結婚記念日に開けたワインです。といっても米国の実売で30ドル弱,日本で4000円台~5000円台くらいのワインですから,デイリーワインより1ランク上といったところのものです。
色はかなり濃いですが,濃厚というほどではなく,グラスを通してわずかに光が感じられるくらい。鉛筆の芯やインクのような香り。カシスやブラックペッパーの味わい。教科書的なカリフォルニアのカベルネ・ソヴィニョンと言ってもいいと思います。
感動するようなワインではなかったですが,ちょっといいワインとしてはよくまとまっていると思います。
いくらで買ったのか調べてみたら,ワインインスタイル(現iwine.jp)のアウトレット・セールで3000円弱だったことが判明。これはいい買い物でした。
色はかなり濃いですが,濃厚というほどではなく,グラスを通してわずかに光が感じられるくらい。鉛筆の芯やインクのような香り。カシスやブラックペッパーの味わい。教科書的なカリフォルニアのカベルネ・ソヴィニョンと言ってもいいと思います。
感動するようなワインではなかったですが,ちょっといいワインとしてはよくまとまっていると思います。
いくらで買ったのか調べてみたら,ワインインスタイル(現iwine.jp)のアウトレット・セールで3000円弱だったことが判明。これはいい買い物でした。
昨日の記事でも書きましたが,カリフォルニアワインあらかるとで3000円台で買ったローリングのGarys'を飲みました。
色はピノ・ノワールとしてはかなり濃いめ。すみれやいちごの香り。味わってみると,酸が豊かなことに驚かされます。といっても酸っぱいのではなく,色の濃さから想像されるような甘さがないことにです。非常にバランスがよく,飲みやすいワイン。これはおいしいです。
色はピノ・ノワールとしてはかなり濃いめ。すみれやいちごの香り。味わってみると,酸が豊かなことに驚かされます。といっても酸っぱいのではなく,色の濃さから想像されるような甘さがないことにです。非常にバランスがよく,飲みやすいワイン。これはおいしいです。
仕事で旧知のインフォテリア平野社長(ブログ,Twitter)にお誘いをいただき,都内のカリフォルニアワインの聖地の一つと言われる新橋の「ワイン蔵」に行ってきました。
結構高い店なのかなと思っていたのですが,ワインの値段は案外リーズナブル。フルボトルで5000円程度からあります。カリフォルニア専門というだけあってさすがに品揃えもすばらしいです。料理もボリュームは控えめながらオードブル系や各種チーズなど,かなり美味でした。
平野さんに実際にお会いするのはかなり久しぶりだったのですが,日ごろからTwitterでいろいろやり取りしていることもあり,ちょっとはしゃぎすぎなくらい,楽しませていただきました。
さて,飲んだワインは3本。GirardのChardonnay,MartinelliのMoonshine Ranch Pinot Noir,EtudeのNapa Valley Cabernet Sauvignonです。GirardのChardonnayは飲みやすくするする入ってしまうワイン。ここのワインは手堅くて好きです。
MartinelliのMoonshine Ranchはピノの中でふと目が留まって頼んだのですが,よくも悪くもMartinelliでした。奥深さはあるのですが,砂糖を煮詰めたような甘さは賛否分かれるところでしょう。
EtudeのCabernet Sauvignonは僕の一番好きなカベルネの一つ。2002年のNapa Valleyはパーカーのレイティングで91点とそれほど高いわけではありませんが,香りの深さ,やわらかさ,奥行き,バランスいずれも満足できるものでした。
結構高い店なのかなと思っていたのですが,ワインの値段は案外リーズナブル。フルボトルで5000円程度からあります。カリフォルニア専門というだけあってさすがに品揃えもすばらしいです。料理もボリュームは控えめながらオードブル系や各種チーズなど,かなり美味でした。
平野さんに実際にお会いするのはかなり久しぶりだったのですが,日ごろからTwitterでいろいろやり取りしていることもあり,ちょっとはしゃぎすぎなくらい,楽しませていただきました。
さて,飲んだワインは3本。GirardのChardonnay,MartinelliのMoonshine Ranch Pinot Noir,EtudeのNapa Valley Cabernet Sauvignonです。GirardのChardonnayは飲みやすくするする入ってしまうワイン。ここのワインは手堅くて好きです。
MartinelliのMoonshine Ranchはピノの中でふと目が留まって頼んだのですが,よくも悪くもMartinelliでした。奥深さはあるのですが,砂糖を煮詰めたような甘さは賛否分かれるところでしょう。
EtudeのCabernet Sauvignonは僕の一番好きなカベルネの一つ。2002年のNapa Valleyはパーカーのレイティングで91点とそれほど高いわけではありませんが,香りの深さ,やわらかさ,奥行き,バランスいずれも満足できるものでした。
飲みかけのワインを保存する画期的なバッグという記事で紹介した「プラティ・プリザーブ」を試したいと思って,Alysianのシャルドネを開けました。この季節,赤ワインは冷蔵庫に入れなくても大丈夫なので,白ワインにしたかったというのがChardonnayを開けた理由です。今回は,日・月・金という変則的な飲み方をしました。
Gary Farrellが自分の名を冠したワイナリを売却して始めたAlysian。シャルドネとピノ・ノワールを作っていますが,シャルドネは自社のCresta Ridge Vineyardのもの。畑はソノマのGreen Valleyにあります。
ワインは開けたてはスケールの大きさを感じるものの,ちょっと閉じ加減の印象。これから花開くのか,そのまま終わってしまうのか微妙な感じ。翌日もその印象はあまり変わりません。金曜日になると,さすがに熟成したトロリとした感じがでてきて,正直香りは落ち気味ですが,崩れる一歩手前のおいしさがありました。ポテンシャルはありそうなワインです。
さて,プラティ・プリザーブ,開けかけのワインをこれに入れて空気を抜き,冷蔵庫にしまいます。なんといっても冷蔵庫の中でかさばらないのがいいです。横置きも可能なのでちょっとした隙間でも入ってしまいます。これまで開けかけのワインを冷蔵庫に入れるのはかなり大変だったので画期的。ただし,風情はないですね。あと,洗った後なかなか水滴が落ちません。外に干すなどするほうがいいのかも。
Gary Farrellが自分の名を冠したワイナリを売却して始めたAlysian。シャルドネとピノ・ノワールを作っていますが,シャルドネは自社のCresta Ridge Vineyardのもの。畑はソノマのGreen Valleyにあります。
ワインは開けたてはスケールの大きさを感じるものの,ちょっと閉じ加減の印象。これから花開くのか,そのまま終わってしまうのか微妙な感じ。翌日もその印象はあまり変わりません。金曜日になると,さすがに熟成したトロリとした感じがでてきて,正直香りは落ち気味ですが,崩れる一歩手前のおいしさがありました。ポテンシャルはありそうなワインです。
さて,プラティ・プリザーブ,開けかけのワインをこれに入れて空気を抜き,冷蔵庫にしまいます。なんといっても冷蔵庫の中でかさばらないのがいいです。横置きも可能なのでちょっとした隙間でも入ってしまいます。これまで開けかけのワインを冷蔵庫に入れるのはかなり大変だったので画期的。ただし,風情はないですね。あと,洗った後なかなか水滴が落ちません。外に干すなどするほうがいいのかも。
昨年のdancyuワイン大賞で5000円以下のピノ・ノワールとして一番だったカレラのマウント・ハーラン・キュベ。酸が物足りないなど,不満点がないわけではないですが,3000円台で買えるピノ・ノワールとしてはトップ・クラスだと思ってます。よく熟した赤系の果実の風味は,特にカリフォルニアのピノ好きにはマッチするでしょう(このワイン,通常のカレラよりだいぶカリフォルニアっぽい感じがします)。
今回も味わいには大きな変化はなく,楽しめるワインでした。おそらく熟成させて飲むよりも,若いうちに果実味を楽しんだ方がいいワインだろうと思います。香りもよく,娘が通りかかったときに「いい香り~,グレープ・ジュースが飲みたい」と叫んでいました。酒飲みになりそうです(笑)。
今回も味わいには大きな変化はなく,楽しめるワインでした。おそらく熟成させて飲むよりも,若いうちに果実味を楽しんだ方がいいワインだろうと思います。香りもよく,娘が通りかかったときに「いい香り~,グレープ・ジュースが飲みたい」と叫んでいました。酒飲みになりそうです(笑)。
780円のお買い得カベルネとして,このブログでもお勧めしたジェシーズ・グローブのカベルネ・ソヴィニョン ロウダイ2003を飲みました。
ナパあたりに比べると気温の高いロウダイ産のためか,やや過熟気味で甘みを感じるカベルネです。シンプルな味わいですが,2003年産ですが,熟成しているというよりまだ元気はつらつ。全体として780円という購入価格からすれば十二分なものがあります。例えば,Woodbridgeのカベルネあたりでは,これほどの果実味は得られませんし,タイプとしてやや似ていると思われるYellow TailのShirazあたりと比べても,間違いなくこちらを選ぶと思います。
ただ,1000円台後半のHahnあたりと比べるとややシンプル過ぎ,1000円台前半のCycles Gladiatorあたりと比べるならば,好き好きといったところでしょうか。
とりあえず,ショップにはまだありますし6本買うと同梱12本まで送料無料なので,送料代わりに注文しても損はないでしょう。
ナパあたりに比べると気温の高いロウダイ産のためか,やや過熟気味で甘みを感じるカベルネです。シンプルな味わいですが,2003年産ですが,熟成しているというよりまだ元気はつらつ。全体として780円という購入価格からすれば十二分なものがあります。例えば,Woodbridgeのカベルネあたりでは,これほどの果実味は得られませんし,タイプとしてやや似ていると思われるYellow TailのShirazあたりと比べても,間違いなくこちらを選ぶと思います。
ただ,1000円台後半のHahnあたりと比べるとややシンプル過ぎ,1000円台前半のCycles Gladiatorあたりと比べるならば,好き好きといったところでしょうか。
とりあえず,ショップにはまだありますし6本買うと同梱12本まで送料無料なので,送料代わりに注文しても損はないでしょう。
一時期は1000円台で,現在も2000円台半ばで売っているSimiのシャルドネを飲みました。
トロピカル・フルーツの味わいに豊かな酸。ボリュームがあっておいしいワインでした。ただ,個人的にはちょっと樽のニュアンスが強すぎて,もう一つ楽しめないところも。Gary Vaynerchukだったら「Oak monster」と叫びそうなワインでした。
トロピカル・フルーツの味わいに豊かな酸。ボリュームがあっておいしいワインでした。ただ,個人的にはちょっと樽のニュアンスが強すぎて,もう一つ楽しめないところも。Gary Vaynerchukだったら「Oak monster」と叫びそうなワインでした。
定価20ドル台が780円しかも送料無料という激安で紹介したカベルネを飲んでみました。とはいっても実はミートソースを作るのにほとんど入れてしまったため,飲んだのはグラス1杯だけ。
確かにしっかりした作りのカベルネ。ブルーベリーのような風味。濃厚で甘みを感じるところはカベルネというよりジンファンデルのようでもあります。酸味が弱いところがちょっと弱点でしょうか。いかにもカリフォルニア的な味わいのカベルネ。確かに1000円以下の味わいでないことは確かです。
ミートソースも美味しくできあがり,個人的には満足大でした。
確かにしっかりした作りのカベルネ。ブルーベリーのような風味。濃厚で甘みを感じるところはカベルネというよりジンファンデルのようでもあります。酸味が弱いところがちょっと弱点でしょうか。いかにもカリフォルニア的な味わいのカベルネ。確かに1000円以下の味わいでないことは確かです。
ミートソースも美味しくできあがり,個人的には満足大でした。
ロバート・モンダヴィの醸造責任者であるたジュヌビエーヴ・ジャンセンズ氏が画家のご主人と作るプライベート・レーベルPortofolio。日本にも一時入ってきていましたが,最近あまり見かけなくなりました。先日柳屋で1999年のが出ていましたが,偶然の一致か,Wine Spectator誌のJames Laubeがこれについて9月16日の記事でコメントしています。
彼はこのワインに2002年に93点をつけているのですが,今回飲み頃になったのではないかと開けてみたところ予想以上に良かったそうです。
今回は95点に相当するとのこと。彼のつける得点は波が大きいので,話半分に受け取っておくとしても,このワイン,かなりきれいに熟成していそうです。今が飲み頃かもしれません。
彼はこのワインに2002年に93点をつけているのですが,今回飲み頃になったのではないかと開けてみたところ予想以上に良かったそうです。
Wow, what a treat! Dark in color, the California red's loamy earth, currant, black cherry and green olive flavors are rich and well-proportioned. The wine picked up body and depth and showed the kind of substance and concentration that promises it will age well for another decade.
今回は95点に相当するとのこと。彼のつける得点は波が大きいので,話半分に受け取っておくとしても,このワイン,かなりきれいに熟成していそうです。今が飲み頃かもしれません。
金曜日は気心の知れた仲間と1年半ぶりくらいのワイン会でした。いつものようにすばらしいワインで堪能させてもらいました。
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クレマン(泡)で乾杯した後,最初のワインは僕が持って行ったものでした。DuMolのChardonnay Chloe 2005。WAでは95点が付いているワインです。畑はAubertやRamey,Paul Hobbsといった著名なワイナリがワインを作っている有名なRitchie。これはおいしかったです。ヴァニラの香りにオレンジ,蜂蜜。グラスに顔を近付けるだけでその香りでうっとりとしてしまいそうなくらい。味わいもすばらしいものがありました。今まで飲んだカリフォルニアのシャルドネの中では,最高レベルだったと思います。ちょっと難を言えば,温度がやや高めだったこと。会社で冷蔵庫に入れておくのでした。
次のワインはなんとモンラッシェ。シュヴァリエとかバタールとか付きません。ヴィンテージは1988年。作り手はバロンテナール。さすがに香りの立ち具合は前のワイン以上。ただ,味はやや平板。香りにちょっと負けてしまっていましたが,それでも並のワインではないことをうかがわせていました。
3本目はCalera Jensen 1990。shuzさんがBVC(Bad Vintage Club)会長のほげちゃんの店で買ったものだそうです。これは状態完璧。熟成の具合もちょうど良かったのではないでしょうか。ふくよかさとバランスの取れたタンニンがJensenらしい感じです。Caleraのワイナリで試飲して感動したJensenを思い出しました。やっぱりCaleraの単一畑は最低10年は熟成させた方がいいような気がします。
4本目はルソーのシャンベルタン・クロ・ド・ベーズ 2006というこれもすばらしいワイン。今日のワインの中では一番若く,さすがにタンニンを強く感じますが,これもおいしかった。
最後にデザートワインまでいただきました。
お店は三軒茶屋にあるvin et cuisine A.k.さん。料理はどれもワインによく合うもので,おいしかったです。
この日はインポーター「エスプリ・デュ・ヴァン」やワインショップ「平野弥」を経営する平野さんのワイン会も上の階で開催しており,平野さんに今日のワインを試飲してもらって論評してもらうという一幕も。DuMolについては「ややクラシックな作り。ブルゴーニュと比べるとミネラルは少ないが,おいしい」とのことでした。カリフォルニアなどでおいしいシャルドネができるので,それの向こうを張るためにブルゴーニュはテロワールという言葉を前面に出すようになってきたのではないか,というようなこともおっしゃっていました。
普段はなかなかいいワインを開ける機会がないので,やはりこういう会は貴重です。今度はこんなに間をおかずに次をやりましょうという話をしました。
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クレマン(泡)で乾杯した後,最初のワインは僕が持って行ったものでした。DuMolのChardonnay Chloe 2005。WAでは95点が付いているワインです。畑はAubertやRamey,Paul Hobbsといった著名なワイナリがワインを作っている有名なRitchie。これはおいしかったです。ヴァニラの香りにオレンジ,蜂蜜。グラスに顔を近付けるだけでその香りでうっとりとしてしまいそうなくらい。味わいもすばらしいものがありました。今まで飲んだカリフォルニアのシャルドネの中では,最高レベルだったと思います。ちょっと難を言えば,温度がやや高めだったこと。会社で冷蔵庫に入れておくのでした。
次のワインはなんとモンラッシェ。シュヴァリエとかバタールとか付きません。ヴィンテージは1988年。作り手はバロンテナール。さすがに香りの立ち具合は前のワイン以上。ただ,味はやや平板。香りにちょっと負けてしまっていましたが,それでも並のワインではないことをうかがわせていました。
3本目はCalera Jensen 1990。shuzさんがBVC(Bad Vintage Club)会長のほげちゃんの店で買ったものだそうです。これは状態完璧。熟成の具合もちょうど良かったのではないでしょうか。ふくよかさとバランスの取れたタンニンがJensenらしい感じです。Caleraのワイナリで試飲して感動したJensenを思い出しました。やっぱりCaleraの単一畑は最低10年は熟成させた方がいいような気がします。
4本目はルソーのシャンベルタン・クロ・ド・ベーズ 2006というこれもすばらしいワイン。今日のワインの中では一番若く,さすがにタンニンを強く感じますが,これもおいしかった。
最後にデザートワインまでいただきました。
お店は三軒茶屋にあるvin et cuisine A.k.さん。料理はどれもワインによく合うもので,おいしかったです。
この日はインポーター「エスプリ・デュ・ヴァン」やワインショップ「平野弥」を経営する平野さんのワイン会も上の階で開催しており,平野さんに今日のワインを試飲してもらって論評してもらうという一幕も。DuMolについては「ややクラシックな作り。ブルゴーニュと比べるとミネラルは少ないが,おいしい」とのことでした。カリフォルニアなどでおいしいシャルドネができるので,それの向こうを張るためにブルゴーニュはテロワールという言葉を前面に出すようになってきたのではないか,というようなこともおっしゃっていました。
普段はなかなかいいワインを開ける機会がないので,やはりこういう会は貴重です。今度はこんなに間をおかずに次をやりましょうという話をしました。
チリのピノです。コストコで1000円台前半で売っていたので飲んでみました。凝縮感はあるのですが,ピノらしさはあまりありません。メルローか何かを飲んでいるかのよう。ちょっとリピートはつらい感じでした。
柳屋で「「第10の」 驚くべき1,000円台カリピノ」とかかれたMont-Pellier Pinot Noir California 2008を飲みました。このワイン,米国での価格は6ドルくらいなので1780円というのは実は結構高いとも言えるのですが,味は意外といけました。
色は薄めのガーネット。香りはベリー系。味わいもベリー系が中心ですが,結構しっかりとタンニンがあって,味を引き締めています。変な甘みがないのでシンプルですが十分楽しめるピノになっています。
色は薄めのガーネット。香りはベリー系。味わいもベリー系が中心ですが,結構しっかりとタンニンがあって,味を引き締めています。変な甘みがないのでシンプルですが十分楽しめるピノになっています。
コストコ(Costco)のオリジナル・ブランドであるKirkland Signatureシリーズのシャルドネを飲みました。ヴィンテージは2007。AVAはSonoma Countyです。値段は1200円くらいだったような気がします。
香りはやや控えめながら,レモン,グレープフルーツなど柑橘系の味わいは,やや甘で締りのない味になりやすいこの価格帯にしては悪くないでしょう。すごく魅力的かと言うとそうでもないのですが,また買ってもいいかなとは思います。
単にコストコで売っている白の中から選ぶといことであれば,1800円くらいとちょっと高くなりますが,House of Nobilo Icon Sauvignon Blancの方が魅力的です。
香りはやや控えめながら,レモン,グレープフルーツなど柑橘系の味わいは,やや甘で締りのない味になりやすいこの価格帯にしては悪くないでしょう。すごく魅力的かと言うとそうでもないのですが,また買ってもいいかなとは思います。
単にコストコで売っている白の中から選ぶといことであれば,1800円くらいとちょっと高くなりますが,House of Nobilo Icon Sauvignon Blancの方が魅力的です。
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残念ながらボトルの状態がよくなかったのでしょうか(軽いブショネのような気がします)。青臭く,芳醇さの全くないワインでした。残念。以前飲んだセクション94でないものの方がずっとおいしかったです。今までNZでははずれを引いてなかったのですが…。
Wine Spectator誌で93点,2008年の年間トップ10という触れ込みのこのワインを飲みました。もともとSeghesioは良質で手ごろな価格のジンファンデルを作ることでは定評があります。
ジンファンデルにありがちな甘さはほとんど感じられず,どちらかというと酸がしっかりした印象。きめの細かなタンニンとあいまって割りと硬質なイメージです。もちろん梅や杏のようなジンファンデルらしさもあります。これは2000円台のジンファンデルとしては,かなりの出来といっていいでしょう。
個人的には2000円~3000円台のジンファンデルではジラードが一押しだったのですが,ジラードがOld Vinesの柔らかさがよく出た芳醇なワインなのに対して,こちらはちょっとタイプが違うような気がしました。どちらもよくできたワインですが,好みで言えばやはりGirardかな。値段も700円近く違いますが。
ジンファンデルにありがちな甘さはほとんど感じられず,どちらかというと酸がしっかりした印象。きめの細かなタンニンとあいまって割りと硬質なイメージです。もちろん梅や杏のようなジンファンデルらしさもあります。これは2000円台のジンファンデルとしては,かなりの出来といっていいでしょう。
個人的には2000円~3000円台のジンファンデルではジラードが一押しだったのですが,ジラードがOld Vinesの柔らかさがよく出た芳醇なワインなのに対して,こちらはちょっとタイプが違うような気がしました。どちらもよくできたワインですが,好みで言えばやはりGirardかな。値段も700円近く違いますが。
お誘いを受け,久しぶりにワイン会に出席しました。なんだかすごいワインばかりで,堪能させていただきました。
最初のワインはAubertのChardonnay Ritchie 2007。この日唯一の白。さわやかなんだけど,ゴージャスなワイン。「酸味がちょっと強いのでは」という意見もありましたが,個人的には全く問題なし。ただ,時間がたったら温度のせいかちょっと樽が気にならなくもなかったです。ちなみにWAでは94-96点。
次は,一部で話題のピノ・プロデューサ,ニュージーランドのMuddy Waterです。Slowhand 2007 Pinot Noir。これはおいしいです。ニュージーランドらしい素直でピュアな味わい。うまうま。65ニュージーランド・ドルというから日本円に換算すると4000円弱です。
3番目のワインはKistlerの新しいキュベNatalie Silver Belt。これもWAでは94-96という高得点を得ています。takuyaさんによると2008年に資本参加したDurellのBill Price氏の娘さんの名前を取ったものだそうです。このワインはまだちょっと生固。収斂性のあるタンニンがややとげとげしい感じです。ただし,しばらく冷やしたらかえっておいしくなりました。ただ,まだ実力を発揮していたとは言えない感じ。Kistlerはいつ飲むのがおいしいのか,という問題はあるようですが,もうちょっと待った方がよさそうなワインでした。
次はAuteurのShea Pinot Noir 2007と3本続いて2007のピノです。Vinfolioというワインショップとワインセラー管理ツールのサイトで2年連続100点を取っているそうです。ワイナリはカリフォルニアですが,Sheaは言うまでもなくオレゴンの畑。AuteurはEast HillのBack Blockという,丘の上のブロックを使っているそうです。これはオレゴンらしい,抑制の効いたワイン。100点というのはちょっと,という感じもしますが,いいワインだと思いました。ただ,オレゴンのワインは自己主張が激しくないので,こういうワイン会だとちょっとおとなしく感じられてしまうところはあるかもしれません。
最後のワインはRidgeのMonte Bello 1985です。WAで94点を取っているこのワイン,さすがです。まだまだ若いし,うまみもたっぷり。ピノもいいですが,こういうカベルネはやはり存在感もあるし,いいですね。ご馳走様でした。

この日は5人でワイン5本。久々のワイン会なのでつぶれてしまうのではないかとちょっと心配だったのですが,それほど飲み過ぎることもなく無事に帰宅できました。
最初のワインはAubertのChardonnay Ritchie 2007。この日唯一の白。さわやかなんだけど,ゴージャスなワイン。「酸味がちょっと強いのでは」という意見もありましたが,個人的には全く問題なし。ただ,時間がたったら温度のせいかちょっと樽が気にならなくもなかったです。ちなみにWAでは94-96点。
次は,一部で話題のピノ・プロデューサ,ニュージーランドのMuddy Waterです。Slowhand 2007 Pinot Noir。これはおいしいです。ニュージーランドらしい素直でピュアな味わい。うまうま。65ニュージーランド・ドルというから日本円に換算すると4000円弱です。
3番目のワインはKistlerの新しいキュベNatalie Silver Belt。これもWAでは94-96という高得点を得ています。takuyaさんによると2008年に資本参加したDurellのBill Price氏の娘さんの名前を取ったものだそうです。このワインはまだちょっと生固。収斂性のあるタンニンがややとげとげしい感じです。ただし,しばらく冷やしたらかえっておいしくなりました。ただ,まだ実力を発揮していたとは言えない感じ。Kistlerはいつ飲むのがおいしいのか,という問題はあるようですが,もうちょっと待った方がよさそうなワインでした。
次はAuteurのShea Pinot Noir 2007と3本続いて2007のピノです。Vinfolioというワインショップとワインセラー管理ツールのサイトで2年連続100点を取っているそうです。ワイナリはカリフォルニアですが,Sheaは言うまでもなくオレゴンの畑。AuteurはEast HillのBack Blockという,丘の上のブロックを使っているそうです。これはオレゴンらしい,抑制の効いたワイン。100点というのはちょっと,という感じもしますが,いいワインだと思いました。ただ,オレゴンのワインは自己主張が激しくないので,こういうワイン会だとちょっとおとなしく感じられてしまうところはあるかもしれません。
最後のワインはRidgeのMonte Bello 1985です。WAで94点を取っているこのワイン,さすがです。まだまだ若いし,うまみもたっぷり。ピノもいいですが,こういうカベルネはやはり存在感もあるし,いいですね。ご馳走様でした。
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この日は5人でワイン5本。久々のワイン会なのでつぶれてしまうのではないかとちょっと心配だったのですが,それほど飲み過ぎることもなく無事に帰宅できました。
柳屋の楽天出店5周年記念セールで出ていたニュージーランドのピノ・ノワールHunter'sを飲みました。

最初は赤系の果実味を中心としたチャーミングなピノという印象。二日目からは鰹節の出汁のような味わいが強くなってきます。総じて2000円としては非常にいいワインだったと思います。あっさり売切れてしまったのが残念。
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最初は赤系の果実味を中心としたチャーミングなピノという印象。二日目からは鰹節の出汁のような味わいが強くなってきます。総じて2000円としては非常にいいワインだったと思います。あっさり売切れてしまったのが残念。
先月柳屋で買ったカルガサキを飲んでみました。CargasacchiのピノはBrewer-Cliftonで何回か飲んだことがありますが,なんとなく取っ付きにくく難しいワインだという印象を持っていました。また,割とタニックだったり濃いワインになりがちな感じがしていました。
Cargasacchi(Point Concepcion)自体のワインを飲むのは初めてですが,意外なほど明るい色のワインで,味わいもクリア。きれいなワインです。ストロベリーやラズベリーなど赤系の果実の味わいが中心で,ペッパーのようなスパイスをかすかに感じます。酸もきれい。こういうピノを飲んだのも久しぶりのような感じがします。
Cargasacchi(Point Concepcion)自体のワインを飲むのは初めてですが,意外なほど明るい色のワインで,味わいもクリア。きれいなワインです。ストロベリーやラズベリーなど赤系の果実の味わいが中心で,ペッパーのようなスパイスをかすかに感じます。酸もきれい。こういうピノを飲んだのも久しぶりのような感じがします。
1880年に植えられたというRavenswoodでは一番古い畑のZinfandel。第一印象はあまりZinfandelっぽくなくサラサラ。薄いカベルネのような感じ。確かにWine Advocate誌の評価は85-88とあまり高くなく「where’s the beef?」と書かれてしまったほどですが,ちょっと力強さに欠けていました。
このワインが本領を発揮したのは三日目になってから。味わいもようやくZinfandelらしくなってきて,それに伴って力強さも増したような感じがしました。これならかなりいいですが,二日間待たなければいけないのではちょっと厳しい感じです。
このワインが本領を発揮したのは三日目になってから。味わいもようやくZinfandelらしくなってきて,それに伴って力強さも増したような感じがしました。これならかなりいいですが,二日間待たなければいけないのではちょっと厳しい感じです。
おいしいピノが飲みたくて,表題のワインを引っ張り出しました。以前のヴィンテージと比べると,やや抑制された味わい。「Yummy!」という感じではないですが,バランスよくおいしいです。
ちなみに今日の料理は全く脈絡ないですが「ぶり大根」。大根が大分余っていたのと,朝圧力鍋をテレビショッピングでやっていたのでなんとなく食べたくなりました。大根は味が染みておいしくなったけど,ぶりの方にはあまり味が染みなかったので今ひとつの出来。家族は食べてくれましたが。
ぶりは「かま」のところがなかったので背骨の周りだけ。でも3パックで300円くらいだったので安いです。
ちなみに今日の料理は全く脈絡ないですが「ぶり大根」。大根が大分余っていたのと,朝圧力鍋をテレビショッピングでやっていたのでなんとなく食べたくなりました。大根は味が染みておいしくなったけど,ぶりの方にはあまり味が染みなかったので今ひとつの出来。家族は食べてくれましたが。
ぶりは「かま」のところがなかったので背骨の周りだけ。でも3パックで300円くらいだったので安いです。
今年最初のワインは四恩醸造のローズ「橙」でしたが,今度は「赤」を飲んでみました。
マスカット・ベリーAが主体だというこのワイン,色は国産の赤にしては濃い目。ちょっと赤紫がかっています。香りはあまりありません。味わいはブルーベリーのよう。タンニンは少なく,ほどよい酸味。なかなかバランスがいいワインだと思いました。これも橙と同様,単体で飲むよりも料理と合わせるワインだと思います。どちらかというと橙よりこちらが好きです。
マスカット・ベリーAが主体だというこのワイン,色は国産の赤にしては濃い目。ちょっと赤紫がかっています。香りはあまりありません。味わいはブルーベリーのよう。タンニンは少なく,ほどよい酸味。なかなかバランスがいいワインだと思いました。これも橙と同様,単体で飲むよりも料理と合わせるワインだと思います。どちらかというと橙よりこちらが好きです。
毎年お正月だけは日本酒を買うのですが,今年はワイン。ただ,カリフォルニアではなく日本のワインにしてみました。四恩醸造の「ローズ 橙」というワインです。
四恩醸造は2007年にできた新しいワイナリですが,注目のワイナリの一つであるようです。実はここの母体となっている幼稚園は我が家の近くにあり,以前から気になっていました。2007年醸造のものは売り切れで買えなかったため2008年のものが出てきたときに購入したのでした。
このワイン,甲州種を使った白ワインですが,醸造時に果皮を漬け込むことによってオレンジがかっています。さらにノンフィルターでややにごりもあります。四恩醸造では今年の白は全部このような作りにしたため「橙ワイン」と呼んでいます。
肝心の味ですが,開けた初日は芳しいものではありませんでした。えぐみや苦味が前面に出ており,香りもとぼしく,うまみを感じません。おそらくセラーから出したてで飲んだため温度が高かったのでしょう。1日冷蔵庫に入れておいたところ,二日目は大分おいしく飲めました。柑橘系のえぐみや苦味が若干ありますが,初日と違って嫌味ではなく個性の一つ。全体にまとまりが出てきました。おせち料理との相性も悪くありません。単体で飲むより料理と合わせる方がよさそうです。アルコール度数が低めなので,飲みやすいです。
一方,今年の初「カリフォルニア」ワインはRavenswoodのVintner's Blend Cabernet Sauvignonでした。先日Zinfandelを飲みましたが,それよりもカベルネの方が大分好印象。ボリューム感があって値段以上においしいカベルネです。次からもZinfandelではなくカベルネにしようと思います。
四恩醸造は2007年にできた新しいワイナリですが,注目のワイナリの一つであるようです。実はここの母体となっている幼稚園は我が家の近くにあり,以前から気になっていました。2007年醸造のものは売り切れで買えなかったため2008年のものが出てきたときに購入したのでした。
このワイン,甲州種を使った白ワインですが,醸造時に果皮を漬け込むことによってオレンジがかっています。さらにノンフィルターでややにごりもあります。四恩醸造では今年の白は全部このような作りにしたため「橙ワイン」と呼んでいます。
肝心の味ですが,開けた初日は芳しいものではありませんでした。えぐみや苦味が前面に出ており,香りもとぼしく,うまみを感じません。おそらくセラーから出したてで飲んだため温度が高かったのでしょう。1日冷蔵庫に入れておいたところ,二日目は大分おいしく飲めました。柑橘系のえぐみや苦味が若干ありますが,初日と違って嫌味ではなく個性の一つ。全体にまとまりが出てきました。おせち料理との相性も悪くありません。単体で飲むより料理と合わせる方がよさそうです。アルコール度数が低めなので,飲みやすいです。
一方,今年の初「カリフォルニア」ワインはRavenswoodのVintner's Blend Cabernet Sauvignonでした。先日Zinfandelを飲みましたが,それよりもカベルネの方が大分好印象。ボリューム感があって値段以上においしいカベルネです。次からもZinfandelではなくカベルネにしようと思います。