Facebookをご覧の方は、ぜひFacebookページ「California Wines Japan」をご覧ください。
このFacebookページ、Wine Institute of Californiaの日本語専門ページ。多分、Wine Institute日本代表の堀賢一さんが自身で投稿しているのだと思います。
というのは、様々なワイナリが投稿している写真などから、かなりテクニカルなものを選んで載せているからです。
例えば、10月27日はTruchardの写真で
といった説明があります。
10月15日の投稿では、赤く色づいたブドウの葉の写真を載せて、
とのこと。
というわけで、いろいろと面白い投稿がありますので、ぜひ「いいね!」をしてください。
そして、気が向いたら「カリフォルニアワイン」のFacebookにもいいね!してくださいね。
このFacebookページ、Wine Institute of Californiaの日本語専門ページ。多分、Wine Institute日本代表の堀賢一さんが自身で投稿しているのだと思います。
というのは、様々なワイナリが投稿している写真などから、かなりテクニカルなものを選んで載せているからです。
例えば、10月27日はTruchardの写真で
Truchard Vineyardsの収穫の終わったブドウ畑では、農道に麦わらを敷き詰めています。これは、来るべき冬の雨季に備えて、表土が流出しないようにするためです。
といった説明があります。
10月15日の投稿では、赤く色づいたブドウの葉の写真を載せて、
葡萄畑のところどころで、赤く変色した葡萄の葉を見かける時期になりました。見た目には美しい色なのですが、葡萄樹は本来、紅葉する植物ではありません。こうした紅葉は多くの場合、リーフロール等の深刻なウイルスの存在を示しており、栽培担当者は、その葡萄樹の植え替えを検討しなければなりません。
以前、ダイアモンド・クリーク・ヴィンヤーズの故アル・ブロンシュタインさんに畑を案内していただいたときに、紅葉した葡萄樹を見掛けたので、「植え替えないのですか」と尋ねたところ、「葡萄樹も人間と同じで、40年も生きていれば、何らかの病気に罹るものだ。葡萄樹も我々もそうした持病と共存しながら、生を全うしていくのだよ」と諭されたことを思い出します。
とのこと。
というわけで、いろいろと面白い投稿がありますので、ぜひ「いいね!」をしてください。
そして、気が向いたら「カリフォルニアワイン」のFacebookにもいいね!してくださいね。
ナパのワイナリConn Creekが光センサーを使ったソーティング・テーブルを導入しました(A high-tech harvest at Conn Creek Winery)。
ソーティング・テーブルとはブドウのみを枝から外すデステマーを通した後、品質の悪いブドウの実を取り除くためのもの。通常はベルトコンベアの上を通る実を人海戦術でチェックしますが、新しい機械では、1000万ピクセルのカメラが悪い実を分別して、風圧で跳ね飛ばすようになっています。これによって1時間に8トンものブドウを処理できるとのこと。
このほか、遠心分離器によってブドウの実を皮と分離させる機械も導入したとのこと。これを使って、ブドウの実を全部使うものとそうでないものの比率をコントロールするようです(ちゃんと理解していないので、分かる人おしえてください)。
これらによって、カベルネ・ソヴィニョンの品質を高めるのがConn Creekの目的。
「5年以内にWine Spectatorの年間トップ10に入るのがゴール」だと言います。今醸造したものが市場に出てくるのが2016年ころでしょうから、そのころのConn Creekに注目してみましょう(覚えているかどうかが難問ですが)。
ソーティング・テーブルとはブドウのみを枝から外すデステマーを通した後、品質の悪いブドウの実を取り除くためのもの。通常はベルトコンベアの上を通る実を人海戦術でチェックしますが、新しい機械では、1000万ピクセルのカメラが悪い実を分別して、風圧で跳ね飛ばすようになっています。これによって1時間に8トンものブドウを処理できるとのこと。
このほか、遠心分離器によってブドウの実を皮と分離させる機械も導入したとのこと。これを使って、ブドウの実を全部使うものとそうでないものの比率をコントロールするようです(ちゃんと理解していないので、分かる人おしえてください)。
これらによって、カベルネ・ソヴィニョンの品質を高めるのがConn Creekの目的。
「5年以内にWine Spectatorの年間トップ10に入るのがゴール」だと言います。今醸造したものが市場に出てくるのが2016年ころでしょうから、そのころのConn Creekに注目してみましょう(覚えているかどうかが難問ですが)。
タイトルは「倍返し」使ってみたかっただけです。しかも、もう古いですよね。
先日、Paul LatoによるPisoniの白の記事を書きました(極めて貴重な白ピゾーニ!)。Pisoni家以外の手によるPisoniのシャルドネとしては、おそらく10年ぶりくらいのものになる上、その作り手が今をときめくPaul Latoということで、レア×レアの組み合わせだったわけです。
今回はVin du 268(CWGでも)の「杉本セレクション」として、これにPaul LatoによるPisoniのピノ・ノワールLancelotとのセットが出ています。Paul Latoの中でも一番人気のLancelot。レア×レア×レアで3倍返しです。
とはいっても、単にレアを売りにしたいわけではないのです。ちょっと長いけど販売ページから引用させていただきます。
というわけで、「杉本セレクション」としての心を受け取ってほしいセットなのでした。
先日、Paul LatoによるPisoniの白の記事を書きました(極めて貴重な白ピゾーニ!)。Pisoni家以外の手によるPisoniのシャルドネとしては、おそらく10年ぶりくらいのものになる上、その作り手が今をときめくPaul Latoということで、レア×レアの組み合わせだったわけです。
今回はVin du 268(CWGでも)の「杉本セレクション」として、これにPaul LatoによるPisoniのピノ・ノワールLancelotとのセットが出ています。Paul Latoの中でも一番人気のLancelot。レア×レア×レアで3倍返しです。
とはいっても、単にレアを売りにしたいわけではないのです。ちょっと長いけど販売ページから引用させていただきます。
Paul Latoとの出会いは、2008年のWorld of Pinot Noirだったと思う。
Au Bon Climatで開催された持ち込みワインのディナーに、僕は、Ch.igai Takaha Chardonnay Samurai Beauty 2006を、彼は発売前(だったと思う)のPaul Lato Pinot Noir Gold Coast 2006を持ち込んでいた。
お互いのワインを飲み合って、お互い『ぶったまげた』
それから、あれよあれよという間に、彼はCaliforniaを代表するWine Makerに。
彼と話していると『心』という日本語が頻繁に出てくる。
Wine Makingは『技術』じゃない。『心』なんだと。。。
彼の『心』をPisoni VineyardのChardonnayとPinot Noirで感じて欲しい。
というわけで、「杉本セレクション」としての心を受け取ってほしいセットなのでした。
サンタ・クルーズ・マウンテンズのワイナリというと、圧倒的に知名度が高いのがリッジで、次にちょっと変化球でボニー・ドゥーン。マニア好みのマウント・エデン(イーデン)というのが日本における相場でしょうか。
ややマニアックなワイナリが多い中で、マウント・エデンに並ぶ実力があるのがVarner(ヴァーナー)/Neely(ニーリー)/Foxglove(フォックスグローブ)。これは1つのワイナリですが、ワインによって名前を使い分けていて、安価なラインがフォックスグローブ。ピノ・ノワールは単一ブロック物がニーリーで、それらのブレンドがヴァーナー。シャルドネはその逆で単一ブロック物がヴァーナーで、ブレンドがニーリー。
この辺のわかりにくさに加え、輸入量の少なさといったところが、マウント・エデンに比べるとマイナーに見えてしまう理由でしょうか。個人的にはどちらも大好きなワイナリです。
前置きが長くなりましたが、カリフォルニアワインあとりえにピノ・ノワールのHidden Block 2009(単一ブロック物なのでニーリーです)が再入荷しています。
5000円台というありがたい値段。ちなみにWine Advocate誌では94点。値段そのものよりも、とにかく生産量も輸入量も少ないワインなので手に入るだけでもありがたいです。
ややマニアックなワイナリが多い中で、マウント・エデンに並ぶ実力があるのがVarner(ヴァーナー)/Neely(ニーリー)/Foxglove(フォックスグローブ)。これは1つのワイナリですが、ワインによって名前を使い分けていて、安価なラインがフォックスグローブ。ピノ・ノワールは単一ブロック物がニーリーで、それらのブレンドがヴァーナー。シャルドネはその逆で単一ブロック物がヴァーナーで、ブレンドがニーリー。
この辺のわかりにくさに加え、輸入量の少なさといったところが、マウント・エデンに比べるとマイナーに見えてしまう理由でしょうか。個人的にはどちらも大好きなワイナリです。
前置きが長くなりましたが、カリフォルニアワインあとりえにピノ・ノワールのHidden Block 2009(単一ブロック物なのでニーリーです)が再入荷しています。
5000円台というありがたい値段。ちなみにWine Advocate誌では94点。値段そのものよりも、とにかく生産量も輸入量も少ないワインなので手に入るだけでもありがたいです。
著名ブログFermentationに、ナパを象徴する映像トップ10という記事が載っていました(Napa Valley’s Top 10 Iconic Images)。
10位から順に上げておきます。
10位:Inglenookのシャトー
9位:ウォータータワー
8位:Robert Mondavi
7位:Sterling Vineyards
6位:CIA Greystoneビルディング
5位:Robert Mondavi Winery
4位:Oakville Grocery
3位:Napa Valleyウェルカムサイン
2位:Grape Crusherの銅像
1位:ブドウ畑
2位の銅像はこれです。実はこれは知りませんでした。Highway29でナパの入り口付近に見えるそうです。1987年に設置されています。
9位のWater Towerとは、下のようなもの。写真はSilver Oakのものですが、記事ではFrog's Leapが挙げられています。個人的にはSilver Oakの方が有名だろうと思うのですが。
4位のOakville Groceryは建物としては地味で小さいですが、味わいはありますね。
このリストに挙げられたもの以外だと、Opus OneとかBeringerのライン・ハウスあたりは目立ちますね。Wine Trainあたりも絵になります。
あなたの印象に残っているナパの映像は何ですか?
10位から順に上げておきます。
10位:Inglenookのシャトー
9位:ウォータータワー
8位:Robert Mondavi
7位:Sterling Vineyards
6位:CIA Greystoneビルディング
5位:Robert Mondavi Winery
4位:Oakville Grocery
3位:Napa Valleyウェルカムサイン
2位:Grape Crusherの銅像
1位:ブドウ畑
2位の銅像はこれです。実はこれは知りませんでした。Highway29でナパの入り口付近に見えるそうです。1987年に設置されています。
9位のWater Towerとは、下のようなもの。写真はSilver Oakのものですが、記事ではFrog's Leapが挙げられています。個人的にはSilver Oakの方が有名だろうと思うのですが。
4位のOakville Groceryは建物としては地味で小さいですが、味わいはありますね。
このリストに挙げられたもの以外だと、Opus OneとかBeringerのライン・ハウスあたりは目立ちますね。Wine Trainあたりも絵になります。
あなたの印象に残っているナパの映像は何ですか?
イオンがワインのオンラインショップを開店しています。カリフォルニアワインの品揃えを見るとワイン・イン・スタイル(iwine)が輸入しているものが中心でしょうか。先日紹介したTwistedもあります。
興味深いのはオリジナルワイン「ハッピー・キャニオン・ヴィンヤード」としてサンタ・バーバラのハッピーキャニオンのソヴィニョン・ブランとカベルネ・メルローを売っていること。ハッピーキャニオンには優秀なカベルネ・ソヴィニョンを作るStarLaneがあります。Greg Brewer/シャトー・イガイ・タカハのソヴィニョン・ブランもここのブドウを使っています。サンタ・バーバラの中では温かい地域でボルドー系の品種に向いています。
2500円弱のこのワイン、実力を試してみたいところです。
興味深いのはオリジナルワイン「ハッピー・キャニオン・ヴィンヤード」としてサンタ・バーバラのハッピーキャニオンのソヴィニョン・ブランとカベルネ・メルローを売っていること。ハッピーキャニオンには優秀なカベルネ・ソヴィニョンを作るStarLaneがあります。Greg Brewer/シャトー・イガイ・タカハのソヴィニョン・ブランもここのブドウを使っています。サンタ・バーバラの中では温かい地域でボルドー系の品種に向いています。
2500円弱のこのワイン、実力を試してみたいところです。
今やセントラル・コーストを代表するピノ・ノワール/シャルドネのプロデューサーとなったPaul Lato(ポール・ラト)。中でも人気・実力ともにトップクラスなのがPisoni Vineyardのブドウを使ったワイン。
これまでピノ・ノワールのLancelotは国内にも少量入っていましたが、今回、シャルドネのEast of Edenも柳屋に入荷しています。
どちらも昨日、「瞬殺」状態でしたが、East of Edenは追加入荷が入っており、今のところ購入可能です。
柳屋によるとPisoni自身が作るLuciaを除いて、Pisoniのシャルドネは1998年のTestarossaしか確認されていないとか。
製造4樽というから、多分100ケース程度。うちわずか5ケースが日本に入荷です。
いろいろな意味で貴重なワイン。
これまでピノ・ノワールのLancelotは国内にも少量入っていましたが、今回、シャルドネのEast of Edenも柳屋に入荷しています。
どちらも昨日、「瞬殺」状態でしたが、East of Edenは追加入荷が入っており、今のところ購入可能です。
柳屋によるとPisoni自身が作るLuciaを除いて、Pisoniのシャルドネは1998年のTestarossaしか確認されていないとか。
製造4樽というから、多分100ケース程度。うちわずか5ケースが日本に入荷です。
いろいろな意味で貴重なワイン。
骨折が治って、快気祝いではないですが久々にワインを開けました。
といっても高級ワインでもなんでもなく、1220円のジンファンデルです。
Wine Spectator誌の創設者・発行人であるMarvin Shanken氏が一押しだという「Twisted」というブランドのワイン。最近、安ワイン開拓をあまりしていなかったこともあり、姉妹ブランドのDominoとともにいくつか買ってみました。
開けたのはオールド・ヴァイン・ジンファンデル。古木といっても情報がないのでどれくら古いのかは分かりません。
正直、開けたての一杯目は今ひとつでした。なんだかぼやけた味。
しかし、二日目、三日目とだんだん美味しくなります。ふくよかさもあるし、ジンファンデルらしい梅のような酸もあります。孤独のグルメの井之頭五郎なら「うん!これこれ!」と言うところ。
この価格で、この品質なら十二分じゃないでしょうか。
買ったのはここですが、今はジンファンデルだけ品切れしているようです。
こちらは注文可能ですが取り寄せになります。
こちらがインポーター。在庫あって、翌日配送可ですが値段は高めです。
といっても高級ワインでもなんでもなく、1220円のジンファンデルです。
Wine Spectator誌の創設者・発行人であるMarvin Shanken氏が一押しだという「Twisted」というブランドのワイン。最近、安ワイン開拓をあまりしていなかったこともあり、姉妹ブランドのDominoとともにいくつか買ってみました。
開けたのはオールド・ヴァイン・ジンファンデル。古木といっても情報がないのでどれくら古いのかは分かりません。
正直、開けたての一杯目は今ひとつでした。なんだかぼやけた味。
しかし、二日目、三日目とだんだん美味しくなります。ふくよかさもあるし、ジンファンデルらしい梅のような酸もあります。孤独のグルメの井之頭五郎なら「うん!これこれ!」と言うところ。
この価格で、この品質なら十二分じゃないでしょうか。
買ったのはここですが、今はジンファンデルだけ品切れしているようです。
こちらは注文可能ですが取り寄せになります。
こちらがインポーター。在庫あって、翌日配送可ですが値段は高めです。
先日、カリフォルニアワインのグランド・テイスティングで美味しかったワインとして紹介したリューリング(Reuling)のワイン、国内での販売が始まりました。
リューリングについて詳しくはこちらをご覧いただきたいのですが、以前はPeter Michael、Aubertという超一流ワイナリにブドウをおろしていたワイナリです。
ピノ・ノワールと、ピノ・ノワールのロゼがありますが、個人的には特にロゼをプッシュしています。カリフォルニアのロゼではPisoniのLucyに並んで、自分的にはトップ2です。
ロゼが入ったお得なセットもあります。
リューリングについて詳しくはこちらをご覧いただきたいのですが、以前はPeter Michael、Aubertという超一流ワイナリにブドウをおろしていたワイナリです。
ピノ・ノワールと、ピノ・ノワールのロゼがありますが、個人的には特にロゼをプッシュしています。カリフォルニアのロゼではPisoniのLucyに並んで、自分的にはトップ2です。
ロゼが入ったお得なセットもあります。
ワインのコルクを抜かないままワインをグラスに注げる画期的な新システムCoravin。これまで何回か紹介していますが、ついに米国以外への出荷が始まるそうです(Coravin Announces International Availability of Its Popular Wine Access System | Business Wire)。
対象国は
南北米州:アルゼンチン、ブラジル、カナダ、メキシコ、米国
欧州:オーストリア、ベルギー、デンマーク、フランス、ドイツ、アイルランド、イタリア、ルクセンブルク、オランダ、ノルウェー、ポルトガル、スペイン、スウェーデン、スイス、英国
アジア・オセアニア:オーストラリア、香港、ニュージーランド、シンガポール、韓国、台湾
とのことで残念ながら日本は含まれていません。
2014年には本格的な世界展開を図るとのことなので、日本はそれからになりそうです。
過去記事:
一度開けたワインを何年間もフレッシュに保つ革命的な新製品「Coravin」が登場
グラスワインに革命を起こす「Coravin」、Vinographyにレビュー掲載
対象国は
南北米州:アルゼンチン、ブラジル、カナダ、メキシコ、米国
欧州:オーストリア、ベルギー、デンマーク、フランス、ドイツ、アイルランド、イタリア、ルクセンブルク、オランダ、ノルウェー、ポルトガル、スペイン、スウェーデン、スイス、英国
アジア・オセアニア:オーストラリア、香港、ニュージーランド、シンガポール、韓国、台湾
とのことで残念ながら日本は含まれていません。
2014年には本格的な世界展開を図るとのことなので、日本はそれからになりそうです。
過去記事:
一度開けたワインを何年間もフレッシュに保つ革命的な新製品「Coravin」が登場
グラスワインに革命を起こす「Coravin」、Vinographyにレビュー掲載
ナパのプレミアム・ワインの1つ、Scarecrow(スケアクロウ)の正規輸入品がカリフォルニアワインあとりえに出ています。6万9800円というのは、もちろん安い値段ではありませんが、Scarecrowの国内価格としては安いほうでしょう。インポーターはプレミアム・ワインで定評がある中川ワインですから、状態には問題無いと思います。
Scarecrowはナパのプレミアム・ワインの中でもひと味違った存在。ワイナリ自体は2003年設立と新しいですが、畑は1945年に植えたもの。ナパのプレミアムなワイナリの先駆者であるInglenookの畑の1つとして使われていました。1960年代のフィロキセラの害も逃れ、樹齢60年を超えた畑。ジンファンデルでは100年を超える畑もいくつかありますが、ナパのカベルネでは極めて貴重な存在です。ぜひその価値を感じながら飲んでほしいワインです。
なお「オズの魔法使い」のプロデューサーだったJ.J. Cohnが畑を作ったことから、オズの登場人物である「かかし」をワイナリ名に採用しています。
Scarecrowはナパのプレミアム・ワインの中でもひと味違った存在。ワイナリ自体は2003年設立と新しいですが、畑は1945年に植えたもの。ナパのプレミアムなワイナリの先駆者であるInglenookの畑の1つとして使われていました。1960年代のフィロキセラの害も逃れ、樹齢60年を超えた畑。ジンファンデルでは100年を超える畑もいくつかありますが、ナパのカベルネでは極めて貴重な存在です。ぜひその価値を感じながら飲んでほしいワインです。
なお「オズの魔法使い」のプロデューサーだったJ.J. Cohnが畑を作ったことから、オズの登場人物である「かかし」をワイナリ名に採用しています。
先週、東京でシュラムスバーグのオーナーを迎えたブラインド・テイスティング・セミナーが開かれました。出席したのは東京のトップソムリエ25名。7種のスパークリング・ワインを試飲して、好きな順に点数を付けます。シュラムスバーグとフランスの有名どころシャンパーニュということは明らかになっていますが、具体的な銘柄は試飲時には明かされていません。
さて、その結果ですが、カリフォルニア推しの僕から見てもちょっとびっくり。
まず最下位は「2004 モエ・シャンドン ドン・ペリニヨン」。なんと高級シャンパーニュの代名詞的存在であるドンペリが最下位です。
6位、2005 ルイ・ロデレール クリスタル。これもびっくり。高級シャンパーニュの中でも別格な印象があります。
5位、2004 テタンジェ コント・ド・シャンパーニュ
4位、2004 ペリエ・ジュエ ベル・エポック
と、いずれ劣らぬ有名シャンパーニュが下位4本に並びました。
3位、2005 シュラムスバーグ リザーブ ノース・コースト。4位~7位を見たら、よく頑張ったという感じです。
2位、NV クリュッグ・グラン・キュヴェ。はああ、クリュッグ、ここに来ましたか。さすが2位というか、クリュッグをしても2位と言うべきか。
では1位は…
さて、その結果ですが、カリフォルニア推しの僕から見てもちょっとびっくり。
まず最下位は「2004 モエ・シャンドン ドン・ペリニヨン」。なんと高級シャンパーニュの代名詞的存在であるドンペリが最下位です。
6位、2005 ルイ・ロデレール クリスタル。これもびっくり。高級シャンパーニュの中でも別格な印象があります。
5位、2004 テタンジェ コント・ド・シャンパーニュ
4位、2004 ペリエ・ジュエ ベル・エポック
と、いずれ劣らぬ有名シャンパーニュが下位4本に並びました。
3位、2005 シュラムスバーグ リザーブ ノース・コースト。4位~7位を見たら、よく頑張ったという感じです。
2位、NV クリュッグ・グラン・キュヴェ。はああ、クリュッグ、ここに来ましたか。さすが2位というか、クリュッグをしても2位と言うべきか。
では1位は…
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猫専用のワイン「ニャンニャンぬーぼー」が発売されたそうです(日本初!猫専用ワイン「ニャンニャンぬーぼー」10月15日に発売|プレスリリース配信サービス【@Press:アットプレス】)。
値段は180mlで390円と、まあまあですが、そもそも猫がワインを飲むのでしょうか。漱石の猫はビールを飲んで酔っ払って、水がめに落ちて死んでしまいますが、アルコール飲んで大丈夫なのでしょうか。
プレスリリースによると「原料に果糖ぶどう糖液糖、オリゴ糖、またたび、カベルネぶどう果汁、ビタミンC、カラメル色素を使用した赤ワインテイストの飲料で、アルコールは含んでいません」とのこと。赤ワイン風のぶどうジュースと思えばよさそうです。
ただ、さらに衝撃のコメントがあります。
「元々、猫は飲料を好んで飲まないと言われていますが、当商品もサンプリングの結果、9割の猫が飲まないというモニター結果が得られました」
…9割飲まないんですか…それでいいんでしょうか。
飼い主の意見では「『一緒に飲んでいる雰囲気だけで満足』、『誕生日やクリスマスなどお祝い事に使いたい』と高い満足度を示していました」とのこと。ふーむ。愛猫家の考えることはよくわかりません。
値段は180mlで390円と、まあまあですが、そもそも猫がワインを飲むのでしょうか。漱石の猫はビールを飲んで酔っ払って、水がめに落ちて死んでしまいますが、アルコール飲んで大丈夫なのでしょうか。
プレスリリースによると「原料に果糖ぶどう糖液糖、オリゴ糖、またたび、カベルネぶどう果汁、ビタミンC、カラメル色素を使用した赤ワインテイストの飲料で、アルコールは含んでいません」とのこと。赤ワイン風のぶどうジュースと思えばよさそうです。
ただ、さらに衝撃のコメントがあります。
「元々、猫は飲料を好んで飲まないと言われていますが、当商品もサンプリングの結果、9割の猫が飲まないというモニター結果が得られました」
…9割飲まないんですか…それでいいんでしょうか。
飼い主の意見では「『一緒に飲んでいる雰囲気だけで満足』、『誕生日やクリスマスなどお祝い事に使いたい』と高い満足度を示していました」とのこと。ふーむ。愛猫家の考えることはよくわかりません。
YOMIURI ONLINEの記事によると、政府・与党はTPPの関税交渉で輸入ワインの関税を撤廃する案を検討しているそうです(日本酒・ワインの相互無関税、TPPで提案へ : ニュース : マネー・経済 : YOMIURI ONLINE(読売新聞))。
見返りとしては、日本から輸出する日本酒の関税をなしにすること。
海外における日本酒への注目は高まっていますから、実現する可能性は結構高そうです。
一方で、国内のワイン生産者にとっては、価格競争が厳しい状況になるので支援策を検討するとか。
なお、ワインの関税は価格の15%か1リットル当たり125円のいずれか低い方。ということは750mlのワインの場合、1000円未満の安いワインでなければ93円程度ということになります。もっと変わるのかと思ったら意外とそうでもないのですね。
見返りとしては、日本から輸出する日本酒の関税をなしにすること。
海外における日本酒への注目は高まっていますから、実現する可能性は結構高そうです。
一方で、国内のワイン生産者にとっては、価格競争が厳しい状況になるので支援策を検討するとか。
なお、ワインの関税は価格の15%か1リットル当たり125円のいずれか低い方。ということは750mlのワインの場合、1000円未満の安いワインでなければ93円程度ということになります。もっと変わるのかと思ったら意外とそうでもないのですね。
10月11日金曜日、恒例のカリフォルニアワイン・グランド・テイスティングが恵比寿ウェスティンホテルで開かれました。カリフォルニアワインの試飲会としては最大規模のイベントです。
このところ参加していませんでしたが、今回はたまたま近くに用事があったので、帰りに少し立ち寄れました。駆け足だったので、ざーっとしか回っていませんが、いくつか気になるワインもありました。
まず1つはピノ・ノワールを得意とするインポーターilovecalwineが輸入するペンス・ランチ(Pense Ranch)。サンタ・バーバラのワイナリで、タンタラの創業者であるJeff Finchがタンタラをやめてここのワインメーカーになっています。アップランズという特定ブロックものと、エステートを試飲。アップランズはスパイスの風味を強く感じるピノ・ノワール。一方エステートはとても素直においしいピノ・ノワール。特に安い方のエステートの美味しさが印象的でした。
もう1つ良かったのがReuling(リューリング)のロゼ。これはワインライフが輸入するワインですが、実際に入ってくるのはこれからのようです。
このところ参加していませんでしたが、今回はたまたま近くに用事があったので、帰りに少し立ち寄れました。駆け足だったので、ざーっとしか回っていませんが、いくつか気になるワインもありました。
まず1つはピノ・ノワールを得意とするインポーターilovecalwineが輸入するペンス・ランチ(Pense Ranch)。サンタ・バーバラのワイナリで、タンタラの創業者であるJeff Finchがタンタラをやめてここのワインメーカーになっています。アップランズという特定ブロックものと、エステートを試飲。アップランズはスパイスの風味を強く感じるピノ・ノワール。一方エステートはとても素直においしいピノ・ノワール。特に安い方のエステートの美味しさが印象的でした。
もう1つ良かったのがReuling(リューリング)のロゼ。これはワインライフが輸入するワインですが、実際に入ってくるのはこれからのようです。
カリフォルニア最古のワイナリとして知られるソノマのBuena Vistaが、設立当時に建てられた建物の保全でCalifornia Preservation Awardsの“Craftsmanship/Preservation Technology”という賞を受けました(Buena Vista Winery wins preservation award)。
この建物はChampagne Cellarsといい、1979年を最後に、ここではワインが作られていません。また1989年の地震以降は一般にも公開していませんでした。
今回、建物の上からドリルで穴を開け、鉄筋を入れて漆喰で固めることによって、外見を損なわずに建物の耐久性を大幅に上げました。このほかにも様々な修繕を行い、2012年8月31日に再オープンを果たしました。この日は創設者Agoston Haraszthyの生誕200年の日です。
こうして、再び一般に公開されるようになり、ワインの生産も始まりました。
これらは2011年にワイナリを買収したJean-Charles Boisset(ジャン-シャルル・ボワセ)によるもの。Boisset家はブルゴーニュ最大のプロデューサーであり、カリフォルニアでもBuena Vista以外にRaymond、DeLoach、自身のJCBといったワイナリを持っています。ジャン-シャルルはGalloのワインメーカーであるGina Galloのご主人でもあります。
只者ではないですね。
この建物はChampagne Cellarsといい、1979年を最後に、ここではワインが作られていません。また1989年の地震以降は一般にも公開していませんでした。
今回、建物の上からドリルで穴を開け、鉄筋を入れて漆喰で固めることによって、外見を損なわずに建物の耐久性を大幅に上げました。このほかにも様々な修繕を行い、2012年8月31日に再オープンを果たしました。この日は創設者Agoston Haraszthyの生誕200年の日です。
こうして、再び一般に公開されるようになり、ワインの生産も始まりました。
これらは2011年にワイナリを買収したJean-Charles Boisset(ジャン-シャルル・ボワセ)によるもの。Boisset家はブルゴーニュ最大のプロデューサーであり、カリフォルニアでもBuena Vista以外にRaymond、DeLoach、自身のJCBといったワイナリを持っています。ジャン-シャルルはGalloのワインメーカーであるGina Galloのご主人でもあります。
只者ではないですね。
先週、サンフランシスコにおいて「カリフォルニアワイン・サミット」というイベントが開かれました(Wine Institute Showcases California Wines for Top Media/Trade from Canada, Europe and Asia - The Wine Institute)。
このイベントはWine Instituteが主催したもので、世界各国から21人のメディアやバイヤーを招いて、一週間にわたって計350種ものワインを試飲するというもの。参加国はカナダ、英国、ドイツ、スイス、スウェーデン、中国、そして日本の7カ国。この7カ国で米国のワイン輸出のおよそ8割を占めているそうです。
日本からは、以前YOMIURI ONLINEに記事を書いていた山本昭彦さんが出席されています。11本にわたる一連のブログ記事を公開されており、かなり読み応えあります。
サクサムは凄かった…カリフォルニア・ワインズ・サミット前夜
リトライが赤も白も人気…シャルドネの新潮流
ターリーのジンファンデル…バッセMWもお気に入り
クッチとロスト&ファウンド…注目の新世代ピノ
熟成セインツベリーとJ・シュラム
ファイラとスクリブ…カリフォルニアのピノで衝撃の発見
ヒロ・シェフのフュージョンde一息…TERRAにて
MSとMWの凄さ、秒速の判断…カベルネ漬けの一夜
カリフォルニアはヴァリュー・ワインの宝庫
ゴージャスなデュモルとスタイリッシュなタブラス・クリーク
まんま和食のミーナとジャン・シャルル・ボワセの勢い
僕もそのうち、招待されるようになりたいものです(笑)。
このイベントはWine Instituteが主催したもので、世界各国から21人のメディアやバイヤーを招いて、一週間にわたって計350種ものワインを試飲するというもの。参加国はカナダ、英国、ドイツ、スイス、スウェーデン、中国、そして日本の7カ国。この7カ国で米国のワイン輸出のおよそ8割を占めているそうです。
日本からは、以前YOMIURI ONLINEに記事を書いていた山本昭彦さんが出席されています。11本にわたる一連のブログ記事を公開されており、かなり読み応えあります。
サクサムは凄かった…カリフォルニア・ワインズ・サミット前夜
リトライが赤も白も人気…シャルドネの新潮流
ターリーのジンファンデル…バッセMWもお気に入り
クッチとロスト&ファウンド…注目の新世代ピノ
熟成セインツベリーとJ・シュラム
ファイラとスクリブ…カリフォルニアのピノで衝撃の発見
ヒロ・シェフのフュージョンde一息…TERRAにて
MSとMWの凄さ、秒速の判断…カベルネ漬けの一夜
カリフォルニアはヴァリュー・ワインの宝庫
ゴージャスなデュモルとスタイリッシュなタブラス・クリーク
まんま和食のミーナとジャン・シャルル・ボワセの勢い
僕もそのうち、招待されるようになりたいものです(笑)。
8月末にランニング中、転倒して骨折。まだギブス生活が続いています。
実は転んだ後は骨を折った肘よりも、激しくすりむいた膝の方が重症かと思っていました。こちらも治るまで3週間くらいかかったのですが、治った後も皮膚がまだ薄いのでテープを貼っています。
このテープ、医者でもらったのですがなかなかいいのです。普通絆創膏をずっと貼っておくと蒸れて何とも言えない臭いになったり、毛に貼り付いて剥がすのがむちゃくちゃ痛かったりしますよね。
このテープの場合、結構肌にしっかり密着して剥がれにくいのに、いざ剥がすときはそれほど痛くないのです。さらに通気性がいいので、剥がした跡もさっぱりとしています。シャワーをかけても大丈夫です。
ほぼ治ったなという傷に貼るのには絆創膏よりずっといいと思います。市販はされていないのかと思ったら、一般用のものも出ているようです。一家に1つどうぞ。
実は転んだ後は骨を折った肘よりも、激しくすりむいた膝の方が重症かと思っていました。こちらも治るまで3週間くらいかかったのですが、治った後も皮膚がまだ薄いのでテープを貼っています。
このテープ、医者でもらったのですがなかなかいいのです。普通絆創膏をずっと貼っておくと蒸れて何とも言えない臭いになったり、毛に貼り付いて剥がすのがむちゃくちゃ痛かったりしますよね。
このテープの場合、結構肌にしっかり密着して剥がれにくいのに、いざ剥がすときはそれほど痛くないのです。さらに通気性がいいので、剥がした跡もさっぱりとしています。シャワーをかけても大丈夫です。
ほぼ治ったなという傷に貼るのには絆創膏よりずっといいと思います。市販はされていないのかと思ったら、一般用のものも出ているようです。一家に1つどうぞ。
「カルト・ワイン」の1つとして有名なColgin(コルギン)のセミナーに参加しました。この夏、Colginの社長に、Harlan傘下Bondの支配人だったポール・ロバーツ氏が就任というちょっとびっくりなニュースがあり、そのポール・ロバーツ氏が来日して説明しました。また、ポール・ロバーツ氏の移籍と関係あるのかどうかは分かりませんが、日本のインポーターがHarlanと同じ中川ワインに変わっています。
ColginのオーナーはAnn Colgin氏。米国からロンドンに留学して美術を勉強し、オークションハウスとして有名なクリスティーズに入社しました。美術部門の向かいがワイン部門で、マイケル・ブロードベントなどの有名人と知り合いになってワインにも興味を持つようになりました。
その後、有力なオークションハウスのサザビーズに招かれ、ロスアンゼルスでワインのオークショナーになりました。
ナパにもしばしば訪れるうちにワインを作りたいと思うようになり、ヒルサイドの畑を探すうちに、ナパの東側にあるプリチャード・ヒルに土地を見つけました。
最初のヴィンテージである1992年のワインが市場に出たころは、まさにカルト・ワインの繚乱期。ヘレン・ターリーが作ったワインはその1つとして注目されるようになりました。これまでColginのワインはWine Advocate誌で6回100点を取っており、Harlanなどと並んで、ナパの最高のワインを作っています。
なお、当時の夫であるフレッド・シュレーダー氏は現在はSchrader Cellarsのオーナー。こちらも近年100点ワインを連発して、カルト・ワインの仲間入りをしています。
さらに、現在の夫のジョー・ウェンダー氏はブルゴーニュのメゾン・カミーユ・ジローのオーナーと、ワイン業界の一番きらびやかなところにいると言っても過言ではないかもしれません。
ColginのオーナーはAnn Colgin氏。米国からロンドンに留学して美術を勉強し、オークションハウスとして有名なクリスティーズに入社しました。美術部門の向かいがワイン部門で、マイケル・ブロードベントなどの有名人と知り合いになってワインにも興味を持つようになりました。
その後、有力なオークションハウスのサザビーズに招かれ、ロスアンゼルスでワインのオークショナーになりました。
ナパにもしばしば訪れるうちにワインを作りたいと思うようになり、ヒルサイドの畑を探すうちに、ナパの東側にあるプリチャード・ヒルに土地を見つけました。
最初のヴィンテージである1992年のワインが市場に出たころは、まさにカルト・ワインの繚乱期。ヘレン・ターリーが作ったワインはその1つとして注目されるようになりました。これまでColginのワインはWine Advocate誌で6回100点を取っており、Harlanなどと並んで、ナパの最高のワインを作っています。
なお、当時の夫であるフレッド・シュレーダー氏は現在はSchrader Cellarsのオーナー。こちらも近年100点ワインを連発して、カルト・ワインの仲間入りをしています。
さらに、現在の夫のジョー・ウェンダー氏はブルゴーニュのメゾン・カミーユ・ジローのオーナーと、ワイン業界の一番きらびやかなところにいると言っても過言ではないかもしれません。
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将来自分でワインを作ってみたいと考えている人は少なからずいると思います。今日はそんな方へのツアーの案内です。
とはいってもカリフォルニアではなく、もっと身近な山梨・勝沼。10月19日、新宿からの日帰りバスツアーです。
定年後にワイン作りを始めた東夢の高野社長、アルガブランカ・イセハラで有名な勝沼醸造の有賀社長の話が聞けるという充実した内容です。
山梨県の職員もアテンドするので、まじめにワイン作りに興味があるなら参加して損はないと思います。
詳しくはこちらから。
とはいってもカリフォルニアではなく、もっと身近な山梨・勝沼。10月19日、新宿からの日帰りバスツアーです。
定年後にワイン作りを始めた東夢の高野社長、アルガブランカ・イセハラで有名な勝沼醸造の有賀社長の話が聞けるという充実した内容です。
山梨県の職員もアテンドするので、まじめにワイン作りに興味があるなら参加して損はないと思います。
詳しくはこちらから。
いわゆるカルト・ワインの中でもスクリーミング・イーグルと並んで一目置かれているのがハーラン・エステート。オーナーであるBill Harlanの息子、Willが新しいワイナリを始めました(A Napa-Valley Master Inspires a New Generation - WSJ.com)。
ワイナリ名はMascot。ワインはカベルネ・ソヴィニョン。2008ヴィンテージを75ドルで販売します。
実はこのワイン、HarlanやBondの畑の中で若すぎて使えないブドウを集めて作ったもの。さすが、Harlanでないとできないプロジェクトでした。今回の生産量は500ケースですが、将来は1000ケースまで増やす意向です。
Willは1987年生まれ。デューク大学を卒業後はコロラドでWebサイトの運営などをやっていたそうです。Harlanを200年続くワイナリにしたいと公言しているBill Harlanにとっては、引き継いでくれる人材が戻ってきたことは嬉しいのでしょう。
ワイナリ名はMascot。ワインはカベルネ・ソヴィニョン。2008ヴィンテージを75ドルで販売します。
実はこのワイン、HarlanやBondの畑の中で若すぎて使えないブドウを集めて作ったもの。さすが、Harlanでないとできないプロジェクトでした。今回の生産量は500ケースですが、将来は1000ケースまで増やす意向です。
Willは1987年生まれ。デューク大学を卒業後はコロラドでWebサイトの運営などをやっていたそうです。Harlanを200年続くワイナリにしたいと公言しているBill Harlanにとっては、引き継いでくれる人材が戻ってきたことは嬉しいのでしょう。
先日、カリフォルニアワインのインポーターとして有名な中川ワインの試飲会に行ってきました。カルト系のワインのラインナップも凄かったのですが、一番印象に残ったのは3000円台のシラーでした。
ワイナリはCopain(コパン、ワイナリ記事はこちら)。Tous Ensemble(トゥザンサンブル)という安価なシリーズのシラーですが、濃すぎず薄すぎず実にいい感じ。ブラインドで飲んだら1/3くらいの人はピノ・ノワールだと思うんじゃないかという味わいでした。
これで3000円台は「買い」ですよ!
ほかにも新着のピノ・ノワールやシャルドネなど、おもしろいのがいろいろありました。その辺りもまたショップに入ってきたら紹介します。
ワイナリはCopain(コパン、ワイナリ記事はこちら)。Tous Ensemble(トゥザンサンブル)という安価なシリーズのシラーですが、濃すぎず薄すぎず実にいい感じ。ブラインドで飲んだら1/3くらいの人はピノ・ノワールだと思うんじゃないかという味わいでした。
これで3000円台は「買い」ですよ!
ほかにも新着のピノ・ノワールやシャルドネなど、おもしろいのがいろいろありました。その辺りもまたショップに入ってきたら紹介します。
ソノマに新しいAVAができました。名前はMoon Mountain Districtです(Feds approve Moon Mountain AVA in Sonoma Valley | The Press Democrat)。
場所はマヤカマス山脈の西側。ソノマ・ヴァレーの中にあるサブAVAという位置づけになります。有名なところではMonte Rossoの畑が、このAVAに含まれます。
ちなみに、Paso Roblesでは11のAVAが同時進行で申請中です。AVAを覚えるのも一筋縄では行きません。
場所はマヤカマス山脈の西側。ソノマ・ヴァレーの中にあるサブAVAという位置づけになります。有名なところではMonte Rossoの畑が、このAVAに含まれます。
ちなみに、Paso Roblesでは11のAVAが同時進行で申請中です。AVAを覚えるのも一筋縄では行きません。
シャトー・ペトリュスでもワイン作りをした実力派ワインメーカーDavid RameyのワイナリがRamey Wine Cellars。クラレットやカベルネ・ソヴィニョンとHydeやHudsonといったCarnerosの畑のシャルドネで有名なので、なんとなくナパのワイナリのように思っていましたが、実はソノマのHealdsburgにあります。
先日、それに気付いてワイナリ紹介を書いたところですが、たまたま柳屋でも新入荷で出ていました。
ソノマ・コーストのシャルドネが輸入元変更などで税抜き4000円台というありがたい価格。しかもブドウの提供元はどれも単一畑で出てもおかしくないところ。マルティネッリが単一畑を作るCharles Ranchが61%を占めるのに加え、Ramey自身が単一畑で95点(WA)を取っているPlattが15%、Aubertなどで知られるRitchieが5%など。
単一畑のワインと比べると新樽率が25%と低いといったことはありますが、飲みやすさや料理への合わせやすさで言えば、そちらを選ぶ人も多いでしょう。
ちなみにWAで95点のHudsonも出てます。
先日、それに気付いてワイナリ紹介を書いたところですが、たまたま柳屋でも新入荷で出ていました。
ソノマ・コーストのシャルドネが輸入元変更などで税抜き4000円台というありがたい価格。しかもブドウの提供元はどれも単一畑で出てもおかしくないところ。マルティネッリが単一畑を作るCharles Ranchが61%を占めるのに加え、Ramey自身が単一畑で95点(WA)を取っているPlattが15%、Aubertなどで知られるRitchieが5%など。
単一畑のワインと比べると新樽率が25%と低いといったことはありますが、飲みやすさや料理への合わせやすさで言えば、そちらを選ぶ人も多いでしょう。
ちなみにWAで95点のHudsonも出てます。
渋谷にワイン好きのためのArchitecture&Plan - 建築と間取り | Wine Apartment ワインアパートメントが10月1日、誕生します。
一種のワンルームマンションですが、(1)各部屋に26本入りのワインセラーが付属、(2)地下に最大1万本収納できるワインカーヴがあって利用可能、(3)レンタルグラスを用意、(4)押上の人気ワインバー「遠藤利三郎商店」が1Fにあり、ケータリングでも利用可能)、(5)ソムリエが常駐し、イベントが開かれたり、100種類のグラスワインを用意したりする、といったワイン好きにとってはいたれりつくせりの仕様になっています。
気になる賃料は239,000円~258,000円。このほか2万円の管理費が必要。地下のカーヴは月額18,000円~(168本~)。
月30万円くらいかかることを考えると、相当お金が余っている人がセカンドハウスとして利用とか、ワイン関係の会社がパーティスペースとして利用、といったことぐらいしか思いつきません。
いったいどういう人が借りてどのように使うのか、気になりますね。優雅なワインライフが待ち受けているのでしょうか?
一種のワンルームマンションですが、(1)各部屋に26本入りのワインセラーが付属、(2)地下に最大1万本収納できるワインカーヴがあって利用可能、(3)レンタルグラスを用意、(4)押上の人気ワインバー「遠藤利三郎商店」が1Fにあり、ケータリングでも利用可能)、(5)ソムリエが常駐し、イベントが開かれたり、100種類のグラスワインを用意したりする、といったワイン好きにとってはいたれりつくせりの仕様になっています。
気になる賃料は239,000円~258,000円。このほか2万円の管理費が必要。地下のカーヴは月額18,000円~(168本~)。
月30万円くらいかかることを考えると、相当お金が余っている人がセカンドハウスとして利用とか、ワイン関係の会社がパーティスペースとして利用、といったことぐらいしか思いつきません。
いったいどういう人が借りてどのように使うのか、気になりますね。優雅なワインライフが待ち受けているのでしょうか?