サンタ・バーバラで、一番有名なレストランといっても過言ではないWine Caskが30週年を迎え、2013年9月30日に記念パーティが開かれます(The Wine Cask Celebrates Its 30th Anniversary The Santa Barbara Independent)。
Wine Caskの創設者はDoug Margerum。自身でワインも作ります。
毎春行う試飲会はサンタ・バーバラのワインのショーケースとして知られており、サンタ・バーバラのワインの発展に、このレストランが大きな役割を果たしました。
ところが、2007年にMargerumはレストランを売却。新しいオーナーは2009年にレストランを閉めると発表しました。
そこでMargerumがレストランを買い戻し、ついに30週年を迎えたわけです。
今後とも頑張って行ってほしいものです。
Wine Caskの創設者はDoug Margerum。自身でワインも作ります。
毎春行う試飲会はサンタ・バーバラのワインのショーケースとして知られており、サンタ・バーバラのワインの発展に、このレストランが大きな役割を果たしました。
ところが、2007年にMargerumはレストランを売却。新しいオーナーは2009年にレストランを閉めると発表しました。
そこでMargerumがレストランを買い戻し、ついに30週年を迎えたわけです。
今後とも頑張って行ってほしいものです。
明らかに怪しいワインショップのサイトができています。
どう怪しいかというと、既存のワインショップのサイトの写真や説明文などをそのまま掲載しているのです。例えばWassy'sの店長「ハダノリ」さんが作った「ハダノリ」セットなどがあるわけです。
ウイルスなどが仕込まれている可能性もあるのでURLは載せませんが、ともかく怪しいサイトで買い物をしないようにしましょう。
まず、まっとうなサイトであれば最低限特定商取引法で定められている、住所や責任者の名前などがあるはずです(下は例。上のサイトのではありません)。
それもないサイトには近寄らないのがベストです。
どう怪しいかというと、既存のワインショップのサイトの写真や説明文などをそのまま掲載しているのです。例えばWassy'sの店長「ハダノリ」さんが作った「ハダノリ」セットなどがあるわけです。
ウイルスなどが仕込まれている可能性もあるのでURLは載せませんが、ともかく怪しいサイトで買い物をしないようにしましょう。
まず、まっとうなサイトであれば最低限特定商取引法で定められている、住所や責任者の名前などがあるはずです(下は例。上のサイトのではありません)。
それもないサイトには近寄らないのがベストです。
柳屋でレンウッドのジンファンデルClarionが金曜日まで特別価格で出ています。通常税抜き3500円が2980円。3本で送料無料となります。
Clarionは正確に言うとジンファンデルとシラーのブレンド。今回の2010年ものはジンファンデルが75%とのことですから、ジンファンデルという品種表記も可能ですが、ワイナリでは特にそう名乗ってはいません。
レンウッド(Renwood)はアマドール・カウンティのワイナリで、ジンファンデルを得意としています。甘い濃厚系ジンファンデルではなく、やや硬質な引き締まった味わいのジンファンデルを作るワイナリです。
同じページに出ているジラードのジンファンデルは個人的に好みのワイン。ふくよかでありつつエレガント。ジンファンデルを敬遠している人にも飲んでほしいワイン。
同じくボーグルは飲んだことありませんが、気になるワインです。
Clarionは正確に言うとジンファンデルとシラーのブレンド。今回の2010年ものはジンファンデルが75%とのことですから、ジンファンデルという品種表記も可能ですが、ワイナリでは特にそう名乗ってはいません。
レンウッド(Renwood)はアマドール・カウンティのワイナリで、ジンファンデルを得意としています。甘い濃厚系ジンファンデルではなく、やや硬質な引き締まった味わいのジンファンデルを作るワイナリです。
同じページに出ているジラードのジンファンデルは個人的に好みのワイン。ふくよかでありつつエレガント。ジンファンデルを敬遠している人にも飲んでほしいワイン。
同じくボーグルは飲んだことありませんが、気になるワインです。
故ロバート・モンダヴィが手がけた最後のプロジェクトであるContinuum(コンティニューム)。プリチャードヒルの新しいワイナリにおける醸造が始まりました(‘Historic day’ as friends gather for first crush at Continuum)。
Continuumのオーナーはロバート・モンダヴィ次男のティム。当初はモンダヴィの持つナパでも最高の畑の1つであるトカロンのブドウを使っていましたが、トカロンからの提供は期限付きだったので、プリチャードヒルにあったCloudviewの畑とワイナリを買い取ったのでした。ロバート・モンダヴィも亡くなる前に見に来たと言われています。
2013年の醸造を始める記念日にはMike Grgich、Warren Winiaskiといったロバート・モンダヴィの「弟子」達が集まり、収穫を祝いました。ティムは、アイザック・ニュートンの名言である「私がさらに遠くを見ることができたとしたら、それはたんに私が巨人の肩に乗っていたからです」と挨拶しとか。
Continuumのオーナーはロバート・モンダヴィ次男のティム。当初はモンダヴィの持つナパでも最高の畑の1つであるトカロンのブドウを使っていましたが、トカロンからの提供は期限付きだったので、プリチャードヒルにあったCloudviewの畑とワイナリを買い取ったのでした。ロバート・モンダヴィも亡くなる前に見に来たと言われています。
2013年の醸造を始める記念日にはMike Grgich、Warren Winiaskiといったロバート・モンダヴィの「弟子」達が集まり、収穫を祝いました。ティムは、アイザック・ニュートンの名言である「私がさらに遠くを見ることができたとしたら、それはたんに私が巨人の肩に乗っていたからです」と挨拶しとか。
今、カリフォルニアで一番注目されているワイナリの1つと言っても過言ではなさそうなのがPaul Lato(ポール・ラト)。例えば、Wine Advocate誌で、ピノ・ノワール、シャルドネ、シラーの3品種すべてにおいて96点以上を取ったことがあるカリフォルニアのワイナリを調べてみたところ、Paul LatoとRoarの2つしかありませんでした。しかもRoarはどれも最高が96点なのに対し、Paul Latoではシラーが98点、シャルドネが97点、ピノ・ノワールが96+点。後はピノ・ノワールで97点以上が出れば、この3品種の実力でまさにトップと言えるでしょう。
安定度も極めて高く、2011年のワインで14種レビューされている中で最低点でも93点、過半数が95点以上でした。
私自身はこれまでピノ・ノワールのLancelot(Pisoni)を試飲したことがあるだけですが、他のワインもものすごく気になるところです。
日本にはこれまでピノ・ノワールとシャルドネの一部のワインだけが入ってきていましたが、ついにシラーも入荷。Zotovichのピノ・ノワールも追加され、「本拠地」とも言えるサンタ・バーバラのワインが充実してきました。
安定度も極めて高く、2011年のワインで14種レビューされている中で最低点でも93点、過半数が95点以上でした。
私自身はこれまでピノ・ノワールのLancelot(Pisoni)を試飲したことがあるだけですが、他のワインもものすごく気になるところです。
日本にはこれまでピノ・ノワールとシャルドネの一部のワインだけが入ってきていましたが、ついにシラーも入荷。Zotovichのピノ・ノワールも追加され、「本拠地」とも言えるサンタ・バーバラのワインが充実してきました。
なかなか終わらなかったソノマのワイナリ紹介、やっと目標だった100も超え、いくつか落穂拾いで追加して、ひとまず107個で打ち止めにすることにしました。最後のワイナリはここです。
Flowers Vineyard & Winery: ソノマ・コーストの大人気ワイナリ
終わりを意識しだしたころから、なんとなく最後はFlowersと思っていました。難関だったソノマ・コーストを代表するワイナリだからです。
原則1ワイナリについて1つと決めている写真はCamp Meting Ridgeの畑と太平洋を俯瞰する写真にしました。ラベル写真とどっちがいいか悩ましかったのですが、ちょっとマニアックすぎたかも。
これでようやく『無敵のカリフォルニアワイン講座《ソノマ編》』が作れるところまで来ましたが、まだいくつかやることがあります。AVAごとの紹介記事を書かないといけないし、書き下ろしの記事も追加したいし。
ワイナリ記事も、サンフランシスコ市内のいくつかのワイナリを追加しようと思っています。
なんとか10月前半中には上げたいものです。
Flowers Vineyard & Winery: ソノマ・コーストの大人気ワイナリ
終わりを意識しだしたころから、なんとなく最後はFlowersと思っていました。難関だったソノマ・コーストを代表するワイナリだからです。
原則1ワイナリについて1つと決めている写真はCamp Meting Ridgeの畑と太平洋を俯瞰する写真にしました。ラベル写真とどっちがいいか悩ましかったのですが、ちょっとマニアックすぎたかも。
これでようやく『無敵のカリフォルニアワイン講座《ソノマ編》』が作れるところまで来ましたが、まだいくつかやることがあります。AVAごとの紹介記事を書かないといけないし、書き下ろしの記事も追加したいし。
ワイナリ記事も、サンフランシスコ市内のいくつかのワイナリを追加しようと思っています。
なんとか10月前半中には上げたいものです。
ワインの劣化として代表的なのがブショネ。コルク臭と呼ぶこともあります。カビ臭いとか、湿った新聞紙のような、などと形容される臭いですが、これが本当の臭いではないという研究結果を大阪大の竹内裕子助教らが発表したそうです(ワインのカビ臭さ、嗅覚遮られる不快感だった? : 科学 : YOMIURI ONLINE(読売新聞))。
ブショネの原因となる物質は分かっていて、2,4,6-トリクロロアニソール、通称TCAといいます。ただ、ブショネの臭いはこの物質の臭いそのものではないそうなのです。
TCAは「においを神経に伝達する機能を抑え込み、においを感じ取れなくしている」とのことで、これによって不快な臭いがあるように感じられるそうです。
参考記事: 【保存版】ブショネのワインを救う方法
ブショネの原因となる物質は分かっていて、2,4,6-トリクロロアニソール、通称TCAといいます。ただ、ブショネの臭いはこの物質の臭いそのものではないそうなのです。
TCAは「においを神経に伝達する機能を抑え込み、においを感じ取れなくしている」とのことで、これによって不快な臭いがあるように感じられるそうです。
参考記事: 【保存版】ブショネのワインを救う方法
漫画『神の雫』で2回にわたって大きく紹介され、人気の高いDiatom(ダイアトム)の漢字ラベルワイン。2011年が最終ヴィンテージになるというのは以前の記事でお伝えしました。
2012年からどうなるかは当時、ラベルを奥様が書いた杉本隆英さんから「10月には発表」とだけ伺っていたのですが、ついにそれが明らかになりました(Ch.igai Takaha Chardonnay 2012)。
結論としてはCh. Igai Takaha(シャトー・イガイ・タカハ)から、これらのワインが出されます。醸造はもちろんこれまで通りGreg Brewer(グレッグ・ブリューワー)。
これまでと違うのは、シャルドネだけでなく、ピノ・ノワールとヴィオニエも作られること。
美夜と波紋はシャルドネで2013年11月リリース。風音と鼓動はピノ・ノワールで、2014年2月リリース。そして2013ヴィンテージから花偲がヴィオニエとして2014年初夏のリリース予定です。
これまで以上に日本人の味覚に合ったものが作られる可能性があるわけで、これは楽しみですね。
2012年からどうなるかは当時、ラベルを奥様が書いた杉本隆英さんから「10月には発表」とだけ伺っていたのですが、ついにそれが明らかになりました(Ch.igai Takaha Chardonnay 2012)。
結論としてはCh. Igai Takaha(シャトー・イガイ・タカハ)から、これらのワインが出されます。醸造はもちろんこれまで通りGreg Brewer(グレッグ・ブリューワー)。
これまでと違うのは、シャルドネだけでなく、ピノ・ノワールとヴィオニエも作られること。
美夜と波紋はシャルドネで2013年11月リリース。風音と鼓動はピノ・ノワールで、2014年2月リリース。そして2013ヴィンテージから花偲がヴィオニエとして2014年初夏のリリース予定です。
これまで以上に日本人の味覚に合ったものが作られる可能性があるわけで、これは楽しみですね。
シャトー・イガイ・タカハのオーナーとして知られるナパさんこと杉本隆英さんが選んだワインをセットで販売するという企画「杉本セレクション」がVin du 268で始まっています。
第1回はソヴィニョン・ブラン2本。あのグレッグ・ブリューワーが醸造するシャトー・イガイタカハ クロスド・ウィング ソヴィニョン・ブラン2012と、Pisoni Vineyardsのジェフ・ピゾーニが作るルリのソヴィニョン・ブラン。
通常価格が送料抜き税込みで6363円のところを送料無料の税込みで5460円。送料は通常630円なので実質2割以上の割引になっています。ソヴィニョン・ブラン好きとしても見逃せない企画です。
第1回はソヴィニョン・ブラン2本。あのグレッグ・ブリューワーが醸造するシャトー・イガイタカハ クロスド・ウィング ソヴィニョン・ブラン2012と、Pisoni Vineyardsのジェフ・ピゾーニが作るルリのソヴィニョン・ブラン。
通常価格が送料抜き税込みで6363円のところを送料無料の税込みで5460円。送料は通常630円なので実質2割以上の割引になっています。ソヴィニョン・ブラン好きとしても見逃せない企画です。
カリフォルニアはバークレーにあるシェ・パニースといえば、カリフォルニア料理の発祥のレストランとして有名であり、そのオーナーのアリス・ウォーターズは偉大なる成功者として尊敬されている。
1971年にシェ・パニースが開店してから約40年、本書はその足跡を丹念に追ったものだ。
で、一読して分かるのは上記のような成功者のイメージと実際のレストランの状況が大幅に異なっていること。レストランは料理の評判こそ落ちたことはないが、経営状態としては綱渡りの連続であり、シェフも度重なる交代を経てきている。アリスのレストランではあるが、アリス自体がシェフとして腕を振るった時期は必ずしも長くない。
それでもシェ・パニースが続いてきたのはアリスの楽天性と、それを支えようと思う友人達、および父親の力が大きかったように思える。例えば、アリスは何度となく男性と付き合い、別れているが、別れた相手とはその後も友達付き合いが続いている。
最初から、カリフォルニア料理を作っていたわけでも、そのようなものを目指していたわけでもないことも驚きだった。例えば初期のシェフであるジェレマイア・タワーの料理はほぼ純粋なフランス料理だったというし、アリス自身も最初はフランス料理を作っていた。
ただ、スローフード的志向は初期からあり、アリスにとってはそれが一貫したものになっていたように感じる。学校の校庭で野菜をつくる食育菜園の活動に熱心になるのも、その発展とかんがえられる。
いろいろなことを考えさせられたし、カリフォルニア料理の発展を知る上でも読む価値のある本である。
また、本書の装丁は昨年発行された「アート オブ シンプルフード」と一貫している。合わせて読みたい本だ。
1971年にシェ・パニースが開店してから約40年、本書はその足跡を丹念に追ったものだ。
で、一読して分かるのは上記のような成功者のイメージと実際のレストランの状況が大幅に異なっていること。レストランは料理の評判こそ落ちたことはないが、経営状態としては綱渡りの連続であり、シェフも度重なる交代を経てきている。アリスのレストランではあるが、アリス自体がシェフとして腕を振るった時期は必ずしも長くない。
それでもシェ・パニースが続いてきたのはアリスの楽天性と、それを支えようと思う友人達、および父親の力が大きかったように思える。例えば、アリスは何度となく男性と付き合い、別れているが、別れた相手とはその後も友達付き合いが続いている。
最初から、カリフォルニア料理を作っていたわけでも、そのようなものを目指していたわけでもないことも驚きだった。例えば初期のシェフであるジェレマイア・タワーの料理はほぼ純粋なフランス料理だったというし、アリス自身も最初はフランス料理を作っていた。
ただ、スローフード的志向は初期からあり、アリスにとってはそれが一貫したものになっていたように感じる。学校の校庭で野菜をつくる食育菜園の活動に熱心になるのも、その発展とかんがえられる。
いろいろなことを考えさせられたし、カリフォルニア料理の発展を知る上でも読む価値のある本である。
また、本書の装丁は昨年発行された「アート オブ シンプルフード」と一貫している。合わせて読みたい本だ。
以前「一度開けたワインを何年間もフレッシュに保つ革命的な新製品「Coravin」が登場」という記事で紹介したCoravinのレビューが著名なワインブログVinographyに載っていました(Coravin and the Future of Wine-by-the-Glass - Vinography: A Wine Blog)。
今回のレビュー、Coravinから提供を受けたサンプルの製品を使っているとのことで、全くの中立性とは言いがたいかもしれませんが、永年信頼されているブログの記事ですから、いわゆるステマではないといっていいでしょう。
レビューの結果ですが、少なくとも使っている範囲では謳い文句に偽りなし、仮にそのまま何年も持つというのが、宣伝の半分の期間だったとしても、レストランのグラスワイン提供など、根本的に変えてしまう可能性があるとしています。
また、記事ではオークションにおける偽造防止にも使われる可能性があると示唆しています。
個人的には、グラス1杯だけでもちょっとワインが飲みたいときとか、なかなか開ける機会がないデザートワインをちびちびやるなどにいいなあと思います。
ますます使ってみたくなりました。
今回のレビュー、Coravinから提供を受けたサンプルの製品を使っているとのことで、全くの中立性とは言いがたいかもしれませんが、永年信頼されているブログの記事ですから、いわゆるステマではないといっていいでしょう。
レビューの結果ですが、少なくとも使っている範囲では謳い文句に偽りなし、仮にそのまま何年も持つというのが、宣伝の半分の期間だったとしても、レストランのグラスワイン提供など、根本的に変えてしまう可能性があるとしています。
また、記事ではオークションにおける偽造防止にも使われる可能性があると示唆しています。
個人的には、グラス1杯だけでもちょっとワインが飲みたいときとか、なかなか開ける機会がないデザートワインをちびちびやるなどにいいなあと思います。
ますます使ってみたくなりました。
ワインハウスタカムラに、「リッツ・カールトン大阪での試飲会で一番人気」だったというスパークリングが出ていました。Rack & Riddleというワイナリ。僕も初耳でした。
調べてみたところ、メンドシーノのHoplandというところにあるワイナリで2007年に作られたそうです。ワイナリとカスタム・クラッシュ(他のワイナリに醸造設備をカスサービス)をやっているというちょっと珍しいところでもあります。
創設者のRebecca FaustとBruce LundquistはそれぞれPiper Sonoma、Jとスパークリング・ワイン作りに携わっていたとのこと。
畑についてなど、細かいことはサイトにも書いてありませんでした。タカムラのページには「オーガニック認証も取得しているこの泡で」とありましたが、設備は認証を得ていますが、このワインのブドウについては書かれていないので話半分くらいに聞いておいた方が良さそうな気がしました。
ともあれ、2000円台でブラン・ド・ブランというのも意外とないかもしれません。「200種以上の中で、キラ星のように輝いていた逸品!!」だそうなので、気になるところです。
追記:Crushpadでもスパークリングはここに依頼していたとか。実力は確かなようです。
調べてみたところ、メンドシーノのHoplandというところにあるワイナリで2007年に作られたそうです。ワイナリとカスタム・クラッシュ(他のワイナリに醸造設備をカスサービス)をやっているというちょっと珍しいところでもあります。
創設者のRebecca FaustとBruce LundquistはそれぞれPiper Sonoma、Jとスパークリング・ワイン作りに携わっていたとのこと。
畑についてなど、細かいことはサイトにも書いてありませんでした。タカムラのページには「オーガニック認証も取得しているこの泡で」とありましたが、設備は認証を得ていますが、このワインのブドウについては書かれていないので話半分くらいに聞いておいた方が良さそうな気がしました。
ともあれ、2000円台でブラン・ド・ブランというのも意外とないかもしれません。「200種以上の中で、キラ星のように輝いていた逸品!!」だそうなので、気になるところです。
追記:Crushpadでもスパークリングはここに依頼していたとか。実力は確かなようです。
訪れたいカリフォルニアのワイナリという記事がFood&Wineに出ていました(Best California Wineries to Visit | Food & Wine)。
ソノマ、メンドシーノ、ベイエリア、サンタ・バーバラ、パソ・ロブレスの各地域のワイナリが上がっています。
Banshee
Bella
Benziger
Copain
Dutton-Goldfield
Gloria Ferrer
Hanzell
Iron Horse
J Vineyards
Jordan
Joseph Phelps, Freestone Vineyards Guest Center
Lioco
Lynmar
Medlock Ames
Paul Hobbs
Partake by K-J
Quivira
Ravenswood
Red Car
Ridge
Scribe
Stonestreet
Wind Gap
Woodenhead
太字にしたのは既にワイナリ紹介で書いたところ、イタリックはこれから書く予定のところ。ということで、知らないワイナリはまだまだ多いなあと思いました(知っていてドロップしたのもあるけど)。
というわけで、かなりマニアックなリストになっているような気がします。
ソノマ、メンドシーノ、ベイエリア、サンタ・バーバラ、パソ・ロブレスの各地域のワイナリが上がっています。
Banshee
Bella
Benziger
Copain
Dutton-Goldfield
Gloria Ferrer
Hanzell
Iron Horse
J Vineyards
Jordan
Joseph Phelps, Freestone Vineyards Guest Center
Lioco
Lynmar
Medlock Ames
Paul Hobbs
Partake by K-J
Quivira
Ravenswood
Red Car
Ridge
Scribe
Stonestreet
Wind Gap
Woodenhead
太字にしたのは既にワイナリ紹介で書いたところ、イタリックはこれから書く予定のところ。ということで、知らないワイナリはまだまだ多いなあと思いました(知っていてドロップしたのもあるけど)。
というわけで、かなりマニアックなリストになっているような気がします。
Wine Advocate誌の208号でカレラのピノはおしなべて高評価でしたが、中でも注目度が高いのはミルズ。一番人気のジェンセンと同じ96点と評価されています。
個人的な印象ではミルズは優等生タイプ。評価の振り幅の大きかったカレラにおいて、一番安定してそこそこいいワインになるというイメージです。2番手、3番手のイメージだったので、ついにスポットライトが当たったか、という感じです。指原さんがAKBでセンター取ったようなものか?(と、よく知らないのに書いてみる)
個人的には個性の強いド・ヴィリエやセレック(入手困難だけど)に惹かれるものがありますが、ミルズなんてよk知らないよという人にもこの機会に飲んでもらいたいものです。
幸い価格も高騰せず、今も5000円台で入手可能です。
個人的な印象ではミルズは優等生タイプ。評価の振り幅の大きかったカレラにおいて、一番安定してそこそこいいワインになるというイメージです。2番手、3番手のイメージだったので、ついにスポットライトが当たったか、という感じです。指原さんがAKBでセンター取ったようなものか?(と、よく知らないのに書いてみる)
個人的には個性の強いド・ヴィリエやセレック(入手困難だけど)に惹かれるものがありますが、ミルズなんてよk知らないよという人にもこの機会に飲んでもらいたいものです。
幸い価格も高騰せず、今も5000円台で入手可能です。
カリフォルニアではないので、個人的には興味の対象外ですが、柳屋に出ていたのでお知らせまで。
サンタ・バーバラでボルドー系品種を作るワイナリの中で大きな注目を集めているJonata(ホナタ)のワインがカリフォルニアワインあとりえで安く出ています。
あとりえのPC版ページにはちょっと詳しすぎてよくわからない解説が載っていますが、私の確認している範囲でJonataについて説明しておきます。
Jonataはサンタ・バーバラのSanta Ynez Valleyに2000年に作られたワイナリ(デビュー・ヴィンテージは2004年)。創設者は後にScreaming Eagleを買収して知られることになったCharles Banks。ワインメーカーは、後にScreaming Eagleで有名になり、今や超人気ワインメーカーとなったAndy Erickson。サンタ・バーバラの中では比較的温暖な地域でボルドー系品種を中心に作っています。
2009年にCharles Banksは離れ、Screaming Eagleの共同オーナーだったStan Kroenkeが、現在Jonataを所有しているはずです。ワインメーカーはMatt Deesという人。ワイン作りを正式に学んだことはないものの、天才的な感覚と、タンニンについての独自の考えを持っている人のようです。
2007年のLa Sangre de JonataというシラーがWine Advocate誌で98-100という高評価を得ており、最新のWine Advocate誌セントラル・コースト特集でもボルドー系品種のワインで最高評価の97(2009のEl Desafio de Jonata)を得ています。
今回は4種のワインがいずれも格安です。
2008年のEl Alma de Jonata(エル・アルマ・デ・ホナタ、カベルネ・フラン中心のブレンド)が1万1500円(価格はいずれも税抜き)。ワイナリの蔵出し価格125ドルを下回っています。Wine Advocate誌では96点。
同年のEl Desafio de Jonata(エル・デサフィオ・デ・ホナタ、カベルネ・ソヴィニョン中心のブレンド)もワイナリの蔵出し価格125ドルが1万1500円。Wine Advocate誌では94点。
2009年のLa Flor de Jonata(ラ・フロール・デ・ホナタ、ソヴィニョン・ブランとセミヨンのブレンド)は蔵出し価格60ドルが6200円。Wine Advocate誌では93点。
2008年のTodos Vineyard Blend(トドス・ヴィンヤード・ブレンド、65%のシラーに18%のカベルネ・ソヴィニョンなどをブレンドしたもの)は蔵出し価格50ドルが4650円。Wine Advocate誌では92点。
今の為替の状況だと、今後のヴィンテージでこの価格が続く可能性は低く、今が買い時でしょう。
あとりえのPC版ページにはちょっと詳しすぎてよくわからない解説が載っていますが、私の確認している範囲でJonataについて説明しておきます。
Jonataはサンタ・バーバラのSanta Ynez Valleyに2000年に作られたワイナリ(デビュー・ヴィンテージは2004年)。創設者は後にScreaming Eagleを買収して知られることになったCharles Banks。ワインメーカーは、後にScreaming Eagleで有名になり、今や超人気ワインメーカーとなったAndy Erickson。サンタ・バーバラの中では比較的温暖な地域でボルドー系品種を中心に作っています。
2009年にCharles Banksは離れ、Screaming Eagleの共同オーナーだったStan Kroenkeが、現在Jonataを所有しているはずです。ワインメーカーはMatt Deesという人。ワイン作りを正式に学んだことはないものの、天才的な感覚と、タンニンについての独自の考えを持っている人のようです。
2007年のLa Sangre de JonataというシラーがWine Advocate誌で98-100という高評価を得ており、最新のWine Advocate誌セントラル・コースト特集でもボルドー系品種のワインで最高評価の97(2009のEl Desafio de Jonata)を得ています。
今回は4種のワインがいずれも格安です。
2008年のEl Alma de Jonata(エル・アルマ・デ・ホナタ、カベルネ・フラン中心のブレンド)が1万1500円(価格はいずれも税抜き)。ワイナリの蔵出し価格125ドルを下回っています。Wine Advocate誌では96点。
同年のEl Desafio de Jonata(エル・デサフィオ・デ・ホナタ、カベルネ・ソヴィニョン中心のブレンド)もワイナリの蔵出し価格125ドルが1万1500円。Wine Advocate誌では94点。
2009年のLa Flor de Jonata(ラ・フロール・デ・ホナタ、ソヴィニョン・ブランとセミヨンのブレンド)は蔵出し価格60ドルが6200円。Wine Advocate誌では93点。
2008年のTodos Vineyard Blend(トドス・ヴィンヤード・ブレンド、65%のシラーに18%のカベルネ・ソヴィニョンなどをブレンドしたもの)は蔵出し価格50ドルが4650円。Wine Advocate誌では92点。
今の為替の状況だと、今後のヴィンテージでこの価格が続く可能性は低く、今が買い時でしょう。
オーパス・ワンが2010ヴィンテージの出荷を始めました(Opus One Releases "Most Challenging Vintage" Ever )。
2010年は生育期間の前半は気温が低く雨も多く、一方で秋には急に暑くなったりした難しい年。ワインメーカーのマイケル・シラッチは、これまでの年よりも早い段階で収穫したとのこと。
その結果、アントニオ・ガッローニのVinousmediaでは97点という全ヴィンテージで最高の評価を得ました(過去記事)。そして、「オーパス・ワンは2010ヴィンテージで、ついにこのブランドのイメージや価格と釣り合ったレベルに達した」と評価しています。
オーパス・ワンの価格も、一時は100ドル台の前半だったのが近年は200ドル超が当たり前に。国内の価格も上昇傾向にあり、品薄にもなっています。いつでも買えるワインから、見つけたときに買っておかないといけないワインに戻っており、このあたりはRobert Mondaviから離れて独自にブランド管理するようになった効果なのかと思います。
2010年はまだ日本には入ってきていませんが、かなりの人気になりそうです。
【2013.11.7追記】日本でも出荷が始まりました。「オーパス・ワンの新ヴィンテージは当たり年か?」をご参考に
楽天ではこれが最安値
2010年は生育期間の前半は気温が低く雨も多く、一方で秋には急に暑くなったりした難しい年。ワインメーカーのマイケル・シラッチは、これまでの年よりも早い段階で収穫したとのこと。
その結果、アントニオ・ガッローニのVinousmediaでは97点という全ヴィンテージで最高の評価を得ました(過去記事)。そして、「オーパス・ワンは2010ヴィンテージで、ついにこのブランドのイメージや価格と釣り合ったレベルに達した」と評価しています。
オーパス・ワンの価格も、一時は100ドル台の前半だったのが近年は200ドル超が当たり前に。国内の価格も上昇傾向にあり、品薄にもなっています。いつでも買えるワインから、見つけたときに買っておかないといけないワインに戻っており、このあたりはRobert Mondaviから離れて独自にブランド管理するようになった効果なのかと思います。
2010年はまだ日本には入ってきていませんが、かなりの人気になりそうです。
【2013.11.7追記】日本でも出荷が始まりました。「オーパス・ワンの新ヴィンテージは当たり年か?」をご参考に
楽天ではこれが最安値
カリフォルニアワイン・インスティテュートの寄付講座として開催される、アカデミー・デュ・ヴァンのカリフォルニアワイン講座が今年もあります。
受講料2100円で、小売価格が7,000円を超えるようなワインを含む6種類が試飲でき、さらにおみやげのワインまで付きます。
昨年の講座の様子はこちら
人気講座なので申し込みはお早めに。ただし、一度受講した人は受けられないとのことなのでお気をつけください。
青山校
http://www.adv.gr.jp/cat/curriculum/tokyo/201310T/class/T-1310-9T.html
大阪校
http://www.adv.gr.jp/cat/curriculum/osaka/201310K/class/T-1310-2K.html
受講料2100円で、小売価格が7,000円を超えるようなワインを含む6種類が試飲でき、さらにおみやげのワインまで付きます。
昨年の講座の様子はこちら
人気講座なので申し込みはお早めに。ただし、一度受講した人は受けられないとのことなのでお気をつけください。
青山校
http://www.adv.gr.jp/cat/curriculum/tokyo/201310T/class/T-1310-9T.html
大阪校
http://www.adv.gr.jp/cat/curriculum/osaka/201310K/class/T-1310-2K.html
その1の続きです(その3もあります)。
畑では剪定についても話を伺いました。垣根栽培の畑ではギョイヨと呼ばれる剪定を基本的に採用しています。写真で示すとこんな感じです。
地面から腰の高さくらいまでの幹の部分はもちろん、毎年成長していきます。そこから垣のワイヤーに沿って横に伸ばすところは2年めの枝です。2年めの枝からは15cmおきくらいに、上に枝が出ています。これが今年の枝です。
ブドウの実は基本的に今年の枝にだけ付きます。それを1つの枝について1房だけ残すようにすると写真のように、2年めの枝の下くらいに実が横に並ぶわけです。実が枝の下に横並びで付くことにより、収穫が楽になったり、ブドウの実の風通しがよく、病気を防ぐなどのメリットがあります。
この畑だと樹が1m間隔で、そこに6~8房付ける形になります。ちなみにメルローの場合は1本からワインフルボトルが2本くらい、カベルネ・ソヴィニョンの場合は1.5本くらいできる計算になります。
冬になって枝を切る際に、今年の枝を1本残し、それを翌年横に伸ばす枝として使います。登美の丘では枝の過剰な生育を抑えることや作業性の向上などを考えてこの剪定方法を使っているそうです。
なお、ボルドーなどに比べて実の付く位置が高いのは、湿気から実を守るため、とのことでした。
畑では剪定についても話を伺いました。垣根栽培の畑ではギョイヨと呼ばれる剪定を基本的に採用しています。写真で示すとこんな感じです。
地面から腰の高さくらいまでの幹の部分はもちろん、毎年成長していきます。そこから垣のワイヤーに沿って横に伸ばすところは2年めの枝です。2年めの枝からは15cmおきくらいに、上に枝が出ています。これが今年の枝です。
ブドウの実は基本的に今年の枝にだけ付きます。それを1つの枝について1房だけ残すようにすると写真のように、2年めの枝の下くらいに実が横に並ぶわけです。実が枝の下に横並びで付くことにより、収穫が楽になったり、ブドウの実の風通しがよく、病気を防ぐなどのメリットがあります。
この畑だと樹が1m間隔で、そこに6~8房付ける形になります。ちなみにメルローの場合は1本からワインフルボトルが2本くらい、カベルネ・ソヴィニョンの場合は1.5本くらいできる計算になります。
冬になって枝を切る際に、今年の枝を1本残し、それを翌年横に伸ばす枝として使います。登美の丘では枝の過剰な生育を抑えることや作業性の向上などを考えてこの剪定方法を使っているそうです。
なお、ボルドーなどに比べて実の付く位置が高いのは、湿気から実を守るため、とのことでした。
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サントリー主催のブロガーイベントで山梨県にあるサントリー登美の丘ワイナリーに行ってきました。国内のワイナリに行くのはほぼ10年ぶり。3回に分けて紹介していきます(その2、その3)。
登美の丘ワイナリーは甲府駅から車で30分程度。今回は甲府駅集合でした。
甲府まではあずさです。取り敢えず「あずさ2号」を口ずさんでしまうのはお約束ということで。
そこからバスでワイナリーに。登美の丘は甲府盆地を見下ろす形になっており、麓から一番高いところまでは標高差200mもあります。丘というよりちょっとした山です。これだけ上がったところなのでテラスからは雄大な景色が広がります。この日は残念ながら雲がかかっていましたが、天気がいいときは正面に富士山が見えるとのこと。
登美の丘ワイナリーらしいものをパチリ。
まずは食事です。
登美の丘ワイナリーは甲府駅から車で30分程度。今回は甲府駅集合でした。
甲府まではあずさです。取り敢えず「あずさ2号」を口ずさんでしまうのはお約束ということで。
そこからバスでワイナリーに。登美の丘は甲府盆地を見下ろす形になっており、麓から一番高いところまでは標高差200mもあります。丘というよりちょっとした山です。これだけ上がったところなのでテラスからは雄大な景色が広がります。この日は残念ながら雲がかかっていましたが、天気がいいときは正面に富士山が見えるとのこと。
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楽天スーパーセールでいつも大盤振る舞いのVin du 268。今回もシャトー・イガイ・タカハのラベル汚れものなどを半額で出しています。
特設ページはこちら
イガイ・タカハでは「日本で飲もう最高のワイン」でメダルを受賞したワインが出ています。販売期間限定なのでお見逃しないように。
販売期間:2013年09月01日00時00分~2013年09月03日00時00分
販売期間:2013年09月01日00時00分~2013年09月04日00時00分
販売期間:2013年09月01日06時00分~2013年09月02日18時30分
販売期間:2013年09月01日08時00分~2013年09月02日15時59分
販売期間:2013年09月01日18時00分~2013年09月02日18時00分
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9月1日から4日の1時59分まで楽天のスーパーセールを開催しています。
カリフォルニアワインあとりえでは、人気のフランシスカンが格安。オーパス・ワンの隣、という売り文句にどれだけ意味があるかどうかは分かりませんが、良質のワインを低価格で作るワイナリであることには異存ありません。
通常、2000円台後半で売られていますが、あとりえではカベルネなどが2000円そこそこという安さ。さらにフラグシップで5000円くらいするマニフィカも3000円台。6本買うと送料無料なので狙い目です。
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