげな雰囲気です。ナパと違って観光客もさほど多くないのでのんびりできると思います。
「カルトワインのサードワイン」という噂で評判になったWaterstoneのCabernet。売り手がマーケティングのために流しているのではないかというのが拭えませんが,米国での価格は約20ドル。その値段にしては非常にいいというのが定評のようです。柳屋で売っている3980円(税抜き)というのは安いのか高いのか。2000円台なら文句なく「買い」ではないかと思うのですが,税込み4000円超は「噂」が気になる人以外には微妙な感じです。
ただ,3本以上で12本まで送料無料になるので,ほかのと一緒に買うのにはいいかもしれません。
ただ,3本以上で12本まで送料無料になるので,ほかのと一緒に買うのにはいいかもしれません。
液晶テレビを買ったというのは前に書きましたが,いくつか困ったことが起きています。
まず,メーカーの策謀なのか,うち固有の問題なのか分かりませんが,デジタルとアナログで画質が違いすぎます。アナログで見ると普通の状態で,VHSの3倍速くらいの画質。鑑賞上かなり問題あります。リアルタイムで見る分にはデジタルでいいのですが,録画するときが不便。録画機器にはデジタル・チューナーがないので,CATVのセットトップボックス経由で録画するしかありません。しかも録画画質をかなりよくしないと,途端に粗が目立ってしまいます。ディスク食いな上に,デジタルのダビング制限があるため,非常に使いにくい状況になってしまっています。
デジタル・チューナー付きのHDレコーダーを買うという選択肢はあり得ますが,そこまでするのならBDかHD DVDでないと中途半端な気がするので,それらが安くなってくるのを待ちたい気持ちです。それに,今のデジタルのコピー制限は我慢できないので,それが解決されてからの製品にしたいというのもあります。
液晶やプラズマテレビを買った人,こういう悩みはないのでしょうか?
まず,メーカーの策謀なのか,うち固有の問題なのか分かりませんが,デジタルとアナログで画質が違いすぎます。アナログで見ると普通の状態で,VHSの3倍速くらいの画質。鑑賞上かなり問題あります。リアルタイムで見る分にはデジタルでいいのですが,録画するときが不便。録画機器にはデジタル・チューナーがないので,CATVのセットトップボックス経由で録画するしかありません。しかも録画画質をかなりよくしないと,途端に粗が目立ってしまいます。ディスク食いな上に,デジタルのダビング制限があるため,非常に使いにくい状況になってしまっています。
デジタル・チューナー付きのHDレコーダーを買うという選択肢はあり得ますが,そこまでするのならBDかHD DVDでないと中途半端な気がするので,それらが安くなってくるのを待ちたい気持ちです。それに,今のデジタルのコピー制限は我慢できないので,それが解決されてからの製品にしたいというのもあります。
液晶やプラズマテレビを買った人,こういう悩みはないのでしょうか?
1988年のMondavi Reserve Cabernetが11000円で出ています。88年はNapaは非常に不出来な年ですが,このワインはWSで91点を受けており,CellarTrackerのテイスティング・ノートを見ても,状態さえ良ければいいワインのようです。この店はよく知りませんが,古酒に力を入れているようなので,保存環境はちゃんとしているのではないかと思います。来年20年になりますから,成人式を祝って開けるとかいいかもしれませんね。
沖縄県南部,ひめゆりの塔から500mほど離れたところに「琉風之塔」という慰霊塔があります。戦争で亡くなった沖縄の気象台職員を祭っています。では,沖縄戦と気象台はどういう関係だったのでしょう。
沖縄戦について精力的に名著を書き続けている田村洋三さんの作品に「特攻に殉ず――地方気象台の沖縄戦」という本があるのは知っていました。ただ,もう一つピンと来ず,敬遠していたところもあるのですが,先日やっとこれを読んでみました。そして,この中の重要な登場人物である矢崎好夫さんが書いた「八月十五日の天気図―沖縄戦海軍気象士官の手記 」も。
これでやっと自分の中でいろいろなものがつながってきた感じがしました。
神風特攻隊について聞いたことがない人はいないと思いますが,特攻隊のほとんどは沖縄めがけて特攻しにいっていたことはご存知でしょうか(ちなみに神風~は海軍の名称)。特攻隊が始まったのはフィリピン戦ですが,それが大々的に作戦として実行されたのは沖縄戦でした。有名な知覧などが沖縄に向かって飛び立つ基地があったところです。このとき,爆弾を抱えた小型機にとって大事なのが天気。晴れ渡っていたらすぐに発見されてしまいますし,雲が多すぎたら相手の位置を把握できません。また,途中に前線があると飛行に大きな障害となりました。
そこで,特攻隊のために沖縄“現地”の天気予報を発信し続けたのが気象台や海軍・陸軍の気象兵だったのです。
沖縄戦について精力的に名著を書き続けている田村洋三さんの作品に「特攻に殉ず――地方気象台の沖縄戦」という本があるのは知っていました。ただ,もう一つピンと来ず,敬遠していたところもあるのですが,先日やっとこれを読んでみました。そして,この中の重要な登場人物である矢崎好夫さんが書いた「八月十五日の天気図―沖縄戦海軍気象士官の手記 」も。
これでやっと自分の中でいろいろなものがつながってきた感じがしました。
神風特攻隊について聞いたことがない人はいないと思いますが,特攻隊のほとんどは沖縄めがけて特攻しにいっていたことはご存知でしょうか(ちなみに神風~は海軍の名称)。特攻隊が始まったのはフィリピン戦ですが,それが大々的に作戦として実行されたのは沖縄戦でした。有名な知覧などが沖縄に向かって飛び立つ基地があったところです。このとき,爆弾を抱えた小型機にとって大事なのが天気。晴れ渡っていたらすぐに発見されてしまいますし,雲が多すぎたら相手の位置を把握できません。また,途中に前線があると飛行に大きな障害となりました。
そこで,特攻隊のために沖縄“現地”の天気予報を発信し続けたのが気象台や海軍・陸軍の気象兵だったのです。
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ソノマのRussian River Valley地区のワイン・イベント「Pinot on the River」が10月26~28日に開催されます。ワイン・カントリーで開かれるPinot Noirのイベントとして人気が高いものです。9月中にチケットを買うと割引があります。
これ以外のセミナーも「The Rising Stars Of California Pinot Noir」とか「Vineyard Focus: Bien Nacido Vineyards」とか「Winery Focus: A Tale of Three Verticals」とか「Pinot Noir Discovery Tasting at Russian River Vineyards」とか面白そう。
28日(日曜日)の「Artisanal Pinot Noir Grand Tasting at Russian River Vineyards」がメイン・イベントで80以上のワイナリが参加します。参加リストにはKosta BrowneとかNative9とかW.H. SmithとかA.P. Vinだとか,新進気鋭の名前がずらり。EtudeとかPatz&Hallといった今や大御所的な風格があるワイナリもいろいろ。Freemanも参加しています。(これらすべてが日曜日のテイスティングに参加するのかどうかは不明です,念のため)"Pinot On The River is a full-immersion weekend of Pinot Noir, featuring a full program of in-depth tastings and seminars, vineyard tours and sumptuous food."
Pinot on the River - Russian River Valley 2007
これ以外のセミナーも「The Rising Stars Of California Pinot Noir」とか「Vineyard Focus: Bien Nacido Vineyards」とか「Winery Focus: A Tale of Three Verticals」とか「Pinot Noir Discovery Tasting at Russian River Vineyards」とか面白そう。
まあ,いろんなことを考える人がいるもんだなと。
"A New York company is enthusiastically exploiting the links between wine and sex – starting with a tasting at an adult toy store."
Erotic wine evenings strike educational note - decanter.com - the route to all good wine
「ブティック・ワイナリ」と呼ばれるような家族経営のワイナリが数多く参加することで知られるFamily Winemakersの2007年のテイスティング・イベントが8月にサンフランシスコで開かれました。以前は12月に開催していたはずですが,いつのまにか夏に変わったようです。Vinographyに結果報告がこのほどやっと登場。Alder氏は二日間テイスティングに参加して,あまりの数の多さに整理するのがここまでかかってしまったとか。「二つのイベントに分けるべき」と彼は言っています。
結果はリンク先ページを読んでいただきたいですが,評価が高くて安くてとなると,実は名前が必ず出てくるのはRosenblum。やっぱりここは定評ありますね。
このほか気になったのは,白ワインで唯一9.5を付け,赤ワインでも9.5をつけた5本のうちに入ったDerbes。
日本にも少し入っています。Chardonnayはこれそのもの。Pinotは前年のヴィンテージのもの(名前が違いますが,ここはPinot1種しか作っていないので基本的には同じでしょう)。値段も税抜きなら5000円台とまあまあで売っているところもあります(8000円台が主流ですが)。
とにもかくにも二日間で350種ものワインをテイスティングしたそうですが,それでも全然回りきれなかったとのこと。これまであまり知らなかったワイナリを優先してテイスティングしたそうです。"Family Winemakers, for those unfamiliar with the event, is the largest single tasting of California wine in the world, and focuses on family-owned and operated wineries, many of them the sort of boutique, mom-and-pop wineries that are making some of California's best wines"
Vinography: A Wine Blog: California
結果はリンク先ページを読んでいただきたいですが,評価が高くて安くてとなると,実は名前が必ず出てくるのはRosenblum。やっぱりここは定評ありますね。
このほか気になったのは,白ワインで唯一9.5を付け,赤ワインでも9.5をつけた5本のうちに入ったDerbes。
2003 Derbes Chardonnay, Russian River Valley, Sonoma. $39
2004 Derbes "Les Pinots" Pinot Noir. $45
日本にも少し入っています。Chardonnayはこれそのもの。Pinotは前年のヴィンテージのもの(名前が違いますが,ここはPinot1種しか作っていないので基本的には同じでしょう)。値段も税抜きなら5000円台とまあまあで売っているところもあります(8000円台が主流ですが)。
Sonomaのダウンタウン近くにあり,カリフォルニア最古のワイナリとして知られているBuena Vistaが150周年記念のイベントを9月7日に開催しました。
ご存知の方も多いと思いますが,Buena Vistaの創設者Agoston Haraszthyはハンガリーからの移民で野心に富んだユニークな人物だったそうです。California Agriculture Societyの会長になって,ブドウの苗木を大量に集めたりなど,突拍子もないことをいろいろ行い,最後は破産に陥ったとか。その後,ニカラグアで蒸留所を作り,ワニに食べられてしまったという伝説が残っています。
Buena Vista Wineryはその後も地道にワインを作り続け,最近は生産量を5万ケースほどに抑えて高品質なワインを作っています。
"Buena Vista Winery turns 150 Oldest continuous operating winery in the state"
sonomanews.com
ご存知の方も多いと思いますが,Buena Vistaの創設者Agoston Haraszthyはハンガリーからの移民で野心に富んだユニークな人物だったそうです。California Agriculture Societyの会長になって,ブドウの苗木を大量に集めたりなど,突拍子もないことをいろいろ行い,最後は破産に陥ったとか。その後,ニカラグアで蒸留所を作り,ワニに食べられてしまったという伝説が残っています。
Buena Vista Wineryはその後も地道にワインを作り続け,最近は生産量を5万ケースほどに抑えて高品質なワインを作っています。
何度も書いていますが,ヘレン・ターリーがワインメーカーとして作る(あるいは作った)ワインの中で一番格安で入手できるのがMaritinelliです。特に,日本の価格は米国とほぼ同等とお得。今や自身のMarcassinのほかはMartinelliとJames Henryでしかワインを作っていないので,その意味でも貴重です。カリフォルニアワインあらかるとにいろいろ入っています。
米国小売価格の最安レンジと比較してみると
Reserve Pinot 2001 60ドル⇔7480円
Moonshine Ranch Pinot 2001 73ドル⇔8380円
Bondi Home Ranch Pinot 2004 65ドル⇔7690円
7 Mules Pinot 2004 48ドル⇔7690円
Zio Tony Ranch 2004 55ドル⇔7690円
Martinelli Road Chardonnay 48ドル⇔6420円
Giuseppe & Luisa Zinfandel 2004 51ドル⇔7280円
Jackass Zinfandel 2004 100ドル⇔18800円
と,これも前から書いていますがなぜか同じZinfandelでもJackassは高くGiuseppe & Luisaは格安です。ちなみに個人的にはここで一番おいしいのはZinfandelだと思っています。Pinotは評論家の評価は高いですが,「これは」というのには出会っていません(そういえばBlue Slide Ridgeも家にあったはず。どなたか一緒に飲みましょうか?)。
PS.takuyaさんからGiuseppe & Luisaのワイナリ価格を教えていただいたので修正しました。
米国小売価格の最安レンジと比較してみると
Reserve Pinot 2001 60ドル⇔7480円
Moonshine Ranch Pinot 2001 73ドル⇔8380円
Bondi Home Ranch Pinot 2004 65ドル⇔7690円
7 Mules Pinot 2004 48ドル⇔7690円
Zio Tony Ranch 2004 55ドル⇔7690円
Martinelli Road Chardonnay 48ドル⇔6420円
Giuseppe & Luisa Zinfandel 2004 51ドル⇔7280円
Jackass Zinfandel 2004 100ドル⇔18800円
と,これも前から書いていますがなぜか同じZinfandelでもJackassは高くGiuseppe & Luisaは格安です。ちなみに個人的にはここで一番おいしいのはZinfandelだと思っています。Pinotは評論家の評価は高いですが,「これは」というのには出会っていません(そういえばBlue Slide Ridgeも家にあったはず。どなたか一緒に飲みましょうか?)。
PS.takuyaさんからGiuseppe & Luisaのワイナリ価格を教えていただいたので修正しました。
ナパさんのPinotとChardonnay,かんちゃんのPinot,ギャブゥさんのChardonnay,このほかSan SakanaのSyrahとかDain WinesのPinotなどワイン会やるだけの数はありそう。もちろんほとんど今から買ったり送ってもらったりしないといけないから少なくとも何週間か先になるけどね。
開催できそうなのは火曜日しかないのがどうでしょうか。興味ある人はコメントか直メールでお願いします。
開催できそうなのは火曜日しかないのがどうでしょうか。興味ある人はコメントか直メールでお願いします。
シドゥーリのアダム・リーが今年ピゾーニの畑の収穫で,ある実験をしており,その経過をParkerの掲示板で公開しています。アダム・リーはここ数年Pisoniのブドウの凝縮具合が期待レベルからやや落ちており,それが収量が増えたせいではないかと疑っているようです。そこで今年,畑の半分だけ収量を故意に落とすことによってどういう違いが出るかを調べようというのです。
今後の経過は随時このスレッドでアップデートされていくようです。ピノおたくには注目のスレッドです。
通常のセクションは1.17エーカーから2.685トン(2.29トン/エーカー)の収穫だったのに対し,余計に枝を刈ったセクションは1.17エーカーから2.116トン(1.81トン/エーカー)の収穫だったとか。"Wanted to mention briefly an experiment we have going on Pisoni fruit this year."
Mark Squires' Bulletin Board on eRobertParker.com - An Experiment
今後の経過は随時このスレッドでアップデートされていくようです。ピノおたくには注目のスレッドです。
iPhoneから電話機能を抜いたiPod touchが発表されました。こういったデジタル系ガジェットも最近は携帯電話くらいしか使っていないのですが,今回は不覚にも欲しくなってしまいました。
といってもMP3プレイヤーとして使いたいのではなく,家で使う簡易端末として。今は家でもパソコン立ち上げるのが面倒なときなど,携帯でメール・チェックなどしているわけですが,速度や表現力などやはり不満は結構あります。それがこれで置き換えられたらいいのではないかと思ったわけです。
そう考えたら,無線LANとブラウザがあれば何でもいいのかも。と思ってmylo調べてみたけどやっぱりいまいちっぽい。iPod touchだったらYouTubeも見られるから暇つぶしに使えると思うんだけど(家で暇があるかどうかというのは別問題)。
まあ,でも4万円は出させないな。
といってもMP3プレイヤーとして使いたいのではなく,家で使う簡易端末として。今は家でもパソコン立ち上げるのが面倒なときなど,携帯でメール・チェックなどしているわけですが,速度や表現力などやはり不満は結構あります。それがこれで置き換えられたらいいのではないかと思ったわけです。
そう考えたら,無線LANとブラウザがあれば何でもいいのかも。と思ってmylo調べてみたけどやっぱりいまいちっぽい。iPod touchだったらYouTubeも見られるから暇つぶしに使えると思うんだけど(家で暇があるかどうかというのは別問題)。
まあ,でも4万円は出
スポーツ選手のセミヌード・カレンダーといったものはときどき登場しますが,ナパの農場主やワイナリ・オーナーのは多分初登場。「Napa Uncovered」というタイトルで収益はNapa County Farm Bureauに入ります。
ちなみに,Wagnerはこのカレンダーの目的として資金集めのほか,ナパの堅苦しいイメージをやわらげたいという期待もしているようです。
価格は18ドル。限定のサイン付きバージョンは36ドル。注文はこちらから。
登場するのはClos Du Valのヴィンヤード・マネジャであるAl Wagnerのほか"Napa winegrowers, ranchers and winery owners are taking a minimalist approach to preserving the county"
Wines & Vines - News Headlines - Napa Growers Exposed
Jon-Mark Chappellet, Chappellet Winery; Eric Pooler, Hall Winery; Albert Rios, Rios Farming Co.; Michael Hanna, Hanna Winery; vineyard owner Bob Barbarick; Tom Carpenter, Grgich Hills; Michael Honig, Honig Winery; Cio Perez, NCFB district director; Kirk Grace, whose family owns Grace Family Vineyards; cattle rancher Dan McQueeney; Jason Lauritsen, Regusci Vineyard Management; and RJ Lauritsen, Clos du Val.といった面々。さすがにそんな有名人はいませんが,元記事に載っているWagnerの写真はなかなか行けています。巷ではロシアのプーチン大統領がマッチョな写真を公開してゲイの間で大人気とのことですが,こちらもそういった方面の人気も出るかも(^^;)。
ちなみに,Wagnerはこのカレンダーの目的として資金集めのほか,ナパの堅苦しいイメージをやわらげたいという期待もしているようです。
価格は18ドル。限定のサイン付きバージョンは36ドル。注文はこちらから。
ITmediaはIT系の記事をときどき読んでいますが,ワインの温度計の記事が出ていました。この手のガジェット,実は嫌いではありません(あまり持ってないけどね)。
筆者は4000円で買ったと書いていましたが,楽天で1000円でも売っていました。写真は同じなので,多分同じものだと思います。
これはセンサーでビンの温度を見るものですが,もっと安直に,温度で色が変わる素材を使ったものもあるようです。
どっちかといったらセンサーのやつの方がかっこいいですね。
そういえばワインセラーの温度計の電池が切れたままになっているのを忘れてました。 orz
"せっかく俗世の悩みを忘れて酒を飲むのだから、どうせなら一番美味しく感じられる温度で飲みたいものである。そこでオススメしたいのが、デンマークのMENUが販売している「ワインサーモメーター」。これを使えばボトルの温度がすぐに測れるスグレモノだ。"
ITmedia D LifeStyle:ワインの飲み頃がわかる、腕時計みたいな温度計 (1/2)
筆者は4000円で買ったと書いていましたが,楽天で1000円でも売っていました。写真は同じなので,多分同じものだと思います。
これはセンサーでビンの温度を見るものですが,もっと安直に,温度で色が変わる素材を使ったものもあるようです。
どっちかといったらセンサーのやつの方がかっこいいですね。
そういえばワインセラーの温度計の電池が切れたままになっているのを忘れてました。 orz
2002年にWine Advocateで100点を獲得し,名実ともにトップ・カベルネの位置をさらに強めたShaferのHillside Select。100% Cabernet SauvignonでNapaのCabernetのストレートなおいしさ,力強さを伝えるワインだと思います。2003ヴィンテージのワイナリ価格は200ドルですが,当然メーリング・リスト・オンリーですので,米国でも市販価格は300ドル超が当たり前。日本では税抜き2万円台なので,実はお買い得なワインです。
このところおめでたい話が続いております。といっても私事ではありません。カリフォルニアワインの話です。1つはIron Horseが「American Icon」に選ばれたこと。二つ目はRobert Mondaviが「California Hall of Fame」に選ばれたこと。三つ目は今月がめでたく3年目の「California Wine Month」になったことです。
Iron Horseはスパークリングで有名なソノマのワイナリ。ワイナリ自体の人気も高いし,スパークリングでは「定番」といってもいい「Wedding Cuvee」などいいものを作っています。American Iconとはランダムハウスが選んでいるもので,アメリカを象徴する製品だという意味合い。ホワイトハウスでの晩餐会に1985年から選ばれていることなどが評価されたようです。
「カリフォルニア名誉の殿堂」は2006年から始まったもの。こちらに一覧があります。昨年はウォルト・ディズニー,ロナルド・レーガンなど13名が,今年はロバート・モンダヴィほか,スティーブ・ジョブズ,タイガー・ウッズ,ジョン・ウェイン,エリザベス・テイラー,スタインベックなどが選出されています。新旧混じっており,選考基準が想像しにくいですが,Mondaviが選ばれたのは至極当然と言ってもいいでしょう。
さて,三つ目のカリフォルニア・ワイン月間はアーノルド・シュワルツェネッガー知事が2005年9月から始めているもので,今年で3回目。以前はプロモーションで知事が来日したりしていたのですが,今年はどうなんでしょう。公式サイトを見る限り,州として何をやるのかちょっと分かりにくい感じがします。まあ,何はともあれ,毎年続くのはめでたいこと。イベントの成功を祈ります。
Iron Horseはスパークリングで有名なソノマのワイナリ。ワイナリ自体の人気も高いし,スパークリングでは「定番」といってもいい「Wedding Cuvee」などいいものを作っています。American Iconとはランダムハウスが選んでいるもので,アメリカを象徴する製品だという意味合い。ホワイトハウスでの晩餐会に1985年から選ばれていることなどが評価されたようです。
「カリフォルニア名誉の殿堂」は2006年から始まったもの。こちらに一覧があります。昨年はウォルト・ディズニー,ロナルド・レーガンなど13名が,今年はロバート・モンダヴィほか,スティーブ・ジョブズ,タイガー・ウッズ,ジョン・ウェイン,エリザベス・テイラー,スタインベックなどが選出されています。新旧混じっており,選考基準が想像しにくいですが,Mondaviが選ばれたのは至極当然と言ってもいいでしょう。
さて,三つ目のカリフォルニア・ワイン月間はアーノルド・シュワルツェネッガー知事が2005年9月から始めているもので,今年で3回目。以前はプロモーションで知事が来日したりしていたのですが,今年はどうなんでしょう。公式サイトを見る限り,州として何をやるのかちょっと分かりにくい感じがします。まあ,何はともあれ,毎年続くのはめでたいこと。イベントの成功を祈ります。
時ならぬ出費が相次いでいます。まずはエアコン。兄が引越しで持ってきたものが設置できなかったとのことでうちで引き取ることに。16畳くらいカバーできるので,うちのメインのエアコンと交換することにしました。結局工事費で●万円。まあ,エアコン買い換えたと思えば安いですけど。今までのより静かで快適だし。
その工事が終わって数日,今度はテレビがぷっちんと…。昨年から不調だったのは確かなのですが,うんともすんとも言わなくなってしまいました。まあこちらも10年以上使っていますから,そろそろ寿命だったのでしょう。
液晶は,これから数年,まだ安くなると思うのでブラウン管テレビをもう1回買うことも考えたのですが,あまりにも選択肢が少ないので,結局液晶を買うことに。
近所のヤマダとコジマで大分調べました。32インチだと安いものはポイント込みで10万円を切るものも。機能的にはハイビジョンへのこだわりはないので,動画に強い「倍速液晶」を選ぶかどうか考えました。
シャープの「亀山」はやはりブランドだけあってちょっと高め(ネットの方が安いようです)。最終的には「倍速」で一番安かったビクターの製品を選びました。色合いも落ち着いていて好感が持てたし。実はこれまでもビクターのテレビを使っており,割と好きなメーカーでもあります。
新しくなるのはうれしいですが,夏休みの精算も済んでいないのにかなり手痛いです。
その工事が終わって数日,今度はテレビがぷっちんと…。昨年から不調だったのは確かなのですが,うんともすんとも言わなくなってしまいました。まあこちらも10年以上使っていますから,そろそろ寿命だったのでしょう。
液晶は,これから数年,まだ安くなると思うのでブラウン管テレビをもう1回買うことも考えたのですが,あまりにも選択肢が少ないので,結局液晶を買うことに。
近所のヤマダとコジマで大分調べました。32インチだと安いものはポイント込みで10万円を切るものも。機能的にはハイビジョンへのこだわりはないので,動画に強い「倍速液晶」を選ぶかどうか考えました。
シャープの「亀山」はやはりブランドだけあってちょっと高め(ネットの方が安いようです)。最終的には「倍速」で一番安かったビクターの製品を選びました。色合いも落ち着いていて好感が持てたし。実はこれまでもビクターのテレビを使っており,割と好きなメーカーでもあります。
新しくなるのはうれしいですが,夏休みの精算も済んでいないのにかなり手痛いです。